マモルくん……


君ってばけっこう


役に立つね!



 

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これまでのいきさつ:

 

冬から始まった我が家のトコジラミ騒動。

 

ようやく終焉の兆しが……?

 

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最近はベッドの中でチクっとすることがなくなった。


このままトコジラミ完全撲滅まで至れそうな気がしてきた最中……


朝、真っ白いベッドカバーに血痕がついているのを二ヶ所見つけてしまい、背筋が凍った。


黒い血糞ではない。


どちらも赤い血痕だ。





トコジラミのいる家の布団には、血がついていることがあるという。


それは、吸血後のトコジラミを寝返りなどで潰してしまったときにつく血だ。


ベッドカバーについていた血痕の大きさから言って、潰れたのが幼虫であるはずはなかった。


成虫か?


我が家に成虫がまだいたのか!?



絶望。





しかし、ベッド中をくまなく探したが、潰れたはずの死骸は見つからなかった。


どういうことだろう?


ここで、以前ネットで見かけた真偽不明の話を思い出した。


それは、


「トコジラミを潰しても、吸血した血が入っている袋が破けるだけで死なないことがある」


というものだ。





でも、そんな話はその一度しか見かけたことがなかったので、わたしは信じてはいなかった。


しかし、血痕があるのに死骸がないことで、「まさか……」という気持ちになってしまう。



まさかまさかまさかまさか。



まさか、だよ。


まさか、だよ、ね?





けれど、この謎は朝食時に解決した。


夫が自分の肘のあたりを気にしていて、見ると血が出ていたのだ。



「どうしたの、それ!?」



「この前すりむいてカサブタになってたところ、カサブタが取れちゃったみたいで」



えー!


もう、ビビらせないでー!





それにしても、「マモルくん」を購入するとき、真っ白いベッドカバーにしておいて良かった。


こうして血液がついたとき、すぐに気づくことができるから。


(選択肢は白か茶色しかなかった)



あと、「マモルくん」は、ついた血液も水拭きで落とせるところが良い!


ビニール製などではないのでサッと一拭きで落ちるわけではないけれど、濡れタオルで何度か拭いたら落とせるのだ。


ああ、買って良かったー。






マモルくんに守られながら、トコジラミ完全撲滅まで到達できますように。


あと少しだ!


(たぶん!)




マモルくんとは↓



トコジラミとの戦いの模様を最初から読むなら↓