昨日のこと。
前を歩くご婦人たちが、こんなことを話されていた。
「そういえば、トコジラミの話ってあまり聞かなくなったわね~」
「どうなったのかしら。もういないのかしらね~」
ご婦人たちに教えて差し上げたい。
「それなら我が家におりますよ」
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これまでのいきさつ:
姿をあらわさないトコジラミと格闘中のトトリ。
ついにトコジラミの糞である「血糞」をベッドの裏に発見!?
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ついにベッドで見つけた。
数個の「血糞」らしきもの。
しかし、それが本当に、間違いなく血糞なのかと問われると……
「絶対に」とまで言い切っていいのか、迷いは生じた。
理由は、大きさだ。
それは間違いなく3ミリ近くあったのだ。
トコジラミは成虫でも5~8ミリなのに、その糞が3ミリなんてことがありえるのだろうか。
8ミリの成虫がしたとしても、人間に換算するなら、160センチの人間が60センチの大をしたことになる。
そんなことって、ありえるか???
しかし、相手はトコジラミ。
人知を超えた次元で生きる虫。
何がありえても、不思議でない気もしなくはない。
調べてみると、トコジラミの糞は「1~2ミリ」と書いてあるものや、「2ミリ前後」と書いてあるものがあった。
8ミリの虫にとっての「3ミリ」は、「2ミリ前後」の範疇に含まれるのだろうか。
どうだろう……
うーん……
はっ!
まてよ!
もしこの場にブルースリーがいたら、あの言葉を言うに違いない。
「考えるな、感じろ!」
それだ!
……。
……。
うん、感じた!
わたしは感じた!
これは血糞なのだと!
よし、解決した。
確定した。
やはりこれはトコジラミの血糞だ。
夫に報告しよう。
トコジラミとの戦いの模様を最初から読むなら↓