前回の記事、東洋の栄養学の話。
僕が東洋栄養学で気に入っている概念は、「摂ったものではなく、吸収したもので身体はできあがる」という考え方です。
https://ameblo.jp/bodysync/entry-12436115147.html
さて今回のお話はリスペクトについて。
スポーツ分野でも頻繁に使われる重要ワードです。
日本語だと尊敬とか敬意とかそんなニュアンスです。
一方通行のリスペクトは簡単です。
例えば歴史上の偉人を知ってリスペクトする、それこそこちら次第。
相手がこちらをどう思っていようと、リスペクトはできます。
難しいのは相互のリスペクトですね。
本当に良い関係性って、両者がリスペクトし合っている関係だと思います。
当たり前か。。
じゃあ両者がリスペクトし合っている状態ってどういう状況か考えたことありますか?
僕は両者が「自分のできないことを相手ができるという認識・理解を持っていること」がスタート地点だと思います。
僕が日本代表のフィジカルコーチを務めるブラインドサッカーでの経験から少しご紹介します。
ブラインドサッカーの日本代表選手は当然全盲です。
全く目が見えない。
一般的には、これはハンデであり、晴眼者がサポートすべき存在と認識されています。
そのベースには、言葉を選ばずに表現すると「晴眼者にできて全盲者にできないことがある」から。
もちろんある側面ではそうなのですが、ブラインドサッカーの選手と過ごしていると逆のことも経験します。
足音だけで誰かがわかったり、部屋などの設備の位置を認識・覚えるスピードが尋常じゃなかったり、動きながらなのに音だけでボールや人の位置が正確にわかったり、目が見えなくなるという恐怖や負荷を乗り越えて明るくてしかもサッカー本気でやってる。
これらは明らかに自分にはできないことで。
僕も含めて全スタッフが選手に対して強いリスペクトを持っている関係です。
もちろん選手たちから指導者としてリスペクトしてもらえるために僕らも全力を尽くすし、その前提には全員が勝利を目指すというスタンス。(リスペクトが目的ではない)
全盲の選手、となるとかなり極端なケースと思われるかもしれませんが、選手と指導者の関係として理想的なものがそこにあると感じています。
一方的なリスペクトではなく、両方向。
パワハラや暴力・暴言がまかり通るスポーツ界に足りないのはこういうところじゃなかろうか。
書いてみれば当たり前のこと。
でもそんな根本的なことだからこそ、あらゆる組織が新体制を控えるこの時期、改めて。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
リスペクトは強要するものではありません。
リスペクトされたかったらリスペクトされるに値する振る舞いが必要です。
俗にいう上下関係も、同じ構図。
先輩として敬われたいなら、それに値する振る舞い、敬いたくなる振る舞いが先です。
これを欠いた上下関係はパワハラの温床です。
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