F(エフ)の呪縛 | 内から見る創価学会

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活動停止した創価学会の会員です。
今の組織に対する私の思いを書き記します。
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最近聞いた話だが「幸福の科学」は大川隆法総裁が死亡したにも関わらず、教団としては正式発表せず、会員にはいつか復活するものと言われているそうだ

 

 

まさにカルトなお話しなのだが、一方でもう二度と表舞台に出れることはない師匠を未だに「お元気な」と言い合い、本部から数々の会合に、本人らしい言葉でメッセージを送り続けることもカルトと言わずして何なのだろうか?

 

 

数日前の新聞でもこんな記事があった

 

マレーシア・ニュー・エラ大学学院から、書籍「人間主義と平和の道へ」が出版され、池田先生が発刊に際して新たに序文を寄せた

 

 

いつまでこんな嘘をつき続けるのだろう

 

 

そして昨日もまた「中部代表幹部会」へメッセージが届く

 

 

もはや本人が書こうが書くまいが、本部から池田大作名で発信される言葉は、すべて本人自らが送ったものとなるのは通常運転なのである

 

 

 

 

今回、海外から多くのSGIメンバーが本部幹部会に参加した

 

画像で見る限り、あれだけ多くのメンバーが本部幹部会会場の中央最前列を陣取るのは、私が知る限りあまり記憶にない

 

会員や外部に向けて、これだけ「ワールドワイド」な学会になりましたとアピールしたいのだろうか

 

 

ところで海外から遠路はるばる、中には地球の裏側からも大挙して来られたメンバーたちは、いつもメッセージをくださる師匠と会いたいと思っていないのだろうか

 

 

そんなはずはない

 

 

お元気なら一目でもお会いしたいと思うのが弟子として当然の思いであり、会合参加ができなくとも、せめて今の本人の映像、または生の声だけでも欲しいに決まっている

 

 

あれだけメッセージをくださるお元気な「はず」の師匠がここまで雲隠れしていることに違和感を感じながらも、誰もそこに触れてはいけない暗黙の了解でもあるのか

 

 

実際、本部幹部会ではお決まりの創作されたメッセージの代読があり、過去の本人の揮毫についてやたら意義深い(?)お話になっていた

 

 

つまり「幸福の科学」同様、もはやカリスマ教祖は永遠の師匠であり、本人がいようがいまいが、本人らしい言葉を弟子たちが巧妙に発信することで教団は維持されるのだ

 

 

何とも不可解な現象であるが、それが新興宗教たる所以かもしれない

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

さて、組織では夏季友好週間も明け、一気に選挙モードに変わったようだ

 

予想通りと言えばそうなのだが、支持率低下で秋ごろにはと言われていた衆議院解散はどうも不透明になっている

 

にもかかわらず、いつあってもすぐ臨戦態勢に入れるよう早々と準備態勢に入るあたりはさすがだ

 

しかし会員たちにとって、始まりも終わりも見えない選挙戦ほど苦痛なものはない

 

すでに配布されている選挙チラシを持ってまた毎週のように交流に出かけ目標のFに向かって走り出す

 

 

ある方が「X」(旧Twitter)にポストされていたが、創価学会の選挙におけるFは今や「フレンド」の意味ではなく「フェイク」のFだと

 

なかなか面白いことを言われると感心した

 

そう、フレンドの定義は地域差はあれど1ケ月で世帯の10倍のFなどそう簡単にとれるものではない

 

つまりほとんどの地区では、活動家は目標に対し「フェイク」の報告がなされていることは組織にいれば誰でも何となくわかる

 

 

そもそも本部でも今はFの数は昔のようには参考にならないことはわかっている

 

昔は、例えば末端から上がってきたFが1万あったとしたら、その内の何パーセントという数が得票の目安にはなっただろう

 

しかしながら、これだけ組織が弱体化し活動家が目に見えて減少した今は、もはやそれは目安にもならない

 

エア報告つまり「フェイク」の数が増えていれば尚更だ

 

つまりFの数などまったくあてにならず、現状を考えると報告の必要などないはず

 

なのに、なぜ未だにFの目標を掲げさせ続けるのか

 

 

答えは一つ

 

 

「目標を掲げさせないと会員が動かないから」

 

会員のモチベーションを高めるために、明確な数字の目標は絶対必要なのだ

 

 

Fは「Fake」のFであると同時に「Fight!」のFでもあると私は思っている

 

Fightは英語では本来、日本で使われるように「頑張れ」というようなやさしい意味ではない

 

あくまで「戦う」との意味である

 

 

つまりFは数ではなく、会員に対する組織トップからの「戦え!」という大号令であり呪縛をかける隠語なのである

 

 

 

F(エフ)の呪縛