6/22 東京8R 東京ジャンプステークス〔JGⅢ〕 | ボンボンマンのブログ

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障害を中心に馬券購入。基本は全レースの全馬をチェックして、減点方式で予想するスタイル。熊沢騎手の騎乗馬は、長所に重点を置いているので、贔屓目になることはご了承下さい。特注馬は6番人気以下を推奨して、5番人気以上を1頭でも無印することを目標とする。

推定タイム (芝)3,110m 【良】3.26.0


◎ ⑩ブラックボイス
2戦目で一変してから3連勝中で勢いに乗っているが、負かした相手も新潟レコードホルダーのヴェイルネビュラと中山GJ2着馬のジューンベロシティなら文句のつけようがない。順周り未経験も展開利が見込めそうなメンバー構成で鞍上も石神騎手ならロスなく立ち回ってくれそう。

〇 ③ジューンベロシティ
JGⅠでは少し力不足と判断していたが、前走は鞍上の好騎乗もあって乗り越えてくれた。外回り向正面で少し飛越を乱してしまい、直線は大きく外にヨレたのが勿体なかったが、上り最速で2着確保なら再評価する必要がある。

△1 ⑧ナリノモンターニュ
未勝利戦を勝ち上がってすぐに重賞に挑戦して崩れた以外は堅実な成績を残している。飛越は安定していて後半に脚が使えるタイプではあるが、あまり時計が速くなり過ぎると持ち時計が無いだけに不安が残る。前が速くなりそうなメンバー構成で道中脚が溜まるなら馬券圏内争いも可能。

△2 ⑬ヴェイルネビュラ
キャリア3戦で重賞挑戦はハードルが高いが、前走の福島でコースレコードを更新するなどポテンシャルは高い。人気の一角であろうブラックボイスとは前々走で差のない競馬をしていて、勝負所での仕掛けるタイミングや直線入り口の攻防からも逆転可能。小倉で稍重の経験もあって晴雨兼用も良馬場の方が有難く、週末の天気予報は味方になるはず。今回は乗り替わりも飛越巧者で先行力が武器なら鞍上ともマッチすると思うが、中間の稽古に騎乗した形跡が無いのは少し気にはなる。

△3 ⑨ロスコフ
出走馬で唯一の1勝馬で1/2の抽選を潜り抜けた運の強さもあるが、レース内容からも決して見劣りはしない。少し飛越に雑な面が残っていて、近2走とも最終障害で躓いて惜敗しているが、鞍上の積極的すぎる早仕掛けの影響もありそう。裏を返せば飛越さえスムーズにクリアして、脚の使い所を間違えなければ一発の可能性を秘めている。

×1 ⑭オールザワールド
使われる毎に飛越に安定感が増しており、キャリアは浅くても鞍上の指示に従順で操作性が高い。今回は初めての順周りとなるが、自在性があって優等生タイプなら対応は可能。持ち時計は水準もホッコーメヴィウスやヴェイルネビュラが淀みないペースで時計が水準以上に速くなった時は若干不安が残る。

×2 ①ダイシンクローバー
出走馬で唯一のJGⅡ勝ち実績があって、斤量は1kg余分に課せられていているが、一息入れた昨冬から全て着外と一時期の堅実さを失いつつある。勝ち馬がマイネルグロン、イロゴトシと相手が悪かったこともあるが、年齢的に上積みを望むのは厳しいのかも知れない。平地・障害を含めて全6勝しているが、全て中1週~中3週と明らかな叩き良化型なので、一度平地を叩いた効果には期待して良さそう。

×3 ⑫トゥルボー
2年以上のブランクから2度使われて、再び脚部不安があって今季初出走となる。重賞2勝の実績はここに入れば胸を張れるが、問題はどこまで状態が戻っているか。石神騎手がしっかり仕上げてくれている感もあって、力を出せる状態にはあると思うが、本番が中村騎手となるとテン乗りになるだけに不安も残る。前走は直線で止まってしまったが、見せ場たっぷりの内容で鉄砲実績もあって、左回り巧者となればオッズ次第で押さえる選択肢もあり。

×4 ⑪サクセスエース
未勝利とオープンを連勝して勢いに乗っていて、前走のレースレベルは水準で時計は良好と評価する。重賞レベルでどこまで戦えるのか不安はあるが、飛越フォームは固定障害向きと判断しているだけに軽視は禁物。


無 ②ホッコーメヴィウス
長期休養明けとなるが、今月に入ってからの帰厩で日数は浅い。以前から外厩先で調整をして、短期間でCWを長めからハードに追われるのが厩舎の特徴で減点材料にはならない。実績は文句なく、左順周りの条件もベストで絶好枠なら復帰緒戦から好走を期待するが、今回の最大のポイントは初騎乗の鞍上になるのは間違いない。経験、実績ともに物足りないのは勿論だが、同馬の長所を殺さない騎乗が出来るのかが不安材料。高速決着に持ち込んで後続に脚を使わせることが重要なので、道中で刻む微妙なラップの匙加減が出来るか否か

無 ④ギガバッケン
障害入りして馬券になれているのは福島のみで他場は全て5着以下。年齢的にも上積みは乏しく、身の丈に合った番組を選んだ方が狙いやすかっただけに、来週から始まる福島に向かって欲しかった。

無 ⑤ヴァレッタカズマ
未勝利通過に少々時間を要してしまったが、再入障後は後半の脚が安定して末脚にも磨きが掛かって連勝。前走はロスコフの飛越ミスに助けられた所もあって、全頭が1勝馬とレベルは決して高くは無く、今回は一気の相手強化と乗り替わりなど不安材料の方が多い。中間にCWで通った場所は違えど自己ベストを更新しているが、重馬場適性は未知も掘れた馬場は良くないと以前はコメントされていた。

無 ⑥ロードトゥフェイム
入障して前々走で初めて馬券圏外になった以外は全て3着以内と堅実に走ってくれているが、前走は一般戦でも勝ち切れなかった様に一時期の勢いは失くしてしまった印象。コース不問で大崩れは考え難いが、過去の鞍上が石神騎手、五十嵐騎手と関東のトップジョッキーだっただけに、経験の浅い坂口騎手となると割り引かざるを得ない

無 ⑦コウユーヌレエフ
爪の不安もあって休養を挟みながら大事に使われているが、10歳になっても現役を続けていられるのは関係者には頭が下がる。可動式、固定式は問わないが、左順回り限定で府中は最も実績がある得意な舞台。出来ればハナを切るのがベストも好位からでも問題は無いが、今回はホッコーメヴィウスなど先行馬も多く、楽な展開にはなりそうにはない
 

 

 

(コース概要)

スタート地点は2角寄りの1~2角中間地点。外枠が圧倒的に不利なコース形態で、頭数が多くなればなるほど、1周目向正面の入り方が重要になる。先行馬が外枠になれば、スタートから脚を使わされる不利もあって、内枠を引けばポケットで脚を溜められるだけに、先行馬の枠順が重要なポイントとなる。

 

(傾向)

東京(芝)3,110mの枠順傾向 ※東京JS、東京HJ、秋陽JSの当該距離
1枠(6,2,8,20) 
勝率 16.7% 連対率 22.2% 3着内率 44.4%
2枠(4,6,3,23) 勝率 11.1% 連対率 27.8% 3着内率 36.1%
3枠(3,2,4,45) 勝率 5.6% 連対率 9.3% 3着内率 16.7%
4枠(2,1,4,50) 
勝率 3.5% 連対率 5.3% 3着内率 12.3%
5枠(5,6,6,45) 勝率 8.1% 連対率 17.7% 3着内率 27.4%
6枠(7,5,4,49) 勝率 10.8% 連対率 18.5% 3着内率 24.6%
7枠(6,7,5,48) 勝率 9.1% 連対率 19.7% 3着内率 27.3%
8枠(4,7,3,56) 勝率 5.7% 連対率 15.7% 3着内率 20.0%

1~2枠は頭数が少なく率が上がるのは仕方が無いが、その中でも1枠6勝、2枠4勝している点は強調出来る。その他はそれほど大きな傾向はみられないが、何故か4枠だけは全ての数字が悪くなるのは不思議な傾向。

 

過去10年の東京JSにおける年齢別成績
4歳(2,1,1,7) 
勝率 18.2% 連対率 27.3% 3着内率 36.4%
5歳(3,3,2,26) 勝率 8.8% 連対率 17.6% 3着内率 23.5%
6歳(2,1,3,20) 勝率 7.7% 連対率 11.5% 3着内率 23.1%
7歳(3,2,0,22) 勝率 11.1% 連対率 18.5% 3着内率 18.5%
8歳(0,3,4,9) 
勝率 0.0% 連対率 18.8% 3着内率 43.8%
9歳(0,0,0,8) 勝率 0.0% 連対率 0.0% 3着内率 0.0%
10歳(0,0,0,3)  勝率 0.0% 連対率 0.0% 3着内率 0.0%
8歳以上の高齢馬の好走歴が少なく、9歳以上となると3着もない状況。4歳馬の活躍が目立つが、今年は4歳馬の登録が無く、5歳世代が一番若くなる。

 

 

 

【伏兵多し】[Hペース] 逃げ②、好位④⑦⑬、中団①③⑥⑨⑪⑫、後方⑤⑩⑭、最後方⑧

②が先手を主張して行くと思うが、他にも先行馬が多く、⑬が外から好位を獲りに来ると必然的に3角への入りは速くなりやすい。経験の浅い井上騎手がどこまで強気で速いラップを刻んでい変えるか次第。

 

【ポイント】

前述のとおりスタート直後の向正面の先手争いが最大のポイントになりそう。外枠の有力馬は縦長の展開が理想で⑩や⑭の鞍上はどこかのタイミングで内ラチ沿いを狙ってくるはず。ペースが落ち着いて団子状態になると外々を回らされる確率が上がるだけに、道中のペース読みが馬券にも繋がりそう。

 

 

【特注馬】 ⑧ナリノモンターニュ

【危険な人気馬】 ②ホッコーメヴィウス

 

 

3連複フォーメーション ③⑩-③⑩⑧⑨⑬-③⑩⑧⑨⑬①⑪⑫⑭ 計37点

馬連フォーメーション ③⑩-③⑩⑧⑨⑬ 計7点