こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
この頃、Facebookのメッセンジャーを通じて、会ったこともない”友達”から、「独身ですか?」って聞かれることが多くてちょっとイラっとしてます笑
しかも男性からだし。
そもそも僕のタイムライン一回でも見てりゃあ独身じゃないってわかるだろ。
…それはさておき。
近年、情報の量と速度が上がり、その影響はもちろんスポーツ現場にも生じてきています。
僕が感じるのは、選手が賢くなってきていること。
トレーニングや身体に関する知識を持っている選手が増えてきている。
もちろん彼らは専門家ではありませんから、体系化された形での使える知恵、つまりインテリジェンスにまではなっていませんが、断片的にであっても知識を持ち、例えばトレーニングであれば少なくとも持っている知識をつなぎ合わせて納得してトレーニングに臨みたいと考える選手は増えてきました。
この傾向は、間違いなくこれからどんどん加速します。
だから選手から、
「なぜ?」
「なぜこのトレーニングが有効なの?」
「なぜこのトレーニングをする必要があるの?」
という質問はどんどん増えることになります。
確実にです。
つまり選手は以前のように、疑問に対する答えが「そういうもんだ」「みんなこれでうまくいってるんだよ」「プロで活躍した俺がやってたんだから正しいんだよ」という指導では納得しなくなります。
指導側はこれまで以上に論理的かつ説得力を要求されます。
「なぜ?」を武器にするようになった選手たちからです。
だから指導側は「なぜなら」を口癖に。
NARUTOの油女シノのように。
(わかる人にはわかるよね笑)
出典:http://dic.nicovideo.jp/a/油女シノ
日頃から常にこの「なぜなら」という言葉を口癖にすると、自分の思考や行動の曖昧さが思いっきり自分に返ってきます。
今からお風呂に入ろう。
なぜなら、21時から見たいドラマがあるからだ。
ストレッチは1日に12回を目指そう。
なぜなら、脳の学習の観点から考えてそれが有効な柔軟性向上の手段だからだ。
今日はこのトレーニングを選手に指導しよう。
なぜなら、、、、
みたいに、いつも自分と対話してみてください。
そしてできれば、「なぜなら」を何回か重ねてみてください。
なぜなら、21時からのドラマを見たいからだ。
なぜなら、そこに出演している俳優さんが好きだからだ。
なぜなら、その人の演技がとても好きだからだ。
なぜなら、、
なぜなら、、、
2回目のなぜなら、あたりからは口に出すとおかしな人と思われるので、心の中でやることをオススメしますが笑
「何を勉強したらいいかわかりません」
こんな悩みも明確に解決しますよ。
誰かに安易に質問する前に、まず自分に問うてみてください。
会ったことない男性から、「独身ですか?」
なぜなら、、、
ブロックしかないな笑
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
間違いなく、選手はどんどん賢くなります。
あらゆるトレーニングを論理的に解釈し、自分がモデルモーションを提示できる。
それが選手を納得させられる唯一の方法になっていきます。
ピッチングを論理的に高める。
投手トレーニングセミナー
http://jarta.jp/j-seminar/pitcher/
スローイングスキルを論理的に高める。
同時にイップスを論理的に防止する。
イップス防止×スローイングスキルセミナー
http://jarta.jp/j-seminar/ippusu/
サッカーの身体操作を論理的に高めるために上半身を。
サッカー上半身トレーニングセミナー
http://jarta.jp/j-seminar/soccer/
身体操作やパフォーマンスの原理を、根本的に論理的に学ぶ。
JARTAベーシック。
来年からは僕もまた講師をやります。
http://jarta.jp/j-seminar/course/basic/
投手セミナーやサッカーセミナーとも深くリンクしているので、理解を深めるためにもご活用ください。
JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。
JARTAのオフィシャルLINE@
https://line.me/R/ti/p/%40urb4534h