ハマスの本音(インタビュー)

・ハマスにとってユダヤ人は人間ではない。動物と一緒なので屠殺するのと同じという結論です。※アラブTVに出演のハマスの副大臣(アブダラ・ジャルブ)

 

・コーランには”どこにいても彼ら(ユダヤ人)を殺せ”と書かれている。我らは可能なかぎり彼ら(ユダヤ人)と戦う。※ハマス共同創設者のマフマンド・アルザハール

 

・祈りの言葉より「アッラーよ、彼らを絶滅させてください。アッラーよ、我々にユダヤ人の首を取るようにしてください」※ハマス幹部(ハマド・アルレゲブ)

※彼らは残酷にも10月7日 本当にユダヤ人の首を取ったのです

 

・あなた達(イスラエル)の虐殺、絶滅、消滅の日は近い。※元ガザの内部大臣(ファティ・ハマド)

 

・ユダヤ人やシオニストが地上から一人もいなくなるまでこの戦闘は止めない。

 

なぜこんなにユダヤ人を憎むのか(日本の中東の専門家の説明)

・中東の専門家の人たちの説明によると「それはイスラエルがパレスチナを占領しているからだ。占領に対する止むにやまねる抵抗運動なのだ」というのです。※高橋和夫さんなど

 

・ガザ地区はイスラエルは占領していなく、パレスチナに譲渡しています。しかもエイジプトに支配されていた時のガザの電気使用パーセントは18%ほどで、8割の人たちは電気の無い生活をしていた。ところがイスラエルがガザ(エジプト支配下)を占領しパレスチナに譲渡したとき、イスラエル電力から電気も供給してあげており、それにより9割のパレスチナの人々が電力供給が出来るようになったのです。

 

土地の問題は関係ないハマスの幹部指導者のインタビューによると

Q:イスラエルが土地を占領したらか憎み合うことになったのでしょうか?

A:占領したかは関係ない!ユダヤ人は何も占領していなくても敵です。

 

Q:イスラエルがパレスチナを委ねれば友好関係は改善するのでは?

A:ありえない。私たちは彼らを愛さない。絶対に違います。あなたがたもユダヤ人は異教徒で敵という信念を持つべきです。

 

カタールのイスラム宗教指導者(ムハンマド・アル・ムライキ)※イラン同様 ハマスを支援している。

Q:イスラエルがパレスチナを返還すれば和解できるのでは?

A:たとえユダヤ人が土地を返しても我々はユダヤ人を敵として扱う。なぜなら彼らは異教徒だからだ。

 

エジプトのイスラム宗教指導者※ムスリム同胞団(エジプトでは非合法化されている)の指導者(サラーム・アドブ・アルカウル)

Q:憎しみは何も産まないのでは?

A:我々のユダヤ人による憎しみは信仰に基づいている。コーランは我々にユダヤ人を憎めと教えているのです。愛せと言っているのではありません。

 

以上のことを飯山陽さん以外の中東イスラム専門家は誰も言っていない。

 

ハマスの議定書

シオンの議定書を引用しています。これはロシアでできた反ユダヤ陰謀論のバイブルで、偽書です。捏造ねつぞう文章です。

【ハマス憲章抄訳】

第11条 「パレスチナの地は、最後の審判の日までイスラム教徒の将来の世代のために聖別されたイスラムのワクフである」

➡️ワクフとは、譲渡不可能な財産という意味。パレスチナの地全土は誰にも譲渡してはならない。これはアラーへの寄進地であるからここにイスラエルという国が存在していることは許されてはならない。

 

第13条「(平和)イイシチブや、いわゆる平和的解決策、国際会議は、イスラム抵抗運動の原則に反するものである」「パレスチナ問題はジハード意外に解決策は無い」

➡️つまり話し合いで二国家を共存させるようにしようというのがオスロ合意の精神ですが、それを頭から否定しているのがハマス、イスラム原理主義の考え方なのです。

 

第15条「敵がイスラムの地の一部を簒奪さんだつした時点でジハ-ドは全イスラム教徒にとっての個人敵な義務となる」

➡️敵はイスラエル。つまり「イスラエルへの戦争は全イスラム教徒にとって個人的な義務。全世界のイスラム教徒、イスラエル攻撃に参加せよ!」と言っているわけ。これがハマスの行動原理です。これに基づいて行動しているのです。イスラエルが占領しようがしまいが関係ありません。存在そのものが許せないと言っています。

 

爆弾この10年間でサウジアラビアがイエメンのフーシ派を倒すために爆撃をしています。これにより40万人が殺された。

爆弾シリア内戦は2011年からいまだに続いている。50万人殺された。アサドは国民の上に化学兵器を落としたのに、いまはアラブ連盟の中で復帰しています。

 

 しかしイスラエルの問題になるとイスラエル批判ということで皆が立ち上がる非常に不思議な現状が起きているわけです。

 

イスラエルはハマスへの攻撃を止めない

 いまハマスを倒しておかなければ、もっと大きな攻撃を仕掛けてくるでしょう。イランによって巨大化したイスラム原理主義グループが一斉にイスラエルをおそいかかったら大ダメージを受けて国家崩壊存亡の危機にまでなった時に、黒幕のイランは出てくる!

①ハマス(ガザ地区)・・・元々はエジプト「ムスリム同胞団」のガザ支部。イランの他に、カタール、トルコなどが支援している。

②ヒズボラ(レバノン)・・・レバノンを拠点に活動するイスラム教シーア派の武装勢力。ヒズボラが有する戦闘員は最大4万5000人と、国以外の武力では世界最強と言われている組織。規模も大きく色々な武器をもっている。

③パレスチナ・イスラミック・ジハード(PIJ)(ガザ地区)

④フーシ派(イエメン)

⑤カタイブヒズラボ(イラク)

⑥バドル機構(イラク)

 

【コッズ部隊】
 ハマスやフーシなどを訓練している黒幕は「コッズ部隊」という組織で、イランの軍事組織「イラン革命防衛軍」の中で主に国外での特殊任務を担う部隊です。
イランvsイラク戦争が終わったころに作られた部隊で、イランの中でもちょっと特殊なもので、革命防衛隊の司令官をすっとばして最高指導者アリー・ハーメネイと直結していて対外破壊工作を一任されています。

 

 イランは周辺国に自分たちの影響力を広げる狙いがあり、その影響力を広げていくためにもそれぞれの国に自分達が好きに動かせる手下みたいな存在が必要になってくるわけです。だから長年かけて色々な組織を支援・育成してきたのです。

 

◉ハマスの戦略的最終目標

・イスラエルを滅ぼしその全土をイスラム原理主義の土地にすることは第一段階

・最終的にハマスが考えているのは全世界をイスラム統治の元に置くこと。2022年12月12日にイエメンTVにハマスの代表者が出演「我々は自分の国のことだけを考えて解放しようとしているのではない。5億1000万平方キロメートルの地球上を見渡したときにシオニストと陰険なキリスト教の支配下の中にあるものをイスラムの支配下に置くために解放するのだ」

 

 イスラエルで彼らの野望が成功したら、イスラム原理主義の動きが世界中にどんどん広がっていくこととなる。

 

イスラムの2つの世界観

ダール・アルイスラム…イスラムの支配下に置かれているエリアです。イスラムに服従を誓っている。

ダール・アルハルブ…戦争の家と呼ばれており、イスラム教に帰依していない地域。この地域をイスラムの家にするためにジハードすることが教え。

 

 このイスラム原理主義をガッチリと食い止めているのがイスラエルです。イスラエルがここで転けたらドミノ倒しのように全世界に広がっていく可能性がある。

 

海外にいるハマス幹部を成敗せいばいすること

・イスラエルはハマス根絶こんぜつのためにガザ地区にいないハマスの幹部たちを最終的に成敗しようと計画しています。

・実行部隊はガザ地区にいた者たちで、命令を下したのは外国にいるハマスの最高幹部たちです。彼らはカタールトルコにいます。

 

・エルサレムポストによると、ハマスの最高幹部3人がカタールから追放された。なので幹部らはGPS追跡を逃れるため携帯の電源を切り別の所にいたのです。なぜカタールは彼らを追放したのかというと、イスラエルが彼らに対して討伐の宣言をしているからです。カタールにはそれを防ぐ安全保証の力がないのでしょう。

 

・トルコにもハマスの幹部が居ます。しかしトルコのエルドアン大統領は「イスラエルが我が国でいらんことしたら、必ずイスラエルに報復する」と宣言しています。このことによってイスラエルとトルコとの関係が非常に悪くなっていくと思われます、というのもイスラエルはそんな事で諦めないからです。

 

旧約聖書エゼキエル38章の預言

 患難時代に入る前に世界は大きな中東戦争を見ることとなると預言しています。その中東戦争は、ロシアが軍事同盟を結んだイラン、トルコを率いてイスラエルに侵入するという預言です。エゼキエル書の預言なのでエゼキエル戦争とも呼ばれます。

 

(エゼ38:5-6)ペルシャとクシュとプテも彼らとともにいて、みた盾を持ち、かぶとを着けている。ゴメルとそのすべての軍隊、北の果てのベテ・トガルマとそのすべての軍隊、それに多くの国々の民がおまえとともにいる。

 

・ペルシャはイランです。

・ベテ・トガルマは現在のトルコです。トルコはアナトリア半島にあります。アナトリア半島の東半分はヒッタイト人の発祥の地。

※クシュ(スーダン、エチオピア)プテ(リビア、ソマリア)ゴメル(ドイツ)

※それに多くに国々の民

 

(エゼ38:8)多くの日が過ぎて、おまえは徴集され、多くの年月の後、おまえは、一つの国に侵入する。そこは剣から立ち直り、多くの民の中から、久しく廃墟であったイスラエルの山々に集められた者たちの国である。その民は国々の民の中から導き出され、みな安らかに住んでいる。

 

・「多くの民の中から、久しく廃墟であったイスラエルの山々に集められた者たちの国」はいまのイスラエル意外にありません。

・AD70年全世界に散らされたユダヤ人たちは1900年間 流浪の生活を送りましたが、現在のパレスチナに国を作りました。ただしパレスチナという国をつぶして作ったのではありません。先住民を追い出して造ったのではありません。無人の土地をお金を出して土地を買って、そこに共同体を築いていく中で、最終的に国際連盟の時代、サンレモ会議に基づいて「パレスチナの地にイスラエルの国を造りましょう」ということが合意されはじまった。その合意内容を受け継いだのが国連のパレスチナ分割決議案なのです。

➡️使い物にならないパレスチナ

 

・「多くの日が過ぎて、」エゼキエル書が書かれたのは約2700年前です。2700年前にすでにやがて歴史の終わりになるとロシア、イラン、トルコが一緒になって、再建されたイスラエルに攻め込んでくることが書いてあります。例えば、つい100年前でもこの預言は実現できなかった。なぜならイスラエルという国がなかったからです。しかし、聖書に書かれている預言はどんなに不可能にみえても必ず実現します。

 この再建されたイスラエルを巡って険悪な関係になるのが、ロシアやイラン、トルコ。特にトルコとイスラエルの関係は非常に険悪なものになっていくでしょう。トルコはNatoの一員ですが、西側の論理で動かない国になってしまいました。とても不思議ですがこれもエゼキエル戦争の成就を裏付けるものとなっているのではないでしょうか。

 

・エゼキエル書によると、やがてイスラエルに侵入してきた軍隊は1日にして全滅します。これはイスラエルを呪うものは呪われるアブラハム契約の実現でもあるのです。

 

 神はイスラエルを用いて人類に祝福を与える計画があることを聖書はいくども語っています。イスラエルを全滅させるということは、神の計画を壊すことになります。

 ユダヤ人を用いて神は人類を救済する計画、ユダヤ人の中に救い主を送って救い主を通して人類を救済する。このユダヤ人から生まれた救い主こそイエス・キリストです。

 

➡️知られていない、ガザの現実