先週のzoom相談の11ヶ月女児の変化
今回もzoomで軽くチェックする😊
今回のつかまり立ち。
片手でお母さんの身体に触れ、
膝は軽く曲がり、
軽い屈伸の動きもしながらふわふわと立てる。
お尻を床におろす動きも、ゆっくり膝を踏ん張ってしゃがむ。
先週は、
お母さんの身体をしっかり持つ事で立ってる。
自分の頭をお母さんの胸元にあててバランスを取る。
膝は伸びきっていた。
お尻を床に下ろす動きでは、膝が伸びきってる角度から、ストンと床までお尻が落ちてた事を考えると、素晴らしい変化😊
よしよし!うまく発育しはじめたよ!😊
でも実は、離乳食がお母さんの気になるポイントだった。。。
前回は、実は離乳食が進まず、食べる量が少ないのでミルクの量が多いとの悩みだった。
ミルクの飲み方を見ると、顎をあげて飲んでた。
お母さんも飲みにくいだろうといろんな姿勢を試したが、この飲み方になるとの事。
教科書で確認したら、顎をあげて飲むのは、喉元に重力を使って流しこんだものを飲みこんでいる。
これは、乳児嚥下のレベルで、離乳食で必要な、口輪筋、頬筋などが活躍できていないレベルである。
子どもも大人も、その時の身体で、一番都合いい動きを選択する。
痛みがあるならそれを避けるし、筋肉の強さのバランスで、力の強い方を使う。
筋肉のバランスが悪い時、
たまたまその目的が達成された動作パターンがあると、たとえ効率が悪くてもそれを採用して動き続ける事もある。(片ずり這いとか、いざりとか)
これらは、ごくごく、当たり前の反応。
でも、その動きは効率的でない事も多く、それを私は修正したいのです。
効率よく身体を使うパターンを入れたいのです。
そして、効率良いパターンがわかると、一瞬でそちらを使いだすのです。
そのために、座位を安定させる事が必須。
ちゃんと座れるから、首周りの筋肉の力みが取れて、うまく飲み込める。
ミルクを飲む口腔の筋肉が発達するから、離乳食を食べる、咀嚼嚥下ができてくる。
できない動作があると、その前段階の動きができているのかを考えないと、健全な発育にはならない。
できないなら、その前段階、前段階へとさかのぼる事が、遠回りのようで実は近道なのです。
なので、
離乳食がお困り事ではあったが、あえて、「お母さんの太もも座り」を宿題にした。
「足で踏ん張って骨盤で座る」を促通する。
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それをする事で「太ももと骨盤と腰椎の間の座る為の筋活動」が強くなる。
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そこが強くなる事で、「座る」が安定し、背骨が伸び、肩首の余分な力が抜けて、「食べる」事が楽になる。
お母さんに、まだしっかり座る為の筋活動ができてないから、食事がうまく進んでないだけなので、焦らないよう伝えた。
そして、
まつおか歯科医院推奨の「すり潰したおかゆ」にもう一度戻してもらっての1週間で、食べれる量が増えたとの事😊✨
食べれないのに、食べる筋肉が整ってないのに、焦って量を増やすよりも、
✨✨離乳食の中で一番簡単な初歩の形、ドロドロの粒のない形態で、口腔の筋肉を育てる✨✨
「時期が来たら勝手に食べる力がつく」のではなく、「食べるための身体の準備が整ってるから、食べれるようになる」
この「食べる」を学術的に調べてみると、今の離乳食の常識が、間違った方向で今の常識として語られてると感じる。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」2019年改訂版では、離乳の完了は18ヶ月頃とされており、「離乳の進め方はつぶしがゆからはじめる」「一日一回ひとさじずつはじめる」と書かれてる。
「食べる機能の障害」その食べ方とリハビリテーション 金子芳洋編、医歯薬出版株式会社
を見ても、「18ヶ月頃、摂食機能の獲得」と書かれてる。
日本歯科大学名誉教授 丸茂義二先生の講演でも、離乳は「ドロドロのすりつぶしたおかゆ」からはじめる事。成人であっても、顎関節症などに悩む方は「軟食」にする事で症状が改善すると聞いた。
そして、一番お伝えしたいのは、
最適な時期にその発達ができなくても、時間をかけ、ゆっくりと発達の順序に従って、ひとつずつ進めると良い
と「食べる機能の障害」の本に書かれてる事。
この本はリハビリテーションの本。障害を持つ子でも変わるのだから、普通のお子たちは、ひとつずつ、ゆっくり、離乳をしていけば、大丈夫って事ですよね😊✨
次は、足部を育てる宿題を出しました。
また来週、対面でお会いできる事を楽しみにしています😊😊✨
Zoomで11ヶ月の女児の“膝の使い方”を整える事ができた😊✨
この子は現在、つかまり立ち、つかまり歩きで遊ぶ。筋肉レベルで動きを見てしまう私にとっては、違和感が多いつかまり立ちだった。
その立位を観察すると。。。
膝をロックしたまま机にもたれる姿勢。
膝は過伸展しており、母が曲げようとしても曲がらない。
つま先立ちになる事も多い。
つかまり立ちはできるが、立つかストンと座るかの二択で、膝が曲がった位置で止まる事はない。
これは、手で支えててるから立ててるだけで、立つための筋肉、膝が使えてるわけではなかった。
そこで、
膝が使えるようにする運動として「お母さんの太ももをまたぐ座位」を指導した。
しかし、
「お母さんの太ももをまたぐ座位」でも膝を突っ張り、足裏は接地せず、骨盤も右に左に崩れてしまう。
お母さんは「じっとしない子だから」と話したが、実態は「じっと座る為の身体の使い方がまだ分からないだけ」と説明した。
足部をコントロールするか、
膝から足裏方向へ圧をかけるかして、
足裏を接地させ、その状態で遊ばせた。
すると次第に、床に足をつけたまま座れるようになり、座位が安定してきた。
そして、膝を使った屈伸運動が出始めた。こちらが「それ!ぴょんこ、ぴょんこ」と声をかけて喜ぶと、本人も繰り返すようになる。
この座位での遊びを続けるうちに、つかまり立ちが、膝ロックではなく膝を軽く曲げた姿勢へ変化。さらに、机にもたれなくても、手で支えながら軽度膝屈曲位で立てるようになった。
理想はこの膝。
まだ、最後にドスンとお尻が降りるので、もう少ししたら全部ゆっくり座れてくる。
これが発育であり、この部分が育つから、健全な膝関節となる。⬇️⬇️⬇️
子どもの体操教室をしていると、背筋優位、反り腰の子に多い膝ロック。
膝を曲げて支える事が苦手で、伸ばして支える事が多い。
小学生になっても、日常に、つま先歩きがでる。踵接地がない事も多い。
ジャンプとかに動きの違和感がある。
このままでは、膝や股関節、足首、腰などを痛める可能性が高い。
なぜなら、私が日常でみてる難治性の痛みを持つ方は、この運動パターンの方が多いから、そう感じてる。
だから、この膝の使い方を整えたくて、いろんな運動を繰り返しているが癖を外すのが難しい。
歩く前なら、こんなにすぐ変化が出るのかと、驚きました😊
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皆様の健康のサポートができるよう、精一杯頑張りますので、よろしくお願い致します🙏😊
12月7日(日) 対面姿勢体操教室
12月14日(日) 10時 14時
12月17日(水) 14時
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岩永知子(いわなが ともこ)
理学療法士の知識、整体師の技術、姿勢体操教室での動作分析、経産婦としての自分の身体の変化と反応を元に、ボディケアいわながで筋肉の可能性を追い求めています。
痛いところ、感じていること、どんどんお伝えくださいね。
いろんなことが絡まって今の症状につながっています。
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