日本漢字能力検定協会(京都市下京区)は12日、2011年を表す漢字は「絆」と発表した。この日、世界遺産・清水寺(同市東山区)で、森清範(せいはん)貫主(かんす)が特大の和紙に墨で書き上げた。

 全国から過去最多の49万6997通の応募があり、「絆」は最多の6万1453通(12.4%)だった。東日本大震災や台風被害で家族の大切さを感じ、支援の輪も広がったことに加え、女子サッカー・なでしこジャパンのチームワークも理由に挙がった。2位は「災」、3位は「震」と続いた。

 森貫主は「みなが手をひとつに携えて復興を重ねていこう。そんな願いを込めて書きました」と語った。

 「今年の漢字」は阪神大震災が起きた1995年の「震」に始まり、今年で17回目。

「女は派遣を望んでいる? NO!」。国会近くでのぼりを立て、抗議する「オンナ・ハケンの乱」。派遣切りにあった女性らが、「派遣法を修理しろ~」と替え歌でアピールした=11月29日、東京・永田町、仙波理撮影
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 勤労世代(20~64歳)の単身で暮らす女性の3人に1人が「貧困」であることが、国立社会保障・人口問題研究所の分析でわかった。2030年には生涯未婚で過ごす女性が5人に1人になると見込まれ、貧困女性の増加に対応した安全網の整備が急がれる。

 07年の国民生活基礎調査を基に、同研究所社会保障応用分析研究部の阿部彩部長が相対的貧困率を分析した。一人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32%、65歳以上では52%と過半数に及んだ。また、19歳以下の子どもがいる母子世帯では57%で、女性が家計を支える世帯に貧困が集中している。

 貧困者全体の57%が女性で、95年の集計より男女格差が広がっていた。非正規雇用などの不安定な働き方が増え、高齢化が進むなか、貧困が女性に偏る現象が確認された形だ。

 東京の地下鉄のほぼ全線で来年12月までに、走行中も携帯電話のメールやインターネットが使えるようになる。東京都交通局と東京メトロが2日、発表した。

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの携帯電話4社が対象。来年3月に都営新宿線の新宿—九段下、東京メトロ南北線の本駒込—赤羽岩淵でサービスを開始。他の区間や路線もほとんどが来年中に順次、接続が可能になる。

 これまで駅では通信が可能だったが、走行中の車内ではつながらなかった。このため、通信事業者でつくる移動通信基盤整備協会と都交通局、東京メトロが協議を進めていた。

 同協会の孫正義副会長(ソフトバンク社長)が2日、都庁を訪れ、猪瀬直樹副知事にサービスの開始時期を伝えた。