一昨日の記事のコメント欄で「古着から疥癬になった」という話を伺ったので、「疥癬(かいせん)」について調べてみた。
怖すぎた。
ヒゼンダニというダニが皮膚の中に入ってゆき、横穴を掘ってその中に卵を産みつけるらしい。
毎日2~3個ずつ。
ちなみに、通常疥癬だと体内にいるのは数十匹らしいけど、角化型疥癬になると100万~200万匹だそう。
え、200万匹のヒゼンダニが自分の皮膚の下にいて、さらにその中のメスは卵を産み続けるの!?
それって、もし治療しなかったら一体どうなっちゃうの……
怖すぎる。
ヤバすぎる。
中古品、リスク高すぎ。
それでも購入する人は、購入後すぐに洗って乾燥機にかけることをお勧めする。
あるいは、ヒゼンダニは人体を離れると長生きできないそうなので、購入後しばらくビニール袋に入れておくのも有効かも。
とにかく、不用意にすぐ着るのは絶対厳禁だ。
心して対処せよ。
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これまでのいきさつ:
トコジラミと戦うトトリ。
長らく姿を見つけられず、吸血被害にだけあってきた。
が、ついにトコジラミの幼虫を捕獲!
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前回の記事では、トコジラミの幼虫を見つけたとき、わたしの頭の中で「革命のエチュード」が流れただけのように書いたけど。
実際には、それだけではなかった。
実際は……
ぎゃうおヴぉうぁわうぉぁーーーー!!!
と、もっのすごい悲鳴も上げていたのだった。
「どうした!?」
悲鳴を聞いた夫が、隣室の書斎から飛び出てきた。
「トコジラミがいた! トコジラミがいた!」
慌てながら訴えるわたしに、夫は驚いた顔を向け。
予想外の言葉を言っ放った。
「なんだ、そんなこと?」
え?
えー!?
そんなこと!?
「そんなこと」って言った!?
いや、トコジラミが本当にいたんだよ?
トトリ家史上、最大最悪の大問題でしょうが!
そんなことって事はないでしょう!
予想外の反応に驚いてわたしが目を丸くしていると、夫は
「ごめん。今リモートで大事な会議中だから、悪いけど静かにしてくれる?」
そう言って、そそくさと書斎に戻ってしまった。
えーーーー!?
部屋に取り残されたわたしは、トコジラミの幼虫がついた粘着シートを手に、呆然とたたずんでいた。
……そりゃね、リモート会議中に大声を上げて邪魔したのは悪かった。
大事な会議にすぐ戻っていくのも分かる。
分かるけど……
ここはもっと驚くポイントじゃないー?
だって、ついにトコジラミが捕獲できたんだよ?
わたしの思い込みでなく、本当にいることが判明したんだよ?
反応、薄いにもほどがあるでしょうがー!
このときの事を、のちに夫はこう釈明した。
「だって、とんでもない叫び声だったから強盗でも来たのかと思ったら、トコジラミだって言うからさ……」
はい、夫、トコジラミの恐ろしさを全然分かっていないことが判明。
そりゃ強盗が来るよりはマシかもしれないけどさ、トコジラミ襲来だって相当なモンよ?
ね、いい加減そのヤバさに気づいて?
トコジラミとの戦いの模様を最初から読むなら↓