健康で迎える3.11 | ブルガダ症候群ICD夫とIgA腎症妻のバイク好き生活

ブルガダ症候群ICD夫とIgA腎症妻のバイク好き生活

突然の心室細動、ブルガダ症候群の診断。ICD植込み手術。
健康、家族、仕事、そしてバイク……病気と生活のバランスに悩みながら、良い感じに落ち着いてきました。
……と思ったら、今度は妻のIgA腎症が発覚。
まだまだ悩みは尽きません。

昨年は妻の入院準備でバタバタしていましたが、今年は落ち着いた3.11を迎えられそうです。

 

健康に過ごせたことと、異様に暖かい冬だったということで、、例年より多くバイクで出かけています。

#なぜか3月に入ったら降雪が多く、まったく乗れてないんですけれど。

 

冬のバイクツーリングルートは沿岸部。

なので、近場の宮城県や福島県に関しては13年間の震災復興の姿を見続けています。

 

東松島市、野蒜海岸

自分の子供の頃、海水浴に毎年行った思い出の場所。

今回初めて震災復興伝承館を訪問。壁面の赤い線は津波の高さを示しています。
 

 

浪江町、請戸小学校

福島県浪江町。道の駅がとても元気があって訪れる度に嬉しい気持ちになる町。

福島県浜通りの多くの町、震災以前は良く知りませんでした。バイクツーリングで通過はするものの、目的地にはならなかったんですよね。近いので。

今ではすっかりお気に入りのお散歩コースになってます。

 
震災遺構の請戸小学校にも初めて訪れました。

時間が止まってます。
そういえば我が家も当日は上の子の卒業式でした。
 

 帰還困難区域

お隣の双葉町。写真奥の森より向こうは帰還困難区域。

何度通りかかっても原発事故周辺区域になると色々考えてしまいます。

帰還困難区域の縮小と並行して、ソーラーパネルで埋め尽くされている土地が増えた気がします。

 

津波被災区域だけではなく山間部もですけど。

人が減っていますので、田舎道を適当に走っているだけで廃屋や廃校、耕作放棄地、それらと入れ替わるように山林を切り開いたソーラーパネル。
ツーリングしながら「どうしてこうなったのかな?」と考えることが増えましたね。

 

話がそれました。

 

元旦の石川県の地震。最近は千葉東方沖の地震。起きてしまったことへのケア。これからの備え。

13年も経つと油断していることもあります。

自分は気を引き締めて。被災地には祈りを。