音楽に散財 | 注ぎ込まれる言葉(大人の発達障害・統合失調症)

注ぎ込まれる言葉(大人の発達障害・統合失調症)

頭の中に言葉が散文詩的にたまってくるので、ここに開放します

spotifyに入ったんです。
有料プランに。

元々、入ってたんですが、2,3年くらい前に解約してました。
今、出戻ると、3ヶ月ぶんタダで利用できるという餌につられて、再入会してます。

ここ数年は、もっぱらラジオ生活で、音楽鑑賞からは離れていました。
spotifyを再開してからは、誰もがそうであるように、僕も音楽の沼にどっぷりとハマっています。
懐かしい曲との再会、新しい曲の発見、膨大なラインナップの中を旅する毎日です。

僕の視聴環境は、ipadproのスピーカーだけでした。
4,5年くらい前に中古で買ったものでしたが、このタブレットのスピーカーが中々馬鹿にできなくて、結構聴かせるんですよね。スピーカーが4つついてるのは、ipadproだけです。

でも、せっかく素材があるんだから、出力もアップグレードしたいのが人情ですよね。僕も段々欲が出てきました。

そういえば、手持ちのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンも、だいぶ古くなってきたし、クリスマスシーズンとうい世間の雰囲気にも巻き込まれるように、この機会に、イヤホンヘッドホンなどの試聴環境を整えるかと、腹を決めました。

結果的には、ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン、有線イヤホン、ヘッドホンの、三つを買いました。
一度に揃えたのではなく、メルカリ、通販、実店舗と、価格の優位性や、ヘッドホンは店舗で実際に試聴して決めるなど、それぞれふさわしい手段で買い足していきました。

昨日は、ヘッドホンを選びに、藤沢のビックカメラに行ったんです。
googleマップによれば、4年前に訪れたと書いてあるので、4年ぶりですよ。
バイク駐輪場も、何もかも当時と変わらないままの藤沢駅。昨日来たような感覚でした。

僕は都内は行かないどころか、横浜方面もめったに行かないのですが、藤沢鎌倉湘南エリアは好きで、うろうろしたいエリアです。
ここらへんは観光地特有のゆるさだらしなさがあって、多少小汚い格好でも気にせず歩いても許されるおおらかな雰囲気があって、楽なんです。
できることなら、ここらへんに住みたいと思っています。

横浜方面とか都会になってくると、まず服を選ばなければいけないし、歩いている人たちは皆気を張っていますから、油断していると叱られてしまいそうで、疲れるんですよ。まあ行けと言われれば行けないこともないんですけど。僕は元々、都会って嫌いなんですよね。

で、そのゆるい空気感が心地良い藤沢ビックカメラで、ヘッドホンを何点か試聴。ていうか、いつのまにか試聴できるヘッドホンが昔より減らされてないか?その代わり、ワイヤレスイヤホンが、何種類もすげー取り揃えてある。ビックカメラとしては、こっちのほうが売れ筋だからプッシュしてるんだろう。

ヘッドホンには、密閉型と解放型があるんだけど、ハウジングが編み編みのスカスカになっていて、音が漏れ放題なのが開放型。僕らがよく知っているのは密閉型。
最近、各メーカーは、開放型を推していて、僕も無知だから、きっと僕の知らない音の広がりがあって、密閉型より良いのでは?などと思っていました。

実際、視聴してみると、なんか違うんですよね。開放型は広がりというか、美味しい音が逃げていく感じ。密閉型は、その美味しさを閉じ込めて逃がさないっていう感じ。ゼンハイザーのヘッドホンでさえその傾向は顕著で、好みもあるんだろうけど、僕の耳にとっては、良い印象や感触は得られませんでした。あえて言うなら、クラシックを聴くなら開放型がいいかなと。

ま、結局、何点か比べた末に、オーディオテクニカの密閉型のヘッドホンを買いました。
既に購入した、ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン、有線イヤホンと合わせると、結構な出費になりました。でも高いとは思いません。音楽は生活を彩ってくれるので、必要な投資です。

そういえば、spotify以外の、他のサービスも試しました。アップルとかアマゾンとか。
両方、ハイレゾに対応しているのが特徴です。spotifyは対応していません。
聴き比べましたが、僕の視聴環境では、違いがわかりにくかったです。

おそらく、高級オーディオシステムを組むとか、ヘッドホンなら10万以上、しかも、デバイスにDACアンプなどをかませて、高音質化をはかるといった、機器への投資もそれなりにしないと、意味はないのだと思います。
僕の住宅事情にも予算的にも、その道はないんですけど、その前に、spotifyの音源を活かしきれているか、まず考える必要があるのではないでしょうか。
ヘッドホンを変えるだけでも、spotifyの音質はガラリと変わります。アプリのイコライザーをいじって、好みの音に追い込んでいくことも必要でしょう。

ハイレゾとかロスレスなどのワードが元気よく飛び交っているオーディオ業界ですが、ちょっと商売っ気というものを感じます。

消費社会に大して否定的な僕にしては、わりと散財しました。
必要なことには、ドーンと使うだよん。てへ。

おわるね。