本日のマリンパル出演は、今年最後の回。
4月より出演させていただいているご縁に感謝の一年でした。
今日は、書籍一冊と、絵本一冊を紹介させて頂きました。
クリスマスになると、普段は忙がしくしていても、日々に感謝する気持ちになったりしますよね。
だからってわけではないけれど、私ってしあわせ?しあわせって何?なんて、不安が、時々、忍び寄る時ってありますよね。
そんな時、手にして読んでいただきたい2冊です。
そして、そのつながりで「しあわせになあれ。」
この絵本は名前がキーワード。
もとは、合唱曲。
作者の弓削田氏は、"名前は祈り"だと。
自分の名前には、名前をつけてくれた人の思いが入っています。
元気に育ちますように。
友達からたくさんできますように。
そんな、たくさんたくさんの、祈り。
祈りをもらった時点で、しあわせそのものだったに違いありません。
私も愛犬につけた名前は、祈りだったんだって気づきました。
先代の犬が亡くなり、悲しみにふける中、出会いがあり、これから先代の犬たちの分もしあわせになれますように、って。過去、現在、未来をリボンで結ぼうって、リボンと名前をつけたのでした。
見事にリボンは、まさしくリボンとなり、たくさんのたくさんの愛を、与えてくれました。
16歳と8か月。
おっきくて、ふわふわで、優しい優しい女の子。
ツンデレだけど甘えん坊で、食いしん坊。
獣医さんのところに行っても、先生が笑ってしまうほどの、こどもみたいなしぐさが、自慢の子でした。
もっと一緒にいられるかもって思っていたけど、命は不思議です。
年齢からくる内臓疾患から、奇跡的な回復を見せてくれて、そして、その2か月ご、亡くなる6時間前まで、元気な姿で、そして、亡くなったのです。
最後は苦しんだけど、がんばってがんばって。
ありがとう。出会ってくれて。
ありがとう。たくさんの愛。
ありがとう。ありがとう。
見返りを求めるでもなく、ただただ、そばにいて、私を信じて、しあわせな瞬間をいっぱいいっぱいくれたリボン。
それこそが利他。
私が今も、それを感じることで、過去となったリボンとの日々も、光輝く。いつまでもいつまでも。
思いがけず利他。
そして、それは、しあわせになあれと言う、祈りそのものだったんだなぁって。