昨日コメント欄でトコジラミのことを「トコジラミィー」と書いていただいた。
その書き方だと、少しトコジラミ感が薄まって良いかもしれないと思った。(笑)
ちなみにそれをアルファベットで表記すると、わたしの中では「tokojiramy」というイメージだ。
january
february
tokojiramy
みたいな。
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これまでのいきさつ:
我が家にトコジラミがいる。
愛犬のため、できれば殺虫剤を使わずに対処したい。
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話が前後してしまったが、これは、寝室にハエ取り粘着シートを貼りめぐらせる前にやった対策の話。
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トコジラミは、壁紙の裏側にも潜むという。
「壁紙の裏側」という時点で、もう意味が分からない。
壁紙って、のりで壁とくっついているのではないの?
いくらトコジラミの体が薄いといっても、その間に入り込めるものなの?
それとも、壁紙が剥がれかけている場合のみの話なの?
よく分からない。
が、とにかく壁紙の裏側に行くというのなら、入口を塞ごう。
壁紙と壁紙のつなぎ目や、建具と壁紙の境目など、入り口となり得る「隙間」をコーキング材で埋めるのだ。
とりあえず寝室をやってみることにした。
我が家の寝室の壁紙は、とても淡いピンク色だ。
ここで早速、問題が発生した。
コーキング材にピンク色がない。
……。
まあ、一口に「ピンク色」と言ってもその色合いは様々なので。
仮にピンク色のコーキング材が売っていたとしても、我が家の壁紙に合うピンク色があったとは思えないが。
とりあえず、選択肢は白か透明だ。
透明色は「内コーク」しか売っていなかった。
内コークは本来、壁紙の内側に使うものだ。
だけど、白の外コークを使うよりは目立たないかと思い、そちらを使うことにした。
壁紙と壁紙のつなぎ目を覆うように、コーキング材を塗っていく。
透明だからどうせ目立たないだろうと、マスキングテープも使わず、フリーハンドで適当に塗った。
その結果。
大☆失☆敗
コーキング材が乾いて、愕然とした。
塗ったところが変色して見えるのだ。
壁紙との相性の問題なのか、内コークを外に使ったからなのか……
しかも、フリーハンドで適当に塗ったものだから、ガタガタな感じになっている。
とはいえ、白を使っても目立っただろうし、どちらにせよ正解はなかった。
後進のためにしいて反省点を挙げるとすれば、せめてマスキングテープを使ってまっすぐな線にすべきだった、くらいだ。
無惨な姿になった寝室の壁を目にした夫は、一瞬ぎょっとした顔になったが、何も言わなかった。
しかし、わたしは反射的に言い訳をした。
「これは仕方ないんだよ!
壁紙の裏にトコジラミがいるかもしれないから、閉じ込めないといけないの。
どうせ、そろそろ壁紙を替えたいと思ってたし。
ちょうどいいよ。
トコジラミ騒動が終わったら、替えようよ!」
夫は、壁紙を替えることには同意したあと、こんな言葉を続けた。
「替えるのはいいけどさ。
でも、もしトトリの言うとおり壁紙の裏側にトコジラミがいたとしたら……
壁紙を替えようとして剥がしたら、そこにいるかもしれないわけ?」
ひぃ。
想像したら、怖い!
内装業者さん、ごめんなさい!
ってか、それ以前に……
恐ろしいことに気づいてしまった。
トコジラミは、飲まず食わずでも2年くらい生きていくことができる。
ということは。
2年以内に壁紙を剥がしたら、せっかく壁紙の向こうに閉じ込めていたトコジラミを部屋に解き放つことになるのでは!?
つまり。
たとえトコジラミを駆除できたとしても、壁紙を替えるまでは2年待たないといけないわけか。
それまでこのままか。
はぁぁ。
ため息が出る。
パトラッシュ、僕もう疲れたよ……
トコジラミィー、もう僕と別れてくれよ……
トコジラミとの戦いの模様を最初から読むなら↓