![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/b3/68/j/o0640048014528090980.jpg?caw=800)
たぶん、故市川三郎さんの手になるズミです。
市川さんが亡くなられてから久しいですが、故人の手がけた盆栽はあちこちで息づいています。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/2c/82/j/o0640048014528090985.jpg?caw=800)
今回のテーマは、その市川さんではなくて、この花の咲かないズミをどうしてくれようというお話です。
そこで・・・
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/ca/b7/j/o0640048014528090996.jpg?caw=800)
この2箇所に一才性の枝を接いだズミを使って、この性の枝を接ごうということです。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/95/60/j/o0640048014528091004.jpg?caw=800)
用意するのは、このチャック袋です。
これに・・・
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/af/ed/j/o0640048014528091009.jpg?caw=800)
大きすぎない程度の穴を開け・・・
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/9f/26/j/o0640048014528091017.jpg?caw=800)
その一才性の枝をクサビに切った接ぎ穂を・・・
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/18/b3/j/o0640048014528091023.jpg?caw=800)
通して、中には濡れたティッシュ(綿がなかったんで)を入れて封をします。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/ac/d0/j/o0480064014528091026.jpg?caw=800)
ちなみに、接ぎ穂の先を切るにも、元枝に切れ目を入れるにも、よく切れる「接木ナイフ」のようなものは必要です。
これは、ちょっと前に樹里安で手に入れておいたもの。
ある程度の重量があった方が使いやすいですね。
下の黄色い箱は、接ぎ穂を固定するためのテープです。
ニューメデールなんてヘンな名前です。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/84/50/j/o0640048014528091032.jpg?caw=800)
で、さっきの接ぎ穂を、ナイフで入れた切れ目にギュッと差し込んで・・・
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/21/68/j/o0640048014528091036.jpg?caw=800)
ニューメデールでシッカリと固定しました。
後は・・・
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190809/23/bombaka/0b/6f/j/o0640048014528091042.jpg?caw=800)
チャック袋がグラつかない様に、針金で引っ張っておきます。
なにしろ、枝接ぎや挿し木などでのグラつきは「厳禁」ですから。
後は、なるべく風の当たらない棚下などがいいんじゃないですかねえ。
今年はこの樹を皮切りに、バンバンやるつもりです。