DecisionGames「World at War」誌第5号の「極北戦線 The Finnish Front,1941-42」をソロプレイしてみました。
第１０ターン（1942年7月）
以下戦線北側から戦いの推移を記述する。旅団・連隊・大隊は0.5個師団相当で計算した。
損害は枢軸軍なし、ソ連軍6.5個師団。枢軸軍は勝利条件「占領下フィンランドの全ての都市・町を占領」のみ達成、ソ連軍は勝利条件達成できず。
独36軍団と18山岳軍団は引き続きサラ～カンダラクシャで攻勢に出て3.5個師団で4.5個師団を壊滅する働きを見せた。ソ連軍は反攻に出たが結局大した戦果は得られなかった。
双方とも完全壊滅ユニットが相当数出ており、複数個所で大規模侵攻する余力はないと思われる。
双方ともに勝利条件である「占領下フィンランドの全ての都市・町を占領」の達成を巡って戦いが繰り広げられるものと思われる。
１．ムルマンスク方面
独軍、念の為サラからケミ方面へ大規模突破された場合に備え補給部隊をケミ方面へ向かわせる。
独19軍団、2山岳師団をサラ方面へ向かわせる。
ソ連80海兵旅団がケムからポリャールヌイへ。
フィンランド軍補給部隊がケミ方面へ。
２．サラ～カンダラクシャ方面
独18山岳軍団が活性化。ノルト山岳、7山岳師団が空軍支援2個を得てアラクルッチの極地、52狙撃師団、2スキー旅団を攻撃、極地師団、2スキー旅団壊滅、52師団潰走、追撃移動でアラクルッチ占領、追撃戦闘で163自動車化師団を攻撃、壊滅させた。
ソ連軍が反撃、補充回復した1戦車、163自動車化、極地狙撃師団が3戦車師団と共にノルト山岳、7山岳師団を攻撃、極地師団を失うも退却させてアラクルッチ奪還。52狙撃師団、10親衛狙撃旅団が空軍支援の下169歩兵師団を攻撃、攻撃側潰走。ムルマンスクからグリブニン狙撃旅団が到着。
ソ連軍、最高司令部表で「戦意高揚」を引くも勝利条件未達の為補充を得られず。
独36軍団が活性化、169歩兵師団、装甲戦闘団が空軍支援1個を得て3戦車、152狙撃師団を攻撃、潰走させる。追撃移動で1戦車、163自動車化師団を包囲。
独18山岳、36軍団が活性化、ノルト山岳、7山岳、169歩兵師団、装甲戦闘団がアラクルッチの非補給下の1戦車、163自動車化師団を攻撃、完全壊滅させる。追撃移動でアラクルッチ占領。
独2山岳師団がサラ方面に到着。
フィンランドオイノネン軍団の2軽歩兵師団がサブコスキに入る。
フィンランド3軍団の3歩兵旅団がアラクルッチに入る。
ソ連カレリア軍がムルマンスク～ケステニガの部隊をカンダラクシャ周辺に集める。
フィンランド3軍団、アラクルッチに陣地構築。
ソ連14軍が反攻、補充回復した極地狙撃師団と52，104狙撃師団、10親衛狙撃旅団が空軍支援の下アラクルッチの169歩兵師団、装甲戦闘団、フィンランド3歩兵旅団を攻撃するも失敗し潰走。
３．ケステニガ方面
ソ連70海兵旅団、ベロモルスクから到着。
フィンランド1，17歩兵師団、空軍支援2個を得て168，237狙撃師団を攻撃、168師団壊滅、追撃移動せず。
４．ベロモルスク方面
フィンランド8軍団、1ヘクス後退。
ソ連7軍が包囲を恐れて後退、オネガ湖～ベロモルスクは圧倒的に兵力が少なく侵攻できない。
フィンランド軍、補充回復した貼り付け旅団を最前線に配置。
５．オネガ湖方面（メドベジエゴルスク～ペテロザボーツク）
フィンランド2軍団、2個旅団を後退させる。
６．ソルタバラ～スヴィリ河方面
フィンランド4軍団がソルタバラに1.5個師団を配置。
フィンランド2軍団の2歩兵師団がソルタバラに入る。
ソ連23軍麾下の43，115狙撃師団が補充回復しスヴィリ河戦線へ。シュルセリブルクの2個師団がスヴィリ河戦線へ。
７．カレリア地峡方面
フィンランド4軍団が3個師団を配置。
ソ連カレリア軍麾下の263狙撃師団、85狙撃、NKVD旅団がシュルセリブルクに入る。
フィンランド6軍団の6歩兵旅団が補充回復、他の2個師団と共に最前線に展開。
８．その他
特に動きなし。
独軍の壊滅ユニット：完全壊滅：163歩兵、3山岳、6山岳師団、139山岳、機関銃旅団、193歩兵連隊
フィンランド軍の壊滅ユニット：J歩兵旅団 完全壊滅：11歩兵、14歩兵、CAV軽歩兵師団、パンゼリ旅団、2個貼り付け旅団
ソ連軍の壊滅ユニット：168，23親衛狙撃師団、2スキー旅団、NKVD旅団、1パルチザン旅団 完全壊滅：1戦車、163自動車化師団、88，122，123，117狙撃師団、8スキー旅団、4海兵旅団
１０ターン終了時の盤面
