新京阪デロがNゲージで出るそうです | 書斎の汽車・電車

書斎の汽車・電車

インドア派鉄道趣味人のブログです。
鉄道書、鉄道模型の話題等、つれづれに記していきます。

 7月恒例(?)の新京阪を巡る話題、今年もネタを用意していたのですが、新京阪の模型(Nゲージ)が発売予定というニュースがありましたので、予定を変更してそちらをお知らせしましょう。

 

 製品化されるのは、P-4・P-5の一統、別名デロ10、フロ50ということになります。

 メーカーは「マスターピース」、車体は真鍮エッチング製、屋根はホワイトメタル製のキットで、動力には「鉄コレ」用のTM21(14m級用A)を使用する関係で、全長をデフォルメしているそうです。

 

 6つのタイプが製品化されるとのことです。AタイプはP-4梅鉢製、両貫通。BタイプはP-5梅鉢製、片貫通。CタイプはP-5の汽車製、両貫通。DタイプがP-5汽車製、片貫通。以上が電動車です。Eタイプが田中製制御車、両貫通。Fタイプは同じく田中製両貫通片運となります。(さらに台車の違いで作り分けられるということです)

 

 このように様々な仕様が模型化されるということですから、ファン諸氏はそれぞれの好みに応じて購入されるものと思います。また、この種小型電車というと、架空の地方私鉄を楽しんでおられる方も手を出されるかも知れませんが、新京阪のデロはかなり個性の強い電車ですから、自分流にアレンジするのは意外と大変そうです。

 

 さて、新京阪デロのNゲージモデルといえば、昭和53(1978)年あるいは54(1979)年頃に、「乗工社」からホワイトメタル製の上回りキットが出たことがあります。下回りには関水金属製DD13用動力を指定していましたが、台車の形状も全く異なりますし、早すぎる製品化だったと思います。一体何人の方が完成させたのでしょうか?(そもそも関東では余り見かけなかったようです)

 

 新京阪のデロ、フロの模型、当模型鉄道でも2~3輛程度は欲しいところですが、それではどの仕様にするか?発売は来月ともいいますから、検討時間は余り長くはありませんね。