人生住宅ローンを組まないと損する | 台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

都立中学受検に挑戦したい台湾人家族です。
娘の偏差値 50 前後なので、私立受験するかは検討中。
小5に入った今は私立向けの勉強もしながら都立向けの勉強を中心に取り組んでいます。

ブログ主のパパは欧米留学歴8年の元・旧帝大教員

皆さん住宅ローンを組んでますか? w

 

ちょうど最近会社の同僚と住宅ローンに関する話をして、私の考え方が参考になったと言われましたので、いつも弊ブログのスタイルと違うですが、私の住宅ローンに対する考え方を共有したいと思いました。

 

結論から申し上げますと、私の観点では住宅ローンは組まないと損、繰り上げ返済するのも損です。

なぜかというと、人生で 1% 以下の金利で借りられるお金は、住宅ローンしかないからです。

 

分かりやすく解説すると、例えば今あなたは 100 万円を持っているとします。

この 100 万円を投資に回ると、初心者でも取りやすい年利 2 % の報酬を得られるとしましょう。

(年利 2% は株の配当だけで到達できるレベルです)

 

この場合、手元の 100 万円だけ年利 2% で投資する場合①、そして年率 0.8% の住宅ローンを 3000 万円借りて 2% で投資する場合②の損得は下記になります:

 

① 100 万円 x 2% = 20000 円、つまり 1 年で 2 万円を稼げます

 

② 3000 万円 x (2% - 0.8%) = 3000 万円 x 1.2% = 36 万円、つまり手元の 100 万円を投資に回らなくても年間 36 万円稼ぐことはできます

 

もちろん住宅ローンで借りたお金は家の売買に使わないといけないので、直接投資に回ることができないですが、 1% 以下の金利でお金を借りている状態に変わりはないです。

 

金利 1% 以下の借金を持っているということは、全額返済までに常に年利 2% の投資をしてあるのであれば、結局儲かっているという話です。

 

そのため、年利 2% 以上の投資ができる方に対しては、 1 % 以下のローンは随時持っていないと損ということになります。

 

ちなみに私個人の確定拠出型年金口座は株大暴落後の現在でも、 年利 10% 以上の運用実績があります。

↑私の口座のスクショです、こちらの口座情報は年利換算済みです

 

確定拠出年金は毎月の積立しか許されず、しかも 60 歳まで引き出せないです。

私の例を参考すれば、長期間に渡って積み立て投資をすると、年利 2% は本当に難しくはないことが分かると思います。

なので、年利 1% 以下の日本の住宅ローンは常に持っていないと、損ということになります。

 

実際、私の海外の友人に日本の住宅ローンが 1% 以下の話をしたら、例外なくみんな満額まで借りたいと言いますw

もう無金利借金とほぼ同等な感じですねw

特に海外では定期預金の金利だけで 1% を超える場合がほとんどなので、日本の住宅ローンを借りて海外口座の定期預金だけすれば儲かるという話になります 笑い泣き

 

まぁ、もちろん投資は必ず年間 2% で運用できる保証はどこにもないので、投資のリスクを恐れているのであればこの記事は全く参考にはならないと思います。

 

ただ、投資を全くしなくても、今度は物価上昇のリスクに直面するので、世の中「リスクがない」ということはありません。

 

「何もしない」ですらそれなりのリスクがあるので、1% 以下の住宅ローン、本当に借りないですか? 笑い泣き