先月 Z 会の算数が「面積算」の単元に入りました。
面積算がなんだかというと、計算の過程で長方形を書いて、その長方形の面積で計算の補助をする計算方法です。
掛け算が必要な問題に対してはかなり効果的です。
一番簡単な例でいうと、「小学生一人ずつにリンゴ 8 個配る場合、5 人の小学生に配るためには何個のリンゴが必要ですか?」の問題の面積図が下記になります:
この面積算の方法をうまく使えばいろんな問題を解くことは可能です。
例えば先月の教材では面積算の派生として、「過不足算」、「差集め算」、「平均算」、「つるかめ算」などの単元がありました。
中学受験の強い武器になりえる面積算ですが、実は中学に入って二元一次方程式を学んだら同じ問題をより直観的に解けるようになるので、中学以降は学ぶことがありません…
そのため、面積算は中学試験を経験していない親御さんにとって学んだことがない、新しい計算方法になります。
もちろん、台湾出身の私にとっても、今回は初めて面積算に出会いました…
私も娘と一緒に教材を読んで、面積算の基本は理解したつもりですが、難しい応用問題となると面積算と線分図を組み合わせをしないと解けない問題もあったりして、面積算と線分図両方とも学んだことがない私にとって、Z 会の問題解説を読んでもなかなか理解できない難問もありました… orz
私が解き方を理解できないと娘にも教えられないので、同じ問題を解くための二元一次方程式の解き方を娘に教えましたが、娘はうまく理解できないような感じでした…
やはり小学生にとって方程式の解き方が早すぎたかな…
面積算の今後の教育方針について、まず私も理解できた面積算の基礎のところをちゃんと娘に教えて、私が面積算で解けない難問を後回しにする予定です。
今後面積算の難問がもっと出てきたら、また面積算の方法で取り組むか、あるいは全部方程式の解き方をちゃんと教えるか、また考えましょう…