今回は
の内容を抜粋させて紹介させて頂きます。かなり濃い内容で毎回新たな学び発見がありますので、良かったら読んでみてくださいね。
『背骨のズレがここまで人体に影響しているのか?』と思うと『背骨のズレを戻すこと』が自分の使命にも感じてきます。

では花山先生のお言葉を紹介していきますね。
●外傷による痛みと、ズレによる痛みをどのように分けたらよいのか。見分けるポイントは時間経過である。外傷の痛みなら、時間とともに解消されていく。背骨のズレが原因の痛みなら、ズレが解消しない限り、同じ痛みが続くのである。
極端な話だが、腕を切断するような大きな外傷であっても、いつしか痛みは消えていく。切断したときの痛みが、生涯続くようなことはない。それに対して、ズレによる痛みとなると、同じ痛みが何年も続いたり、別な痛みに変わったりするのである。
●過去に心筋梗塞などの心疾患を発症した人には、共通した特徴がある。彼らの胸筋は異常に硬くて、みな緊張状態になっている。まるで胸筋が肋骨にへばりついているように感じられることもある。
これは明らかに、交感神経が極度の興奮状態にあることを示しているのだ。そしてその異常な胸筋の緊張は、胸椎のズレを戻した途端に消える。つまり胸椎のズレが交感神経を介して胸筋を緊張させていたのだ。
●尾骨は仙骨の先に位置しているので、仙腸関節がズレたとき、背部から見ると仙骨の上部が左に、下部が右に傾いている。従って仙骨につながっている尾骨は、右側に大きく振れた形になる。
そのせいで、陰部や鼠蹊部(そけいぶ)の痛み、尿漏れなどのさまざまな症状の原因となるのだ。それらの症状は、仙腸関節を定位置に戻すことで大部分が解消されるが、なかにはそれだけでは完全には解消されないこともあった。
そういうとき、試しに尾骨だけを動かしてみると、残りの症状が消えてしまう。そうすると、仙腸関節のズレとは別に、尾骨だけが単独でズレていることになる。つまり「尾骨は可動する」という結論になってしまう。
●不眠には背骨のズレが深くかかわっている例も見ておきたい。背骨のズレが原因である場合、ズレを戻した夜は今までにないぐらいグッスリ眠れたという人が多い。
背骨のズレは交感神経を刺激して睡眠を阻害するので、ズレを戻して副交感神経が優位に働くようになったことで熟睡できるのだろう。
また、ズレのせいで過活動膀胱を引き起こし、就寝中に何度もトイレに起きていたのが、矯正後は朝まで一度も起きずにすんだという人もよくいる。
もちろんズレによる疼痛が消えることで、睡眠が充実する効果もある。しかし背骨のズレによる疼痛は医学的に認知されていないため、うつ病の症状の一つだと診断されることが多い。
そのせいで、デパスと同時にリリカ(プレガバリン)を処方されている人もよくいる。
リリカはうつ病の疼痛症状の他に線維筋痛症や帯状疱疹後神経痛にも処方される薬である。当誌では何度も取り上げてきた通り、線維筋痛症や帯状疱疹後神経痛は背骨のズレが原因だと私は考える。
●グルタミン酸ナトリウム(※)を過剰に摂取すると、中枢神経系において興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸の濃度が高まる。
グルタミン酸は受容体に作用して骨格筋の緊張を高めるが、大量に摂取すると骨格筋の異常な収縮が起こり、背骨が片側(左)に引き寄せられる。
これがアシンメトリ現象なのだ。この引き寄せられた背骨が、近傍の知覚神経を刺激して疼痛を引き起こす。その結果が、腰痛などの痛みだと考えるのが私の理論である。
●腰椎や骨盤のズレを矯正した結果、婦人科系疾患の症状が改善する例はとても多い。腰椎や骨盤のズレが、子宮や卵巣などに対して何らかの機械的な力を加えていたのだろう。
ズレによって子宮や卵巣、卵管が引きつったり血行不良に陥ったりしていれば、それが結果として不妊の原因になるのかもしれない。
それらの背骨のズレを矯正して、生殖器官の本来の機能が正常に働くようになれば、排卵・受精・着床がスムーズに行われるのは当然だろう。
確かに、ほとんどズレがなくて「アシンメトリ現象」のない左右対称な体の人は、妊娠・出産も順調なようだ。
●私が見てきた高齢者の腰痛やひざ痛は、腰椎や骨盤がズレているだけで、若い人と原因に違いがあるわけではなかった。高齢者だろうと、ズレさえ戻せば症状は消えてしまうから、かんたんなことである。
ところがかんたんなことでも、ズレを戻さずにそのまま症状が続くと、高齢者の場合は瞬く間に健康寿命が尽きてしまう。もちろん、ヒアルロン酸やコンドロイチンや、登場しては消えていく健康食品の類をいくら摂ってみても全くムダだ。
せっかく解消法としてモルフォセラピーがあるのに、なかなか背骨のズレによる症状という認識が一般化しないのは私にはもどかしい。
だが勘違いしないでいただきたいのは、人間にとって老化そのものは不可逆的な現象だという点である。
人間の細胞は1秒たりとも若返ることはない。
背骨のズレを矯正して歩行機能が改善しても、老化をわずかに先送りにしているにすぎないのだ。いかに時間の流れに逆らってみても、やがて訪れる「死」は避けられるものではない。
しかしわれわれは、ただ長く生きればいいわけではないはずだ。
何のために長生きしたいのか。
今ある時間を使って、いかに意味のある人生にするか。
日々の健康を望むのと同時に、生きる意味をも問い続けるべきだと思うのだ。
●モルフォセラピーは「アシンメトリ現象」という方程式を解くための公式のようなものだ。この公式の完成によって、私のアートも完成した。
だが「アシンメトリ現象」には、まだ根本原因の解明という問題が残されている。
この現象の原因を探っていると、ある化学物質の存在に突き当たる。
その化学物質の影響を受けると、本来ならば時間軸に沿って一定の速度で進むべき命の歩み(生活史)が急変してしまうのだ。
その変化は、明らかに自然の法則から乖離している。これは現代人の体を見れば明らかだ。
私は「アシンメトリ現象」の発見は、神から与えられた預言だと思ってきた。
けれども「武器を持たない預言者は自滅する」というマキャベリの言葉通り、武器のない私には荷が重すぎたようだ。
まして「アシンメトリ現象」の原因となる化学物質については、広告を原資とする媒体では語ることを許されなかった。
そこで、メールマガジンの配信を始めたわけである。
2003年に配信を始めて13年。
バレーボールに例えるなら、立ちはだかるネットを前にトスを上げ続けてきたようなものだろう。
預言として回ってきたボールをトスし続ければ、いつか強力なアタッカーが敵地に打ち込んでくれる日がくる。
そう信じて、私は明日もトスを上げようと思っているのだ。
●今までは「アシンメトリ現象」の体の左右差のみに焦点を当てて言及してきたが、そこには左右差を伴った上下の位置の異常も存在しているのである。
たとえば、
①左の胸鎖乳突筋が緊張して乳様突起を押し上げた結果、頭蓋が右に倒れる。
②左の肩甲骨、左の鎖骨が常に上体方向に位置する。
③横隔膜の左側が上体方向に収縮するため、ウエストの左側のくびれがなくなる。
それと同時に、骨盤の左側も引き上げられる
などが挙げられる。
それではなぜ、このような左右差を伴った上下差が発生するのか。
その理由が長い間、不明だった。
それが、呼吸筋というキーワードを得たことで、全てに説明がつくようになったのだ。まず胸椎がズレると、呼吸筋である肋間筋や横隔膜などに過度な緊張が起こる。
すると、咳が止まらなくなったり、ぜん息などの、呼吸に関する症状が現れたりする。そのような症状が続くと、水泳の初心者と同じで、本人は懸命に息を吸おうとする。
息を吸うとき、呼吸筋は上体方向に向かって収縮するので、息を吸おうとする状態が続くと、呼吸筋が上体方向に固定したような形になってしまう。
この一連のメカニズムが、「アシンメトリ現象」の体の形に上下差を生む原因であることがわかったのだ。
●「アシンメトリ現象」の発現を、生から死への変遷だと考えるなら、それは「らせんを描いて進む」生命の一過程だと捉えることもできる。
生命の発生の形をらせんだと考えたのは、詩人であり自然科学者でもあったゲーテだった。確かに子どもが生まれ落ちるときにも、らせん状に回転しながら産道を通過する。
生命がその発生時に描くらせんは、終息に向かうとき反転するのではないか。
実際のところ、「アシンメトリ現象」は生命の発生時とは逆に、重力に対して時計回りの方向性をもっている。このことからも、「アシンメトリ現象」は生命が終息へと向かう分岐点だと見ることができる。
そしてこれは、宇宙が発生から終息に至る過程と酷似しているのである。現在の医学教育では、死は敗北であると捉え、その原因となる病気と闘おうとする。
だが死を忌避するだけではあまりにも情緒的であり、科学的とはいえない。そのような捉え方では、行き着く先には常に完全なる敗北しかない。
そもそも生命の摂理とは、そんな単純な考え方でくくれるものではないはずだ。病気と闘うだけの医学は、もう限界に来ている。
そろそろ「病気という現象」を、生命の根源から捉え直してみる必要があるのではないかと思うのだ。
いかがでしたか?一般の方は、なんでもかんでも背骨のズレか?と思いますよね?
私も、疑いつつ日々背骨のズレを矯正して目の前の方がどんな変化していくかを、確認していきます。
まだまだ紹介したいお話が多々ありますが、気になる方は熟読してみてくださいね→花山水清 発信!「ハナヤマ通信」バックナンバー






