DG「極北戦線1941-42」ソロプレイ記録8ターン | マルコ・ポーロになりたい・その2

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DecisionGames「World at War」誌第5号の「極北戦線 The Finnish Front,1941-42」をソロプレイしてみました。
 

第8ターン(1942年4-5月)雪解けターン
以下戦線北側から戦いの推移を記述する。旅団・連隊・大隊は0.5個師団相当で計算した。
損害は枢軸軍7.5個師団、ソ連軍4.5個師団。枢軸軍、ソ連軍の勝利条件達成度は変わらず。
雪解けターンは使用できる空軍マーカーが半減する(端数切り上げ)。また非常に重要な事だが、マップ上の道路は無いものとして扱う。このルールにより、枢軸軍のほぼ全軍が補給切れとなる。道路による補給線が維持できなくなる為である。鉄道は補給線として使えるが、その恩恵を受けられるのはほぼカレリア地峡の軍のみである。補給切れの恐ろしい所は戦闘力の半減もあるが、戦闘で壊滅すると永久に補充復活ができない所にある。
これに反して、ソ連軍はムルマンスク鉄道沿いに展開しており、全軍補給下にある。
またソ連軍にはこのターン新編成のカレリア軍の大量増援もある。
今まで一方的にやられ続けてきたソ連軍が反攻の狼煙を上げた。
その結果独第19山岳軍団は壊滅した。


1.ムルマンスク方面
フィンランド軍は、道路が補給線として使えない対策として補給部隊を補給源ペツァモから補給線を引ける位置に移動させた。これにより独19山岳軍団も含めムルマンスク周辺の枢軸軍を補給下にした。第3スキー大隊が補給部隊に随伴。第3旅団が移動。
フィンランド空軍、ムルマンスク南東で航空阻止。ソ連軍の19山岳軍団に対する攻撃を防ぐ為である。
ソ連軍北部方面軍と第14軍が活性化。まずポリャールヌイのグリブニン狙撃旅団をペツァモに隣接させ、ペツァモを補給源とする全ての枢軸軍の補給を断った。港町ケムからポリャールヌイにムルマンスク海兵旅団を上陸移動。ソ連軍2スタックが反撃を開始。3戦車、163自動車化師団が空軍支援の下非補給下の独3山岳師団、機関銃旅団、193歩兵連隊を攻撃、193連隊を完全壊滅させた。追撃移動でオルネゴルスク占領、追撃戦闘はせず。1戦車師団、12海兵旅団が非補給下の2、CAV軽歩兵師団を攻撃、CAV師団完全壊滅、2師団潰走。追撃移動のみ、追撃戦闘せず。グリブニン狙撃旅団がフィンランド1,2スキー大隊、スウェーデン義勇兵大隊、2張り付け旅団(ペツァモ)に犠牲攻撃、潰走してムルマンスク方面へ生還した。
フィンランド3軍団が後退して戦線を作った。
独増援の第20山岳軍補給部隊、ノルウェーのキルケネスから1へクス南へ。ムルマンスク西の2スタックを補給下にする。増援のブランデンブルグスキー大隊、補充復活した2山岳師団もキルケネスからムルマンスク西のナウツィへ移動。


2.カンダラクシャ方面
ソ連14軍が増援の8スキー旅団をケムからカンダラクシャ方面へ鉄道移動。
ソ連88,104,122狙撃師団が非補給下の独6山岳師団、139山岳旅団を攻撃、双方全滅するも独軍は完全壊滅なので痛恨の一撃。52、極地狙撃師団、2スキー旅団が非補給下のパンゼリ、張り付け旅団を攻撃、パンゼリ旅団が完全壊滅、追撃移動なし。
新編成のカレリア軍の増援37狙撃師団、戦車旅団、砲兵旅団がムルマンスクから退却してきた非補給下の独3山岳師団、機関銃旅団を空軍支援の下攻撃、完全壊滅させた。追撃移動のみ行う。
フィンランド3軍団が後退して戦線を作った。
最早2山岳師団と388歩兵連隊のみとなった独19山岳軍団、航空補給で補給下となりアパチートゥイに入り空軍支援の下カレリア軍の戦車、砲兵旅団を攻撃、2山岳師団が壊滅しソ連軍は1へクスの退却。
増援の18山岳軍団の7山岳師団、ケミから鉄道移動でカンダラクシャ方面のロウァミエニ東方に到着。
36軍団の169歩兵師団、鉄道移動でロウァミエニ東方に到着。装甲戦闘団もカンダラクシャへ移動中。ヨエンスー通過中。
ソ連14軍が88,104,122狙撃師団を補充回復、104,122狙撃師団がアラクルッチの非補給下の2個貼り付け旅団を攻撃、追撃戦闘も併せて2個貼り付け旅団を完全壊滅、追撃移動でアラクルッチ占領、サラの東へ移動、更に追撃戦闘でフィンランドJ旅団を攻撃、104狙撃師団が壊滅、J旅団1へクス退却、追撃移動は行わなかった。占領下フィンランドの町サラは占領できなかった。


3.ケステニガ方面
ソ連7軍麾下の168,237狙撃師団が空軍支援の下非補給下のフィンランド14歩兵師団を攻撃、完全壊滅させ追撃移動。


4.ベロモルスク方面
ソ連軍の反撃が始まったのはここだった。ソ連7軍麾下の54狙撃師団、NKVD旅団が非補給下のフィンランド8旅団を攻撃、NKVD旅団が壊滅するも1へクス退却させた。しかし包囲されるのを恐れて追撃移動はせず。
ベロモルスク、ケムにソ連カレリア軍の増援2.5個師団が配置。道なき道をのろのろとカンダラクシャに向った。


5.オネガ湖方面(メドベジエゴルスク~ペテロザボーツク)
特に動きなし。


6.スヴィリ河方面
ヴォルホフに265狙撃師団が入った。


7.カレリア地峡
ソ連23軍が活性化。補充復活した115狙撃師団、増援の23親衛、136狙撃師団がレニングラードに現れシュルセリブルグとその両脇を固めた。
ソ連カレリア軍の増援2個師団がレニングラードに現れスヴィリ河戦線に向った。
独36軍団が大打撃を受けた北部に向け出発。当地区は沈静化する模様。


8.その他
ソ連軍ハンゲ守備隊に対峙するフィンランド1歩兵旅団が陣地構築。


独軍の壊滅ユニット:ノルト自動車化師団 完全壊滅:163歩兵、3山岳、6山岳師団、139山岳、機関銃旅団、193歩兵連隊
フィンランド軍の壊滅ユニット:完全壊滅:14歩兵、CAV軽歩兵師団、パンゼリ旅団、2個貼り付け旅団
ソ連軍の壊滅ユニット:104狙撃師団、NKVD旅団、第1パルチザン旅団、完全壊滅:4海兵旅団


8ターン終了時の盤面