わたしの夢の見方は、少し特殊だと思う。
「将来の夢」ではなく、寝ているときに見る方の夢の話。
たとえば何かの夢を見ていて、目が覚めたとする。
それがすごく楽しかったり素敵な夢だったりして「続きが見たい!」と思ったとき。
「よし、続きを見よう」と思いながら再び寝ると、わたしは実際にその夢の続きを見ることができるのだ。
夢の中で何かを食べたときは、現実世界で食べたときと同じようにリアルに味わえる。
現実世界で食べたときと同じような満足感を得られる。
ケーキビュッフェに行っている夢のときなどは、ゼロカロリーでケーキを存分に楽しめてとてもお得な気分。
壮大な夢を見たときは、最後に映画のようなエンドロールが流れることもある。
そんな風になんだか色々楽しめるから、わたしにとって、基本的に夢を見ることはとても楽しいことだ。
でも……
もちろん、ときには悪夢を見ることもある。
そして、「夢の続き」を見るのは、「続きを見たい」と願ったときだけではない。
見たくないと思った時だって、見てしまうことがあるのだ。
悪夢の続きの、悪夢を。
昨日書いた「トコジラミは恥だが役に立つ!?」という記事に、このようなコメントをいただいた。
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タイトルですでに
ジラミィたちがアレを踊ってる!
集団で「恋」を!
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そのコメントを読んだからだと思う。
昨夜、本当にトコジラミたちが「恋」を踊る夢を見てしまった。
ガッキーの後ろで(ガッキーごめん)、トコジラミたちがバックダンサーのように踊っている。
「バックダンサーがそんなメンツでもにこやかに踊れるなんて、ガッキーさすがだなぁ。プロ根性だなぁ」
などと思いながら、わたしは体育座りをしてその光景を見ていた。
すると歌詞が
「ただ腹を空かせて 君の元へ帰るんだ~♪」
という部分に差し掛かったところで、トコジラミたちが
「君の元へ帰るんだ~」
「君の元へ帰るんだ~」
とリフレインしながら、一斉にわたしの方へ向かってきた。
「ぎゃ~」と叫びながら逃げ出すわたし。
大音量で流れる「恋」。
全速力で走るわたし。
大音量れ流れる「恋」。
「それはそばにいること いつも思い出して♪」という歌詞のときにふと横を見ると、
トコジラミが真横にいた~!
そばにいた~!
「ぎゃ~!!!」
夢の中で大声を上げたわたしは、実際にも大声を上げていたらしい。
「トトリ、大丈夫!?」
夫に揺り起こされた。
「なんか、すごいうなされて叫び声を上げてたよ」
ああ、怖かった……
「君の元へ帰る」って……
わたしは君たちのマザーシップじゃないから。
帰って来なくていいから。
っていうか、来ないで。
体に新たに痒いところがないか、確認する。
なさそうな気がして、ほっとしつつ再び眠りについた。
が。
その夢には、続きがあった。
今度は、星野源とガッキーが二人で踊っていた。
バックダンサーは変わらず、我らがトコジラミーズ。
歌詞が
「夫婦を超えてゆけ~♪」
となったところで、トコジラミーズが星野さんご夫婦を超えてわたしの方へ向かってきた。
「ぎゃ~!!!」
叫び声を上げ、再び夫に起こされた。
ああ、怖……
もう午前5時半を過ぎていたので、そのまま起きることにした。
朝食にはまだ早い。
手持無沙汰なのでタブレットで動画でも見ることにした。
開くと、パっと画面に表示されたのはTverの……
「逃げるは恥だが役に立つ」
ギクリとした。
タブレットに表示されたのは、昨日、わたしが途中まで観たままになっていたからなのだけど。
このドラマ、大好き。
この主題歌も、大好き。
でも……
しばらくはわたしの中で、「逃げ恥」ドラマ&その主題歌とトコジラミとの連想をやめられそうにない。
えーっと、この事態、どうしてくれるのですかね?
material115さん?(笑)
トコジラミとの戦いの模様を最初から読むには↓