★はじめまして。スージーです!!★ | パティシエール★あいぼんブログ in スウェーデン




どーも あいぼんです 女の子
今日はヴェントゥラ家の新しい家族を紹介します。


以前ちょこっとだけ登場しましたが、2月の終わりから猫を飼い始めました。
私は今も昔もも犬派でとくにチワワにメロメロなのは変わらないのですが
猫好きな夫の強~~い希望で、家を買ったらまず猫を飼うという約束でした。
(いつか犬も欲しいけど。。。)







はじめまして!!スージーと申します。推定3歳の女の子。
本名は夫が決めたスザンヌ Suzanne 。
私はスーザン Susan と間違えてしまうのですが知ってる人にSusanがいて、
紛らわしいので呼びやすい通称の スージー Suzy と 呼ぶことにしました。








猫の保護施設 Stockholms katthem ストックホルム カットヘム
(ストックホルム猫の家) に保護されていたのを我が家が引き取りました。
HP    http://www.katthemmet.nu/


この施設はボランティアが運営しており、色んな事情で住む場所がなく困った猫たちを
保護して飼い主を探すお手伝いをしている場所です。


去年1ヶ月間預かっていた黒猫のセルマもこことは違う場所ですが
同じような猫の保護施設から引き取られた猫です。
お友達にもここから猫を引き取ったという人がいたので前々から
話を聞いていて、猫を飼うならぜひここから引き取ろうと決めていました。




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ようやく自分達が落ち着いて住める家を手に入れた私達は早速
自分達にぴったりな猫ちゃんを探すべくこのHPを見たり、実際に施設を訪問し始めました。
ヘムには週に何回か、夜の6時~8時の間自由に出入りして猫を見学できる日があったり
月に一回猫たちを放し飼いにしてコーヒーや御菓子を振舞う猫カフェの日もあるそうです。
新しい猫が入ってくるたびに猫のプロフィールがHPに更新されるので
それを見て気に入った子がいれば実際に会いにゆきます。


プロフィールには猫の性別、年齢や、どこで保護されたとか、性格の詳細も書かれています。
それにどんな人に引き取って欲しいかの条件も書かれています。
つまり、決して誰でも引き取っていいというわけではありません。
小さな子供がいないことが条件だったり、他の猫がいない条件だったり、
はたまた遊び相手になる他の猫が必ず居るか、
または同時に2匹を引き取ることが条件な猫もいます。



猫好きな夫は毎日のようにHPをチェックしたり、何度か気になる猫を訪問しました。
向こうが求める条件と、私達の希望、さらには実は私達は二人とも猫アレルギーなのです。笑
でも猫の種類によって症状が出たり出なかったりします。
なので、それを確かめるためにも実際に何度か足を運ぶことが必要です。







そんなある日、朝いちでアップされたばかりの猫の情報を見て夫が反応!!!
すぐさまその日の仕事帰りにカットヘムに立ち寄って面会してきました。
この猫がスージーでした。









スージーは3匹の子猫と一緒に去年の11月にストックホルムの南エリアで保護されました。
3歳だけど立派なお母さん猫です。
保護後この4匹は3ヶ月ほど、カットヘムのボランティアをしている人の家に住んでいました。
これは産まれ立てだった子猫たちは他の人が飼えるようになるまで育てられ、
また人との生活に慣れるようにするためです。



カットヘムから猫を引き取るには私達のように直接猫を指定して買い始める方法の他に
こういった一時預かりのボランティアをして1ヶ月~数ヶ月一緒に暮らし、そこで気に入った
場合はカットヘムの施設に移動する前にそのまま引き取ることもできるそうで
私のお友達はこのパターンで今の猫ちゃんを引き取ることにしたそうです。



ちなみに引き取るといっても無料ではなく1500kr (日本円で22000円くらい)を
カットヘムに支払っています。








プロフィールには 『 彼女は立派な母猫ですが、子供達はようやく手が離れるように
育ったので、今は彼女は一人のゆっくりした時間が欲しいです 』 と書かれていました。
スタッフが書いた文章なのに、スージーの気持ちを代弁していて笑えました。



この母猫と子猫がHP上にUPされた日、夫は面会の時間の随分前にヘムに到着しましたが
後から後から人がやってきて、8組くらいの人が入り口に並んでいたそうです。
皆この母猫と子猫を狙っていたよう。



一番乗りだった夫が先に面会を済ませて、外に出るとある男性が
顔 『 僕はブロッサ(スージーの前の名前) を是非飼いたいんです!! 』



スタッフ 顔 『 あら、でも今面会してる彼(夫) が先に来たから、
彼がどうしたいのかを先に聞かなくちゃいけないわ! 』



夫 Friend1a 『 僕は是非この子を引き取りたいです!! 』


顔 『 そ・・・そんなぁ・・・・・ガクリ 』








と言う流れで、その日の朝にHPで見た猫をその日の夕方には飼うことが決まったのでした。
後日私も何度か面会にいきましたが、夫は引き取るまでの間に何度も何度も、
ほぼ毎日通って、自分に懐いてもらうために、自分の臭いがしみこんだ枕カバーを
ヘムに残して臭いを覚えさせたりと色々してました。笑



引取りを決定してから猫のことをかんがえて10日ほど待機期間がありました。 
施設の決まりごととして、引き取る前に必ず避妊・虚勢手術が施されます。
また行方不明になったときの対策のICチップも首に埋め込まれました。



引取りの日。 ヘムのスタッフの方が猫を自宅まで配達してくれます。
これは引き取り主へのサービスではありません。
自宅の様子を実際に見て、猫がおちついて暮らせる場所であるかどうか?
充分な広さや、衛生環境は整っているのか?と言う審査をしにくるのです。
ここでダメと言われてしまったら猫は引き取ることはできません。


一通り家内を確認してもらって、猫を放して、エサのことなど
猫のための保険にもちゃんと入るように!といわれます。


つくづく猫のためを考えた施設だし、そもそもスウェーデンは
動物が幸せにに生きるための権利を厳しく守っている国です。
犬を飼うのはもっと大変で、充分な広さや衛生環境はもちろんのこと
散歩に一日何回いかなくてはいけないとか、犬を自宅に一人ぼっちにするのは
何時間未満まででないといけないとか、細かいルールがたくさんあって
それをクリアできない人は買うことができません。


また買うときも日本のようにペットショップに動物はいません。
ブリーダーから直接買うか、今回のような保護施設でひきとるのが一般的なので
飼い主は充分検討してから飼い始めます。
だから可愛いからと言って衝動買いをして飼い始めることもなく、そのまま飼えなくなって
無責任な人によって捨てられてしまい、保健所送り、
そして殺処分されてしまう可愛そうな動物はいません。



そう言う点でスウェーデンに住む動物達はとても幸せだと思います。




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ヘムに居たときは無邪気な子猫たちを見守って、自分はただ大人しく寝ているだけだったのに
子供の手が離れてすっかり子供帰りしたようで、我が家では昔の姿はみる影もないくらい
無邪気に遊んだり走り回っています。


あれ??なんだか思ってた猫と違う性格だったね~なんて。
いまやブロッサ(旧姓) の面影はないし、全くの別の猫のようです&




最近なれて、と言うかどんどん調子に乗ってきて、
ワンパクが過ぎて困っていることもちらほら出てきました。
壁紙をはがしちゃったり、ヘッドホンのケーブルを噛み千切ってしまったり&汗




舐めると超苦いスプレーを家中のケーブルに塗布したり、猫が嫌うという
レモンの香りのスプレーをまいたり、壁紙に触れると粘着するシールを貼ってみたり
色々対策に追われていますが効果があったりなかったり・・・




そして目下の問題は食欲が旺盛すぎてすぐにお腹が空いてしまうので
毎朝6時に起こされることです。&汗汗汗
しかも起きなかったら怒ってか、ケータイの充電ケーブルを噛み切られてしまいました354354
今朝はますます早まって5時でしたガクリ



夜中にお腹が減らないように、夕食を取り分けて寝る前に夜食として与えたり
してますが、あげたらあげただけ食べてしまう子なのであまり効果がありません。
やせても無いし、太っても無いし、適正量あげてるのに・・・
ただいま自動エサやりきの購入を検討中です。












そんなこんなで、憎らしい面もありますが、なんだかんだ可愛いし、
動物との生活はやっぱりいいな~と思います 好


私達は猫に対しての一人称で ダディーFriend1a マミー女の子 と自分達を呼んでいます。笑
スージーは溺愛されてるだけあってダディーっ子ですが、
昨日初めてマミーのお腹に
自分から乗ってきましたハート



ダディは溺愛しすぎて、インスタグラムにスージー専用のアカウントを作りました。笑
ただの親ばかですが、猫好きな方、よかったらフォローしてあげてください。
https://instagram.com/suzanne_the_cat/






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