boncheminのブログ
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岐阜RAVI

尾崎豊さんの歌で、〜ひとりぼっちの汗は誰の目にもとまらない♪〜

って言うフレーズがある。〜午後4時に工場のサイレンが鳴る〜♪ なんて頭の中で口ずさみながら、18歳くらいの頃ひたすらアルバイトしてた。

自分の中では歌の主役になったつもりで。


あれから歳月も経って、なぜか今もひとりぼっちの汗を流してるオイラ、若い頃の汗は光ってたけど、オッさんの汗はもはやオヤジ臭しか感じないなぁ。


あの頃は本当に孤独ではなくて自分で勝手に壁を作って孤独感に浸ってただけで、今はリアルに孤独だ、とは言っても調理の仕事をほぼ一人でやってるってだけの話なんだが。

僕を支えてくれる人たちはありがたい事にちゃんといます。

若い頃、尾崎の歌に出てくるような口うるさい大人になりたくないなんて思ってたくせに、いつの間にかそんな事忘れて、自分のスタッフに対してクドクド怒る大人になってた。

だから今、独りなんだなと自省してます。

まぁ言い訳させてもらえるなら、お店を始めた頃は必死でしたから、、、

今はそういうエネルギーをうまく調整できる年頃になったと言うか、。

でも、当時のスタッフには今も感謝してます。

たくさんいるけど、今日は今、岐阜の郡上で自分のお店を開いて活躍してる会長こと山下君のお店を紹介します。

本当はとっくにブログに書こうと思っていたのに、僕がここ数年ブログ無精になっていて、ようやく書いてるわけで、、。

もうオープンして5年くらいになるのかな。

僕も3年近く前にお邪魔しました。

彼に聞いてたのは一軒家を改装したって話だったので、また岐阜と言う場所から勝手に藁葺き屋根の店を想像してたら、かなりモダンな造りで広々として、駐車場もある、羨ましくなるようなお店の佇まいです。

彼はボンシュマンで5年くらい働いてくれました。

当時、僕は脱サラしてきた人だと思ってたんだけど、実はちゃんと働くのはウチが初めての(自称)新卒だったようです。😆

と言うか、いつもニコニコしていて人の良さそうなどこか落ち着いている感じから年齢以上に見えたのかな。一言で言えば〇〇てる、あ、コンプラ、コンプラ。😅

でも冗談はさておき、優しいけど芯がしっかりした青年で誰からも好かれるキャラクターだと思います。

怒りんぼの僕の下で精一杯ボンシュマンを支えてくれました。

出身が岐阜なのもあって、ウチの後は名古屋の名店キタムラシェフのところで働いてスーシェフまで勤めてのち独立開店で、今は一目置かれる存在です。

お店は素敵な奥様と時々彼の優しいお母さんに手伝ってもらったりの家族で切り盛りしています。

僕も一度しか行った事がないので、ハッキリはわからないんですが、いや美味しいのはもちろんですが、地域に根ざした料理を心がけているように思います。

まぁ、何にしても彼の人柄やご家族の温かさみたいのに触れたら、きっとファンになると思います。

皆さまあちらの方にご旅行の際はぜひRAVIラビを旅のスケジュールに入れて下さい。







ジョジョ風なルル 


4月のある晴れた朝に

お休みをいただきました。

気持ちのいい天気でゆっくり過ごせました。

とは言え、4月でもうこんなに暑いのか、

といささかげんなりもしてしまうような。


最近のお休みは雨がひどくないかぎりは、ほぼルルと一緒に遊んでるバ飼い主の僕ら、昨日もテクテク散歩してました。

ようやくルルも軽快なステップでクンクンしたり走ったりするようになってきました。

お休み、青い空、そして桜が散って新緑がちらほらの4月に、おだやかな気持ちで歩いていると「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」と言う短編小説のタイトルが浮かんできます。

本が好きな人なら聞いた事があるかもしれない、村上春樹さんの人気のロングセラーです。


こないだ本屋さんに行ったらイラスト付きのかわいい本になって売っていたので思わず買ってしまいました。何度も読んでるけど。

この話を読むと、人は自分の未来を自分の思うように変える事ができる、と言うのと、結局のところ、人間は良くも悪くも他人が作った虚構のものに泣いたり笑ったりしているんだなと、少し冷めたような2つの感想が浮かんできます。

色んなコンテンツが蠢く現代を遥か前から予言してたかのような、と言うと大げさかもしれないけど、スラスラ読める話と楽しいタイトルで、僕も結構好きな話です。


まぁそんなわけで、僕らはルルと3人、そしてランも一緒に楽しい休日を過ごしました。







至福

皆さんは至福の時ってありますか。

今はいろんなものがあふれていて、このワードもよく見る気がする。

時々僕は心の中でこの言葉を感じるんだけど、きっとみんなそれぞれあるだろうな。

例えば僕は、最近だとお気に入りのドーナツを食べてコーヒーを飲んでる時、とか、我が家のルルが僕の布団に潜って来て、腕まくらで寝てくれる時、とか、普段仕事の時、クタクタに疲れ切った時に入るお風呂、とか。、、

まぁ人それぞれだろうけど、こうツラツラと書いてると、結局のところ仕事してない時だな。

まぁ、仕事とか能動的に動いてる時は至福と言うより嬉しいと言う感情かなぁ。

そりゃあ僕だって、きれいごとばかりじゃなくて、あんまり気乗りしない時もあります。

ただ僕らの仕事はお客さんが相手なので手は抜きません。

そんな僕らの仕事のハイライトはやっぱり作る楽しみ。

それが上手くいって美味しくできた時、お客さんが喜んでくれた時は嬉しい、となる。

今は毎日毎日時間に追われて、仕込みを終わらせる事と片付け掃除をきちんとこなす事ばかり考えてしまうんだけど、この仕事のそんな楽しい側面を忘れないでどこかに楽しむ余裕があって働ければいいなぁと思います。

だから前は良くスタッフにも、何か楽しみを見つけるといいよ。なんて言ってました。

そんな事言っときながら、休憩もしないでがむしゃらに仕込みをして山のように仕込みがあると時にイライラしたりしてしまう。

結局のところ、自分で自分をイライラさせてるだけなんだよね。


誰にも後ろ指差されるわけじゃないんだから、自分のペースでその日のスケジュールで働こうと、このごろ思います。

で、疲れたあとはビールを飲んでプハーッと至福を感じる、かな?





困ってないよ、こういう顔なんですけど何か?


ランがまた帰って来てくれた☺️

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