詐欺の手口/インターナショナル版-3 | Bokensdorfのブログ

Bokensdorfのブログ

国際結婚から考えた「隠れた構造・隠れた文化」について
加えて「世の中の仕組みは実はこうなっている」について書きます

手口で共通しているのは「自ら出さざるを得ない状況に追い込まれる」
ということをあぶり出そうとしていますが
インターナショナル版と謳っているので外国の事例を先に書きます
※手口としては単純で前回のような巧妙さはありません


■ 香港の路上で

ベイエリア(買い物客がいっぱいいます)を歩いていると
すれ違い様にインド人の若者が何か言ってきました

振り返ると、まだこちらを見ながら何か言っています

なんだ?と聞くと近づいて来て、勝手に話しを始めました

「あなたは仕事上の悩みがあります」
「ときどき腰や背中のあたりに痛みがあるでしょう」
「あなたがあまりに早く出世したので、それを妬んでいる人が
 あなたの仕事をジャマしています」
「その人の名前はアルファベットのJで始まります」
「思い当たる人はいませんか?」


完全にデタラメである。

日本人にジェイで始まる名前の人はいません、と言ってみました。

相手は無視して続けます

「あなたの好きな色はなんですか?」
「私が先にここに書きます」

と言って、手帖になにか書きました。

私は青いポロシャツを来ていました。
緑色の何かを身につけていたかも知れません。

私は言いました「黒」

相手は言いました

「済みません、インドでは黒と白は色ではありません」

「じゃ金色」

「済みません、インドでは金と銀も色ではありません」

「じゃ赤」

「・・・その次に好きな色は何ですか」

「黄色」

「・・・」


彼の手帖には「青」「緑」と書いてありました(笑)



話しを変えたいらしく、辞書を取り出して

「ここにお札を挟んでみてください」



来た来た!(笑)


実は、私は香港で友達に占い師に連れて行ってもらった事が有り、
会った事の無い私の過去をよく言い当てられた経験があるので
(未来はすべてはずれましたが・・・(笑))

そういう能力がある人が話しかけて来たのかと思ったのです


お札を挟んだら最後、力ずくでも無い限りお金は戻って来ないでしょう

単純な手口ですが、詐欺です。



■ ハノーファー万国博覧会にて

ドイツのハノーファーで万博がありました
2000年だったと思います

出店がいっぱいあります

息子にホットドッグを買ってやりました

おつりが来ました

見た事も無いコインです

相手が観光客だと見たら(ドイツ人ではないと思ったら)
ドイツのではない、まったく価値の無いコインをおつりに出すのです

※出店はほとんど外国人(ドイツ人ではない)がやってました

万博の会場で! そんなことする!



■ 上海のカルフールで

カルフールというのは日本にも出店しましたがフランスのスーパーです
そこに現地の出店が店子で入っています

いろんなもの(食品)を「量り売り」しています

「100グラムください」と言うと

必ず2割り増しを包んで2割増(120グラム)の代金を取られます



■ 上海の路上で

物売りがイチゴとか焼き栗を売っています
「量り売り」です(笑)

天秤をかならず持っていて、(台秤は高価なので持ってない)
目の前で量るふりをして、目盛りが合いそうなところまで錘(おもり)を動かすと
必ず、天秤を落とすのです(笑)

家で台秤で量ると、必ず一割少ないです(笑)






【続く】・・・次は国内の巧妙編




上海は二度と、暮らしたくない街です。
$Bokensdorfのブログ






ブログパーツ