映画スタートレックに登場する宇宙艦隊の船。
23世紀末に開発された船で、その後多数造られたエクセルシオール級艦船のネームシップ。エクセルシオール級は宇宙艦隊史上最も長期に運用された艦となった。エクセルシオール級は映画以降の各テレビシリーズでも多数登場した。
1984年の映画『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!』で初登場したが1983年にコンセプトモデルが作られている。
ニロ・ロディスデザインのコンセプトモデル1:デアゴスティーニ社
ニロ・ロディスデザインのコンセプトモデル2:デアゴスティーニ社
上記2つとも採用されず、後にネクストジェネレーション(新スタートレック)第107話「潜入! ロミュラン帝国(前編)」に廃船として登場した。
結局採用されたのはビル・ジョージのデザインとなった。トランスワープドライブの実験艦NX-2000として映画に登場したがトランスワープドライブは失敗、その後長い間スペースドッグに係留された。
U.S.S.エクセルシオールNX-2000:ダイヤモンドセレクト
結局通常のワープドライブへ換装し、登録番号もNCC-2000と書きかえて、ヒカル・スールー艦長の指揮の下にベータ宇宙域の調査任務に就く。そこでクリンゴン本星の資源衛星プラクシスの爆発に遭遇する(1991年の映画『スタートレックVI 未知の世界』)
NX-2000とNCC-2000ではデザインが若干違う。
U.S.S.エクセルシオールNCC-2000:ダイヤモンドセレクト
また、エクセルシオール級は強化型も造られた。U.S.S.エンタープライズNCC-1701-Bが代表例。第2船体側面の張り出たバルジ部分や、バサードラムスクープ、インパルスエンジンの追加、ワープナセル後部に突起の追加などが異なっている(1994年の映画『スタートレック ジェネレーションズ』)
U.S.S.エンタープライズNCC-1701-B:ダイヤモンドセレクト