こんばんは!

スピプレ・サークル発起人、

和歌山の占い、タマの隠れ家『BONHEUR(ボヌール)』の

占師タマこと、玉置絵美です。

 

今日もご訪問ありがとうございます

 

今回の記事は、「タマって、どんな人?」シリーズの第5弾です。

今更ではありますが、タマってどんな人なのかを、少しずつアップしていこうと思います。

 

※前話が気になる方は、こちらからご確認くださいね(^^)↓

Q1,「タマさんが占い師になったきっかけって、なんですか?」

Q4,「どうして市販のタロットカードじゃなくて、手描きのカードで占おうと思ったんですか?」

 

 

Q5,「タマさんのオリジナルカードの絵と文字と物語って、元々どの国のものですか?」

 

タマが描(えが)くオリジナルカードの絵や文字、物語は。

幼少期から20歳頃まで見続けていた、夢の知識が基(もと)になっています。

 

なので、どこの国の物語や文字なのか。

それはタマ自身にも、謎(なぞ)のままです。

 

 

子供の頃、世界の神話集に興味を持ったのは、タマも夢の内容がどこから影響を受けた発想なのか、知りたかったからですし。

考古学者になりたかったのも、どこかの遺跡を調べたら、タマが夢で知ったのと同じ文字や壁画や物語が見つかるかもしれない、と思ったのがきっかけでした。

 

 

夢の中のタマは、いつもタマとは別の、幼い女の子(A)として登場しました。

夢はとてもリアルで、幼少期のタマは、実際に目が覚めた直後は、意識がAのままだったので。

「ここはどこ?」状態で、しばらくは夢と覚醒(かくせい)後、どちらが現実か、混乱してしまうことがよくありました。

 

そんな夢の中でも、一番多かったのは。

砂漠の中にひっそりと存在する、石造りの遺跡を、おじいさんと一緒にめぐる夢でした。

 

 

遺跡は、同じくらいの大きさの、四角い巨石(砂岩?)を積み上げて造られていて、内部には壁画があります。

壁画は浮き彫(ぼ)りの彫刻になっており、彩色はされていません。

遺跡の中央から外に向かって、らせん状に回廊(かいろう)がめぐっており。

最奥の古いものから順に、宇宙創造の物語が描(えが)かれています。

 

壁画には、絵の近くに文字が浮き彫りにされていたり。

手を触(ふ)れると、記録映像が魂の核(便宜上、脳内とします)に再現される石板があって、登場人物や物語について記(しる)されています。

 

 

Aと一緒に歩いて回るおじいさんは、遺跡の案内人で、Aに壁画の物語を教えてくれるのですが。

幼いAは途中で飽(あ)きてしまって、すぐ別のことに気をとられて、ふらふら離(はな)れてしまおうとします。

 

するとおじいさんは、Aの手をぎゅっと握(にぎ)って。

説明中の壁画の物語のところに引き戻しては、根気強く語(かた)り続けるのです。

でも、Aは上(うわ)の空。

だって子供だし、興味ないんだもん。

 

でもね、このおじいさん。Aがどの物語を覚えていて、どの物語を忘れてしまっているのか、しっかり把握(はあく)していたようで。

ちゃんとすべての物語を記憶(きおく)するまで、現実時間で20年近くもの間。

Aが覚えていない場面に定期的に連れてきては、同じ話を繰(く)り返すのです。

 

そんなことをされたら、そりゃあ嫌(いや)でも内容を覚えますよね。Aもタマも。

 

 

タマの幼少期、まだ日本語さえおぼつかなかったころは、夢の中では日本語とは違(ちが)う言語で会話していました。

壁画の回廊(かいろう)でおじいさんが話してくれる物語も、夢の言語で理解していたのです。

 

それが、いつの間にか少しずつ、日本語に修正されていき。

やがてふとした瞬間に、夢の中の言語を忘れていっていることに、気づいたのです。

短大を卒業するころには、強く意識しないと、単語さえ思い出せなくなっていきました。

 

文字も、かろうじて読むことはできるけれども、書けなくなっていっている。

覚えているフレーズを発音してみても、口に馴染(なじ)まなくなっている。

 

母国語を忘れてしまったような気持ちになり、ものすごくショックでした。

 

 

今考えれば、それも当然だろうと思います。

その言葉は、夢の世界だけのもので、現実では誰も使っていないのですから。

 

その上、タマの母国語は日本語なのですから、成長と同時に夢の中での会話も、日本語に置き換(か)わっていきました。

不思議と、文字の方は、夢の文字のままだったんですけれどもね。

それが、文字を見た瞬間に、日本語に翻訳されているような感じでした。

 

夢の中の会話が、次第に日本語になっていったことを、タマは不思議に思っていたのですが。

ある時、たまたま見ていたテレビで、その疑問は納得に変わりました。

 

日本在住の海外の方が、「日本語に不慣(ふな)れな時は、夢の中では母国語だったのに、日本語が当たり前の生活になった頃、気づくと夢の中でも日本語で会話するようになっていた」。

「日本語が話せない母国の親や友人が、夢の中では流ちょうな日本語で話していて、目が覚めた後、奇妙な気持ちになる」。

そんな風に言っていたのです。

 

 

タマが、夢の言語を忘れていっていることに、気づいた頃。

タマはもう栄養士になっていて、日々とてもストレスが溜(た)まっていました。

 

短大卒業後、給食会社に採用されたタマは、新卒からずっと新規の現場立ち上げで。

慣れない中、人数不足で時間に追われ。

 

なにより、最初の現場では、地元で就職したはずなのに、タマ以外に和歌山の人がいなくて。

鹿児島弁と大阪弁が飛び交う厨房。

大阪弁はともかく、鹿児島弁は、何を言われているのか、全然わからないし(そのうち、何となくわかってくるようになったんですが)! 

「まじきなか!」って、何ですか?!←「邪魔!」ってことでした。

「痛(いた)っ!」←「(やけどするほど)熱い」っていう意味だそうです。

 

そんな中を、早朝から夜遅くまで勤務していました。

休みも少なく、休んでも仕事を持ち帰っている状態。

夜寝ると、おじいさんと壁画がセットで出てくるか、それが絡(から)んだ続き物の夢を見る…。

 

物に八つ当たりしたくなるくらい、イライラしていて、どうやって発散させようか、考えていたのです。

 

もともとタマは多趣味でしたが、じっくり時間をかけた手間のかかるものが多くて、栄養士になってからは気力も体力も残っておらず、趣味どころではありませんでした。

でも、何かで発散させないと、もうだめだったんです、本当に。

 

そこで、思い出したのが、駅の本屋さんでたまたま買った、白黒のエジプト風タロットカードの存在でした。

 

タロットって、小さなカード1枚1枚に描かれた絵が、とてもシンプルなのに、物語性が凝縮(ぎょうしゅく)されていて、すてきだなあと思ったのです。

あのくらいのサイズなら、そんなに時間もかからずに仕上げられそうだし。

描いている間は雑事を忘れて、カードの物語に没頭(ぼっとう)できそう。

 

でもタマは、漫画も読まないし、挿絵(さしえ)の入った本とも無縁でした。

タロットカードをそのまま模写するのも、面白(おもしろ)くない。そもそも、タマは模写が大の苦手。

かといって、1から構図を考えたりも面倒。ストレス解消に、頭も労力も使いたくない。

 

「…あ。じゃあ、夢の壁画を基(もと)に描けばいいんやん!」

「あれなら物語を覚えてるし、いっぱいあるから、しばらくモチーフに困らんやろうし」

「だいたい、20年近くもずーーっと私の夢に侵入しといて、何の役にも立たんまま忘れるっていうのは、なんか腹立つ」

「完全に忘れる前に、ストレス解消の役にくらいは立ってよね!」

 

そう思い立ったタマは、家にあった厚紙とペンと、学生時代に使っていた蛍光ペンを使って。

仕事が終わって、家に帰ってから寝るまでの少しの間に、カードを描いてストレス発散することにしたのでした。

 

 

 

 

その作業は思っていたよりも楽しくて、描いている間は壁画の物語に没頭できましたし。

描き上がると、とても爽快(そうかい)な気分になれました。

ひと晩に1枚しか描けないこともあれば、集中できた時は、ひと息に6枚くらい仕上がったこともあります。

 

カードに書いた文字や記号を、日本語やローマ字にしなかったのは。

夢で見たものを覚えているうちに、残しておこうと思ったからです。

 

 

そうこうしているうちに、いつの間にか結構増えて、ふと思ったのです。

「もしかして、このカードで占えるんじゃない?」

 

カードに描いた精霊たちには、それぞれに性格や物語があります。

正位置には表立った性質を。逆位置には隠(かく)れた性質を、と決めて。

描き上がったカード1枚1枚に、精霊自身の魂と物語を焼き付けていくように、念を込めていきました。

 

よく知った相手の性格を、把握(はあく)しているように。

自作したカードでの占いは、タロットカードの時とは違(ちが)って、しっくりきました。

オリジナルカードでの占いは、タマにとっては、ご近所さんたちの対人関係を見ているように読めたのです。

 

 

やがて、そのカードを使って他の方を占うようになり。

友達の仲介でイベントに出るようになった後も、カードは増えて、気づけば32枚に。

「カードが劣化するから、原本をコピーしたものをラミネートした方が良いよ」と、イベント先の方に助言をいただき。

コピーをラミネートしたものを、使うようになって。

 

実は今年(2020年2月24日)、もう1枚新しいカードが加わって。

オリジナルカードは、33枚になりました。

新しいカードは、実際には数年前に描いていたのですが。

占い用に加えるのはまだ必要ないかな、と思い、ラミネートしていなかったのです。

 

 

 

このカードの名前は「魂源」。

魂のルーツ、生命力を表す言葉です。

 

魂源は、タマが便宜上オーラとして鑑定している、エネルギーの基(もと)でもあります。

カードで占う時は、持って生まれた魂の課題を、教えてくれるカードです。

 

このカードを仕上げた翌日の鑑定で、早速このカードが役に立ったので。

その方のために、あのタイミングで加わったのかもしれません。

 

 

また、このカードを仕上げてから気づいたのですが。

その日は偶然、魚座の新月。

古いものがひと段落して、新しいものが始まる、スタートの日。

 

タマがここ最近、掲載中の。

このテーマで記事を書こうと決めたのも、ちょうどこの頃でした。

 

 

実は新たに加えようと思って、候補から外れたものが、まだまだあるので。

「魂源」のカードのように、数年たってから増えるカードが、この先もあるかもしれませんが。

それがいつになるかは、タマにもわかりません。

 

増える時は、突然「あ、これ必要だな」って、ひらめくのです。

 

だから、ブログのミニ占いや隠れ家での鑑定で、もし見覚えのないカードが出てきたら。

それは貴方にメッセージをお届けするために、急きょ増えたカードかもしれませんね。

 

 

夢の内容やカード1枚1枚の物語は、話し出すと止まらなくなるので…

興味のある方は、よろしければ、お茶会の時にでも聞いてみてくださいね。

 

 

~貴方への1枚~

 

「有」の逆位置

 

究極の完成形。

貴方は、今の貴方のままで、すでに美しい。

 

 

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それでは、また。

貴方に、幸運がありますように🍀