こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
本当に稀にですが、トレーナーの仕事として小学生や中学生を指導することがあります。
そういった機会において、僕にはめちゃくちゃ気になってることがあります。
「子どもが親の方を気にしてる」
息子が通う道場でも、仕事で小学生の指導をするときでも、親の顔を頻繁にチラチラ見る子がいます。
コーチよりも親を見てる。
親の反応を気にしてる。
カナダでも同じエピソードがありました。
テニスの練習をコーチから教わっている最中のはずなのに、ミスをするたびに窓から見ている親の親をチラチラ見ます。
13歳の選手が。。
あくまで個人的な印象ですが、、
低学年ぐらいまでなら、そこまで気にならないかも知れません。
自分が楽しいからそれを親と共有したくて何度も親を見るというパターンも多いでしょう。
ただ小学三年生、四年生あたりにはもう親よりも自分の目の前のことに集中できてきてほしい。(あくまで僕個人の経験的にです)
だって本来、スポーツって好きだからやってるはずでしょ。
子どもってホントに好きなことに集中してたら周りの声は耳に入らなくなりますから。
子どもたちは成長するにつれ、自我が芽生えて自立する心が生まれます。
経済的な自立はまだまだ先でしょうが、心は自立していきます。
だから、親の顔をいちいち気にしなくなってきます。
ただしこれには条件が。
「親からの愛情や承認を感じることができて安心できている」ことです。
誰でも安心できなければ、何度も確認します。
背後が不安なら何度も振り返ります。
親からの愛情に不安があれば、親の顔を何度も見ます。
「ちゃんと僕のこと見てくれてるかな」
「満足してくれてるかな」
「怒ってないかな、笑ってくれてるかな」
小さいうちにそれを十分に確認できていれば、成長につれ確認行為の頻度は下がってきます。
お子さんがいらっしゃる方々、「お子さんが好きでやってるはずのスポーツの合間に、何度もこちらの顔を見るような状態」にありませんか?
チラチラの頻度、ちゃんと減ってきてますか?
お子さんは、自分のためにスポーツをやれていますか?
スポーツやってる時、楽しそうですか?
僕が感じるスポーツの本質と魅力。
それはスポーツが元来として娯楽であり、ただ娯楽であっても、本当に本気で向き合えば人としての成長や人生で大事なことを学べたりすることです。
それには、まず子ども自身が、、
「楽しいからやっている」
「自分のためにやっている」
それらができたとき初めて「スポーツをやる意味」のスタートラインに立てるのではなかろうか。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
ちなみに、今回の内容のような状態にあるお子さんは、胸が硬くなっています。
その影響もあって、呼吸も浅い。もちろん表情も硬いです。
もしこんなストレッチで硬さがとれたとしても、親との関係が同じであれば、硬さは簡単に元に戻ってしまいます。
子どもさんの状態を変えたければ、親御さんを変える、変わる必要があると考えます。
でも親御さんにも考え方や方針があります。
そう簡単には変わりません。簡単に変わったら逆に心配かも。。
というかそもそもそういう状況を作ってしまう方は、そこに問題があると考える方は少ないです。
だから僕の場合は、まず親御さんにもこれを一緒にやるように勧めます。
お子さんの胸を硬くしてしまう親御さんはほぼ必ずご自身の胸も硬いですから、そのことにまず気づくことからスタートです。
小学生でも指導を受けていただけます。
親御さんもぜひご一緒に。
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