こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

今日からなでしこリーグが開幕ですね。

女子サッカーの選手は以前から大勢トレーニング指導させていただいておりますが、その一人がINAC神戸の鮫島彩選手。

 

 

ずっと日本代表に選ばれ続けている数少ない選手です。

 

 

 

以前は怪我がとても多い選手。

特に膝は再発を繰り返し、サッカー選手としては非常に大きな問題を抱えた状態でした。

 

 

 

ただ膝に問題が出ているのはあくまで結果。

「膝に負荷がかかる動きそのもの」を改善しないと再発は防げない。

そんなことを理解してもらい、そこから背骨や股関節の柔軟性向上やそれらを優位にした身体操作の獲得に取り組んでいます。

 

 

 

 

鮫島選手の本当に地道な努力の積み重ねがあって、ここ数年は怪我なく年間通じてプレーすることができるようになっています。

 

 

 

サッカーは衝突など突発的な怪我も多いですが、例えば背骨や肋骨がものすごく柔らかければ、外力を分散させて膝などにかかる衝撃を最小限にすることも可能。

 

 

 

以前ボールを踏んでしまって膝が伸びきるような転倒(角度的にはニーインニーアウトのACL損傷角度)をした時も、この体幹部分がしなやかに動いて靭帯損傷には至らず軽傷で済みました。

 

 

 

上半身、体幹の柔らかさを獲得した選手でのこういったケースは非常に多い。

 

 

 

「突発的な怪我は仕方ない」ではなく、それも防げる・最小化できるという前提の元に考察していくと見えてくるものは確実にあるのでは。

 

 

 

以前も書きましたが、プロにとって怪我をしないことは、本当に重要だし、怪我をしないことに対する評価は一般的に思われている以上に高いです。

 

『怪我予防に有効な自己暗示法』

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12330313478.html

 

 

 

鮫島選手、課題はたくさんありますがトレーニングの様子を動画で。

あえて、うまく出来ていない場面です。

女子のトップ選手でもこんな地味でイライラするようなことをひたすら継続しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

ベーシックセミナーの講師、もうあんまりやっていませんが、四月に札幌でやります。

https://jarta.jp/j-seminar/course/apply/#a

 

 

 

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