JAMの印象2023(2)今年は車輛が気になって | 書斎の汽車・電車

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鉄道書、鉄道模型の話題等、つれづれに記していきます。

 国際鉄道模型コンベンション(JAM)で気になった作品の紹介、第2弾です。

 

 去年はレイアウトをたくさんご紹介しましたが、今年はどういうわけか車輛模型に気になる存在が多かったです。

 もちろん、モデラー諸氏のレイアウトは、今年も素晴らしかったのですが、私の興味の対象が少し変わったのかも知れません。

 

 

 横須賀鉄道模型同好会さんの私鉄電機競作です。

 

 奥の西武E11の塗装が参考になります。

 

 

 レゴと判っていても、この機関車だとついカメラを向けてしまいます。(Lゲージブロックで作る鉄道模型さん)

 

 

 

 Nゲージで古典機の世界を展開されていた「あつまれ、模型鉄道ものがたり」さんのブースです。

 このスケールで古典機というだけでも尊敬に値します。当鉄道にも古典機は存在しますが、B6は最晩年の品川機関区時代、A8は西武鉄道仕様、6250は東武鉄道仕様、4110、8100.9200は炭鉱鉄道仕様という具合に、皆昭和30年代の姿です。こうしてみると明治期の姿もまた魅力的です。

 

 

 「TSUKURIBITO」さんで見かけた西鉄と三井三池の車輛たち。手前右の西鉄福岡市内線の電機、当鉄道では16番のキットが長年手付かずのままです。そろそろ何とかしなくては。

 

 

 「還暦祝いはBigBoy FWH鉄道」さんのターンテーブルには世界の電機が大集合です。このようなコンベンションのテーマに即した展示も結構ありました。Nでもこれだけ揃うと壮観ですね。

 その脇にはこんな展示も。

 

 これらの機関車はHOですが、「Nで出して~」は同感です。

 

 

 

 懐かしいですね。「走れ、ケー100」、今年で放送50周年だそうです。

 

 そして、個人的には今回のコンベンションのMVPはこちらの模型

 

 

 「TSUKURIBITO」さんで見かけた横浜市電のバラック電車と撒水車(三原芳光氏)です。私の見た限りでは、このほかに「関東大震災百年」を題材にした作品はなかったと思われます。横浜のバラック電車、いつかは作りたい題材でしたが、先を越されました。

 

 JAMのお話、まだまだ続けたいところではありますが、キリがありませんのでこの辺でおしまいとします。それでは、来年もまた有明でお会いしましょう。