たとえばヨーグルトでもお豆腐でもチョコレートでも、食品なら何でも、
うちの母は同じメーカーの同じ商品を買い続けるのではなく、
様々なメーカーの様々な商品を買う。
その理由は
「同じメーカーの同じ商品を食べ続けると、特定の同じ防腐剤や添加物を摂取し続けることになってしまう。それは体に良くなさそうだから」
だそうだ。
母のこの考え。
まあ、一理あるとは思う。
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これまでのいきさつ:
我が家にトコジラミがいる。
メインの武器は殺虫剤「Z」の燻煙剤&プッシュ式。
だけど、最近少し心配なことがあって……
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農業の世界でも病害虫の「耐性」は深刻な問題だそうだ。
そこで重要なのが「農薬ローテーション」。
同じ農薬を使いつづけることにより病原体や害虫がその農薬に耐性を持ってしまうのを避けるため、
異なる成分の農薬をローテーションして使っていくのだ。
実は、このところわたしが心配しているのが、まさにそういう話。
わたしは「Z」の燻煙剤とプッシュ式を併用している。
この2つがトコジラミ対策の薬剤としては最高峰だと信じている。
(使ってみて、ものすごい効果を実感したので)
しかし、そんな「Z」の唯一の欠点は「成虫には効果抜群なのに、幼虫には効きが悪い」と思えるところ。
(あくまでもわたしの体感であり、本当に効きが悪いのかどうかは不明)
でもまあ、成虫になった暁には薬が効いて死ぬなら大丈夫か、とずっと思っていた。
だけど最近、ふと不安が頭をよぎったのだ。
それは、
Zを少しずつ吸収しながら育った幼虫は、Zに負けない強い成虫になってしまわないのか?
という不安だ。
むかし読んだ漫画「王家の紋章」で、エジプト王メンフィスが毒を盛られたとき、
「こんなときのために、毎日少しずつ毒を飲んで毒に体を慣らして来た。この程度の毒でわたしは死なん!」
みたいなエピソートがあった気がする。
トコジラミたちも
「生まれたときから毒に体を慣らしてきた。この程度の毒で我々は死なん!」
にならないだろうか。
不安!!!
で。
「Z」が最高峰だと思う気持ちは今も変わらないし、
「Z」の燻煙剤とプッシュ式併用で戦うのが最善の方法だと信じているものの、
やはりそれだけでなく、時々は他の薬も使った方が良い気がしてきた。
なので、わたしが再び薬を撒くときは、また「B待ち伏せスプレー」も使おうと思う。
あれはニオイがすごいし、犬への影響が心配だけど……
「しっかり換気」&「触れない場所に」というルールを徹底しつつ、使ってみよう。
「Z」プッシュ式と「マモルくん」のおかげで今のところかなり良い感じなので、
このまま乗り切れることを祈っているけど、
もしまだ続くなら、ね。
農薬ローテーションを見習った「対トコ・ローテーション」を導入して頑張ろうと思う!
ちなみに、うちの母。
そんなに添加物が気になるなら、
そもそも無添加の自然食品のみを
買えば良いと思うの!
まあ、本人は
「無添加の自然食品という限定された中から選ぶのではなく、普通にいろいろな物を買いたいから」
と言っていたけどね~
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