先日、入手した真柏の・・・
31番です。
正面の嫌味根をジンにするくらいの手は入れてありました。
今回は、この矢印のあたりに・・・
使える芽を接ぐための作業になります。
接ぎ穂は、この樹自身からテキトーに選び・・・
チャック袋に封じ込めました。
綿がないので、濡れティッシュを丸めて入れています。
差し込む先端はこのようにクサビにしておきます。
まずは、接ぎ木テープを伸ばして回しておき・・・
接ぎたい位置に刃を入れて・・・
用意した穂を差し込み・・・
凄~く苦労しながら・・・
結束しました。
成功率を上げる意味で、もう一箇所にも刃を入れて・・・
もう一つ作ったコレを・・・
差し込み・・・
結束しました。
正直に言いますと、入り組んだ枝の中はとんでもなく作業性が悪く、接ぎ木テープだけでは十分なテンションが得られなかったので、その上から針金で結束しました。
真柏の接ぎ木は10年ぶりくらいのことなので、どうなるかわかりません。
それに、以前は接ぎ穂全体を接ぎ木テープでグルグルに覆うやり方でやりましたが、今回はチャック袋を使いました。
何故かと云うと、なるべく枝元に近い葉も傷めたくないという考えからです。
基本的に、このどちらかが活着してくれれば、それで作ることになります。
なるべくは、真柏にありがちな「インチキ」をして、とんでもないところから無理やり枝を回すようなことは避けたいということです。
だから、今回の接ぎにしくじっても、何度でも成功するまでやり続ける覚悟でいますよ。
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