今春卒業する大学生と高校生の就職内定率がともに前年を上回った。大学生(2月1日現在)は80.5%で前年同期を3.1ポイント上回り、高校生(1月末現在)は86.4%で2.9ポイント上回った。東日本大震災の復興需要に伴い、東北を中心に求人が増えているという。

 文部科学省と厚生労働省がそれぞれ16日に発表した。

 大学生の内定率は、国公立が87.6%(前年同期比3.6ポイント増)、私立が78.2%(同2.8ポイント増)。文理別では文系79.4%(同2.6ポイント増)、理系85.6%(同5.3ポイント増)だった。

 全体では前年、前々年に次いで過去3番目に低いが、前年からの改善幅は過去2番目に大きかった。
 大学生の4人に1人が、「平均」の意味を正しく理解していない——。そんな結果が、数学教員らでつくる社団法人日本数学会(理事長・宮岡洋一東大教授)が初めて実施したテストで分かった。

 国公私立の48大学に依頼し、1年生を中心とした5934人にテストを解いてもらった。

 「100人の平均身長が163.5センチ」の場合、(1)163.5センチより高い人と低い人はそれぞれ50人ずついる(2)全員の身長を足すと1万6350センチになる(3)10センチごとに区分けすると160センチ以上170センチ未満の人が最も多い——のそれぞれが正しいかどうかを聞いた。正解は(1)は×、(2)は○、(3)は×だが、全問正答率は76%にとどまった。
 妻のへそくりは平均171万円、夫は同112万円——。オリックス銀行が昨年12月、全国の20歳以上の既婚者約2100人に行ったネットアンケートでそんな結果が出た。

 「へそくりがある」と答えたのは夫64.3%、妻69.0%。年代別にみると、へそくりの平均額は20代を除くすべての世代で妻が夫を上回った。妻は年代が上がると平均額も増えるが、夫は30代が最も少なく、46万円。30代妻の124万円と大きな差がある。「子育てなどで30代は家計の余裕が少なく、夫の小遣いにしわ寄せがいくためではないか」(同行)という。

 地域別では、近畿圏でへそくりの夫婦間格差が77万円(夫約93万円、妻約171万円)と最大。同行は「お小遣い制の夫の割合が高いから」とみている。