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スピプレ・サークル発起人、

和歌山の占い、タマの隠れ家『BONHEUR(ボヌール)』の

占師タマこと、玉置絵美です。

 

 

前回は、タマが自分の見ているものが「魂の光(=オーラらしきもの)」だったと知った、夢についてお話ししました。

 

今回は、前話『「私はホタルか!?」 タマとオーラと、不思議な木の夢』の、おまけ記事です。

※タマが見た不思議な木の、おまけイラストも追加しました(^-^)

 

前回は長くなるので、はぶいたのですが。

「セラミック山」のおじいさんのところへ、タマを連れて行ってくれた龍とのやり取りは、シークレットなお話会などで話題に出ると、皆さん興味津々だったので。

 

自粛中のちょっとした楽しみにしていただけたらと思い、書いてみることにしました。

 

注意お食事中の方は、ちょっとアレなので…

また後ほど、お読みいただくことを、おすすめします~(^-^)

 

 

その日の夢は、いつもとは違(ちが)っていました。

いつもなら、タマはAという女の子として登場します。

夢の内容は続き物になっていて、現実世界とは、文化や文明の進み具合が違っています。

 

夢の中では、自分がタマであるという記憶や意識は、まったくありません。

それが、幼少期から20歳頃まで、ほぼ毎日続いていました。

 

ただ、年に1~4回くらいはAじゃなく、タマ自身が出てくることがありました。

夢の内容は、続き物とは別です。

この日も続き物ではなくて、出てきたのは年相応のタマ(当時、小学2年生だったかな?)でした。

 

 

その夢の中で、タマはぼんやりと、大草原に立っていました。

すると、上空から見知らぬ巨大な龍が、目の前に降りてきました。

西洋のドラゴンではなく、東洋風の龍です。

 

 

 

 

龍の顔だけでも、小学生のタマの身長をはるかに超(こ)えた大きさです。多分、大人でも丸呑(の)みできるんじゃないかな?

一枚一枚のうろこも大きく、隙間(すきま)があまりない。

でももし触(さわ)ったら、うろこの端(はし)っこで、ざっくり手を切るくらい鋭(するど)そう。

 

ついでに、なんか水生生物っぽく、生臭い。

金魚やカメの水槽(すいそう)を掃除した時みたいな、水苔(みずごけ)っぽい臭さが…(当時、タマは飼育係だったので、そう思ったのかも)。

 

その水苔っぽい龍が、タマに言いました。

 

「我の背に乗れ」

「えっ、いやです」

 

龍の声は、よく響(ひび)く地鳴りのような声でした。

テレパシーみたいに、直接頭の中に聞こえる感じなので、耳を傷(いた)めることもなくて、ちょっと安心したタマです。

 

ただ、自分の言うことを聞いて当然、みたいな、とっても偉(えら)そうな龍。

(こわ)かったけど、ここで怯(ひる)んだらダメだと思ったタマは、即答で龍の提案をお断(ことわ)りしたのでした。

 

すると、断られるとは思わなかったのか。

気分を害した龍が、ものすごく怒って「なにゆえか!」と聞くので。

 

「だって、見知らぬ相手について行っちゃダメって、言われてるので」←そもそも、乗ったら汚れそうやし。

 

「我は、かの(自己紹介が長かったので、中略)…龍だぞ! しかもただの龍ではない! あのお方の使者として(説明が長かったので、中略)…だいたい、我のような聖獣が現れれば、普通は恐れおののき、ひれ伏すものを!」

「ああ、そうなんですか。でも私、そんなえらい龍、知り合いにいないので」←というか、知り合いに龍なんていない。

 

「この…小娘が!」

「うん、男の子ではないですね(こむすめって、ちっちゃいな、ってこと? でも私、背の順は後ろの方なんやけどなあ。まあ、こんなおっきい龍からしたら、人間なんてアリみたいな大きさやろうけど)←起きてから知った、小娘の意味。やっぱり良い言葉じゃなかったんだね!

 

「…とにかく、何でも良いから、早く我が背に乗れ」

「だから、知らない相手について行けやんて、言ってるやん」

「あのお方が、待っておられるのだぞ!」

「じゃあ、用事のある人が、こっちに会いに来ればいいと思います」

 

 ムキー!

 

龍も私も、先に折れたら負け、のような気がしてきて、不毛な言い合いが、どんどんヒートアップ!

ものすごく幼稚(ようち)な、口ケンカにまでなってきて…

 

なんだろう、夢の中だと、喜怒哀楽や感情の起伏が、割り増しで豊かになってしまうみたい(と、起きてから自己分析して、びっくりしたタマです)

 

とうとう、「ああ、もうよいわ!」とわめいた龍が、がばっと口をあけて。

タマは強制的に、龍にひと呑(の)みにされてしまいました。

 

そうしたらもう、さっきまでの比じゃないくらい、生臭いし暗い!

あと、舌の感触が…よだれが!!

よだれ、たまに上からも降ってくるし!

 

口を開いた時の牙(きば)の鋭さに腰が引けそうになりましたが、このまま飲み込まれては最悪だと思ったタマは。

とにかく龍の口の中を蹴(け)ったり、叩(たた)いたりしながら、「出してよ!」と怒ったり、文句を言ったり。

 

でもさすがは巨大ミズゴケ龍、びくともしません。

タマは夢だと気づいていないので、本気の命がけなのに!

 

 

とりあえず、喉(のど)の奥の方には近づかないように、気をつけつつ。

やや牙に近い方にいながら、諦(あきら)め悪く抵抗していると。

 

いきなり、ガパッと龍の口が開いて。

「ペッ!」って、吐(は)き出されました。…ひどい!

 

この龍、目的地に着いたから、もう用は済んだとばかりに、タマをペッ! して。

悠々(ゆうゆう)と、お空を泳ぎ去っていきました。

 

龍の口の中、生暖かかったので。

よだれまみれで放り出されたタマは、ちょっと身震(みぶる)いする寒さだったよ。

 

 

…これが、タマと龍との、初めての出会いだったのですが。

全然、感動的じゃないね!

 

でもまあ、龍を「おつかい」に出してくれた「セラミック山」のおじいさんは、とってもいい雰囲気の人だったし。

長い間、いやな龍だと思っていたけど…おじいさんのところまで案内してくれたことは、素直に龍に御礼を言わないとね。ありがとう!

 

 

ただね、こう思えるようになるには、時間がかかったわけで。

 

この後、何度も夢の中で、関わり合わないといけなくなるとは…

 

 

当時のタマはもちろん、龍もたぶん、思ってなかったでしょうね…。

 

 

【オーラおまけ話】

 

前話の最後に。

目覚めたタマが、最初に見た他の人のオーラが、台所に立つ「母のおしり」だったことについて。

 

どうして、おしり部分が一番、ぴかぴか光って見えたのかなあと、思っていたタマでしたが。

後日、何気なくそんなことを言ったタマに、

 

母:「立ち仕事するときは、腰に力を入れて、しっかり立つからじゃないの?」

タマ:「え、そうなの?」

母:「そりゃあ、気合い入れてるから」

タマ:(私、そんなに気合い入れて、立ったことないかも…(;´△`))

 

…という母からの言葉があって、気づいたのは。

 

オーラは、その人が意識して使っている部分には、特に集中して出ることがあるらしい。

ということだったのでした。

 

おしまい!

 

 

~今日の1枚~

 

「不死鳥」の逆位置

 

無理にかかとを上げて

背伸びなんて

しなくてもいい

 

自分の足に合った、靴(くつ)を履(は)いて

(し)め付けない服を着て

 

ゆったり

油断できる時間や

対等でいられる

パートナーを作っていこう

 

 

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それでは、また。

貴方にとって、今日も良い日になりますようにベル