うちのお小遣い事情 | 台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

台湾人家族が中学受検(受験?)にも挑戦したい!

都立中学受検に挑戦したい台湾人家族です。
娘の偏差値 50 前後なので、私立受験するかは検討中。
小5に入った今は私立向けの勉強もしながら都立向けの勉強を中心に取り組んでいます。

ブログ主のパパは欧米留学歴8年の元・旧帝大教員

今回の記事で初めてうちのお小遣い事情に触れますw

 

お小遣いをどう設定すべきかは本当に難しいですね、

特に夫婦間のお小遣いに関する考えが異なると、大変なことになります。

うちの娘に関する一番ひどかった夫婦喧嘩は、まさにお小遣い制度についてでした。

 

私にとって、

金銭観を教えるためにはまずは「働かないとお金もらえない」から教えたかったので、

お小遣いの渡し方を「報酬制」にかなりこだわってました。

 

しかし妻にとって、

「報酬制」にすると娘が功利主義の人になり兼ねないと考えたので、

「定額制」にかなり強いこだわりがありました。

しかもお金の価値を教えるために、

私が一番嫌いな「定額制にしたうえ強制貯蓄割合も設定する」方針にこだわりました…

 

なぜ私が強制貯蓄割合の設定が嫌いかというと、

私にとって娘にあげたものは娘のもの、

その使い方に大人は口を出すべきではないと思うからです。

それに、強制的に貯蓄させたとしても、

お金の価値を本当に理解することは不可能と考えているからです。

 

これくらいの理念の差があるので、

数年前にお小遣いのことについて数か月に渡った大喧嘩になりました…

 

結局として、まず最初は中間点である「強制貯蓄割合を設定しない定額制」にしました。

 

強制蓄積割合を設定しないので、

どうすれば娘にお金の価値を教えるかというと、

娘の自分のものは全部自分のお小遣いから出す制度にしました。

例えばお小遣いでおやつを買いすぎると、学校で必要な鉛筆やノートなどを買うお金が足りなくなる。

この場合、学校で買う必要があるものは借金の形でお金を貸して買う形になります。

借金はもちろん来月のお小遣いから天引きするので、自由に使える金額が少なくなります。

 

この制度をしばらく実行すると、

娘がすぐに気づいたことは、おやつが無くなったら自分で買いに行く必要があることですw

娘にとってそれが面倒くさすぎたから、

結局この制度はしばらく実行したら娘の反対でほかの制度にしましたw

 

次は私が主張した「報酬制」の番でした。

これも妻のこだわりで、家ですべき家事、

例えば玄関や自分の部屋を整理すること、及び食事後の片付けなどは報酬の対象外にしました。

 

では何を報酬の対象にしたかというと、

これまでお母さんがやっていた、娘がやったことのない家事でした。

報酬の金額も高めに設定しました。

 

具体的に言うと、下記の2項目です:

1.家族全員の服を畳んで置くべき場所に戻すと一度 100 円

2.お料理を一品自分で用意すると 100 円 

 

この制度は意外と家族全員の好評を受けて、現在に至って続行中ですw

 

娘にとってはもちろんお金がもらえるのでハッピーですが、

元々報酬制に反対していた妻にとっても、

報酬をあげることをきっかけに娘のお料理に対する興味を目覚めたことをみて、

少しはよかったと思っていますw

(服を畳むことについては、お小遣いが貰えても全く興味を示さなかったですw)

 

娘も前にキャンプに行ったときにお料理で大活躍しましたw

 

お小遣いの使い方についても、

労働所得なのでこちらから全くブレーキを掛からず、最初は少々荒い使い方をしましたが、

何回も自分が欲しいものに出会ったのに現金を持っていない状況に遭遇したら、

現在は自発的にお金を貯めるようにしています。

 

総じて個人的には現在うちのお小遣い制度に満足しています。

妻も文句言っていないので、おそらく現状に納得は行くと思います。

最近は娘が中学年になることに連れて、「報酬」の内容変更も検討しているので、

その詳細については今度の記事にしたいと思います!