こんにちは!

アラフィフ、ワーママのなおです。

障害を持つ6歳の男の子を育てています。

 

 

 

 

 

ブログを訪問してくださり、

ありがとうございますラブラブ

 

 

 

 

前回の記事の続きです。

 

 

 

 

 

 

 

保育園のトイレから

なかなか出てこないショウを

待ちながら、これからどうしようか

考えていました。

 

 

 

 

ここから電車と歩きで40分ほど。

しんどいからもうタクシーで帰ろうかと

一緒にお迎えに来てくれていた母と

相談していました。

 

 

 

 

まだトイレに座り続けている

ショウのもとへ行き、

タクシーで帰ろうかと考えていることを

伝えると、速攻でトイレから出てきました。

 

 

 

(そうなるだろうことは予想していました)

 

 

 

 

駅前でタクシーを探しましたが、

この日は寒い雨の日。

誰もがタクシーを使いたくなるのか、

空車が見当たりません。

 

 

 

 

タクシーが見つからないことを悟り、

すでに泣き始めているショウ。

 

 

 

とりあえず自宅の最寄り駅まで

電車で行ってからタクシー探そうと

言っても号泣。

 

 

 

泣いているショウを

どうにかひと駅電車に乗せ、

最寄り駅に到着。

 

 

 

しかし、こちらの駅でも

やっぱりタクシーを

つかまえることができません。

 

 

 

 

「タクシーがいい」と駅前で

さらに激しく泣くショウに

人々の視線が集まります。

 

 

 

 

安易に「タクシーで帰ろう」と

言ってしまったことを後悔しました。

 

 

 

 

 

駅前で号泣し続けるショウの前に

突然大柄の男性がこぶしを

振り上げて近づいてきました。

 

 

 

驚いた私は一瞬、身構えました。

 

 

 

男性はショウに向かって

 「泣いちゃ、ダメなんだぞ~」と

 大きな声で言いました。

 

 

 

 

びっくりして泣き止むショウを見て

手を下ろしました。

 

 

 

母と私が

「ありがとうございます」と言うと

にっこりして立ち去ろうとしました。

 

 

そのとき、またショウが泣き出したら、

すぐに戻ってきて、

 

 

 

「泣いちゃ、だめだぁ~」と

  ショウをじーっと見ながら言いました。

 

 

 

 

泣き止んだのを見届けて

今度は本当に立ち去っていきました。

 

 

 

 

その男性は

知的障害を持つ方のようでした。

 

 

 

 

大人の知的障害の方と接したのは

初めてでした。

 

 

 

 

誤解を恐れずに言うと

思っていた以上に

意思疎通ができることに

正直驚きました。

 

 (あえて率直な印象を書きました)

 

 


 

おそらく状況を察して

その男性なりに

私たちを助けようと

してくれたのだと思います。

 

 

 

 

誰もが見て見ぬふりをする中、

その人は声をかけてくれたのです。

 

 

 

 

 

母と私も最初は驚きましたが、

第三者が介入したことで

一瞬でもショウが泣き止み、

場の空気を変えられたのです。

 

 

 

 

そのことに心から感謝をして、

男性に対して

「ありがとう」という言葉が

自然に出ました。

 

 

 

 

 

結局、男性が立ち去ると

ショウはまた泣き出し、

大勢の人が遠巻きに

私たちを見ていました。

 

 

 

 

泣いているショウを引き連れて、

やっと家まで

たどり着くことができました。

 

 


 

最初に学童を出てから

2時間以上経っていました。

 

 


 

3人とも身体は冷え、

疲れ切っていました。

 

 

 

 

 

登校時だけでなく、下校時にも

スムーズに帰れなくなってしまった

ショウに心配と不安しか

ありませんでした。

 

 

 



 

 

なお

 

 

 
 
 

 

 

ランキングに参加しています。

応援よろしくお願いしますニコニコ

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★

 

ルンルンはじめましての方へルンルン

 

なおってどんな人?

 

 

簡単な自己紹介はこちら

 

さらに知りたくなった人は私のストーリー

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★