ちょくちょくX(旧ツイッター)で、虫の写真を載せて
「これトコジラミですか?」
と尋ねる書き込みを見かける。
わたしはXは読むだけで、何も書いたりしていないので、
「違うよー」とか「そうだよー」とか心の中で返答しているだけなのだけど。
あるとき、
「ダニがいた!」
と言って、虫の写真を載せている人がいた。
でも……
「そ、それはダニじゃない! トコジラミだよ!」
と、そのときばかりは書き込みたくなった。
結局書き込まなかったけど。
あの人、その後大丈夫かな……
世の人々よ。
トコジラミの姿を知っておこう。
いざ目の前に現れたとき、
判断ミスをしないために。
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これまでのいきさつ:
我が家にトコジラミがいる。
トコジラミ対策の決定版と思われる燻煙剤「Z」を使用したトトリ。
しかし、どうやらまだいるようで……
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我が家のトコジラミが全滅していなかったとしても、それは決して「Z」のせいではない。
だって、わたしは愛犬のために、床や壁についた殺虫剤成分をかなり拭き取ってしまったから。
それでもこれだけ激減できたのだから、「Z」は十分に効果があったと思う。
わたしのように拭き取ったりしなければ、「Z」で撲滅させることは可能かもしれない。
なので、「Z」を使用して結果待ちの方々、どうか希望を捨てないで。
昨日の刺され跡から、きっと我が家には幼虫や成虫の残党が残っているのだろうと思ってはいるが……
でも、「もしかしたら違う原因かも」と思いたい気持ちもある。
それ故に、ベッドを捨てる決断ができない。
再び虫本体を見つけることができたら、観念して捨てる覚悟もできるだろうに。
わたしがベッドを捨てたくなくなった一番の理由は、ベッドへの愛着ではない。
一番の理由は、「業者の人を寝室に入れたくないから」だ。
寝室に入れたくない理由は、
「夫婦の寝室に他人を入れるなんて~」
などというデリケートな気持ちからではない。
ひとえに、
寝室に貼りめぐらせたハエ取り粘着シートを見られたくない!
という気持ちからだ。
ベッドの枠は、解体すれば何とか夫と二人で運び出せるかもしれない。
でも、どう考えてもマットレスは無理だ。
業者に頼まざるを得ない。
業者に頼むには、まずはハエ取り粘着シートをすべて取り外さなくてはならない。
これを全部取り外し、また全部つけるのは、あまりにも面倒くさい……
壁の粘着シートには、今だかつて一匹もかかっていない。
だったら別につけなくても良いだろうと思われるかもしれないが、これはわたしの精神安定剤なのだ。
あっても効果はないかもしれないが、なかったら怖さが増す。
だから、すべてが解決するまで、壁には粘着シートをつけておきたいのだ。
とりあえず、決めた。
次に虫本体を見つけたときは、観念してベッドを捨てよう。
まあ、夫はすぐに次のベッドを買うだろうけど。
そのときは、トコジラミと相性の悪そうな、ツルツルしたパイプベッドを選ぼうと思う。
ところで、夫はキャンプっぽいことをするとき、テントでのキャンプではなく、絶対にグランピングを選ぶ。
グランピング施設なら、ベッドがあるもんね。
ってか、夫よ。
どんだけベッドで寝たいのよ……
注)なお、我が家はトコジラミ騒動が完全に終結するまで宿泊施設に行きませんのでご安心を。
まあ、トコジラミ騒動終結後も、わたしはもう宿泊施設には行きたくないけどね……
トコジラミとの戦いの模様を最初から読むなら↓