こんにちは。インストラクターまゆこです。
先週担当させていただいたお客様で、肩甲骨が動いてる感じがわからない、という方がいらっしゃいました。
肩甲骨だけでなく、全体的に、「ココの筋肉を使ってる感じがしない、ココの骨が動いてる感じがわからない」という方は、この方に限らず、結構いらっしゃいます。
触らせていただいていると、しっかり筋肉の反応はあるので、確かに使われているのですが、ご本人にその感覚が乏しいのです。
私たちインストラクターはこういう状態を、ボディマップが乏しい、といったりしますが、脳とカラダの連携がうまくいってないと、こういう状態になるのではないかな、と思ってます。
こうような方は、ちゃんと運動できているのに「効いてる感じがしない」ので、なかなかモチベーションも続かず、運動習慣が定着しにくいようです。。。
なぜ効いてる感じがしにくいのかな?
こういう方に効いてる感じを得てもらうには、どうしたらいいのかな?
というのは、常々、私たちインストラクターの課題ではあるのですが、
この日のレッスンでひとつヒントをいただきました。
この方は、効かせたい場所以外のところの「力み」が強いと、そちらに気を取られてしまって、正しく効いてる場所に効いてる感じが得にくいようでした。
たとえばプランクの体勢をとっていただいたときに、こちらとしてはお腹がツラい感じになっていただきたいのですが、腕がつらいことにアタマがいっぱいいっぱいになってしまう、みたいな状態です。
みてると、お腹もプルプルしてちゃんと使われてるのですけど。。。
この日の方は、問題はだいたい腕、手で頑張りすぎてしまう傾向にありましたので、肩甲骨から腕が生えていることを骨格模型でもご説明して、かつ、左右の肩甲骨を離したり寄せたりすると、腕が動くことも骨格模型を使ってご認識いただくと、
肩甲骨が動いてるのがわかりました
となりました。
肩甲骨を動かすと、褐色脂肪細胞でしたっけ、脂肪燃焼効果が高いという説もあるようですからね。
(と、ここで一応「肩甲骨 褐色脂肪細胞」でググってみると、効果ありという説と効果なしという説が、同一画面に出てきました。そうなんです、カラダのことはほんとーうに諸説ありますからね。どちらが正しいと思うかは、ご自分で判断してくださいね)
まあ、ダイエット効果があるかどうかはともかく、肩甲骨がちゃんと動くことは大切なことには間違いありませんから、動かして損はありません
さらに、肩甲骨を動かす筋肉で重要な筋肉のひとつ「前鋸筋」と、そこから繋がっている「外腹斜筋」が使われてくると、「体幹」は安定し、そうなると、腕・手の力が抜けますから、必要最低限の力で動けるようになるし、使われるべき筋肉を使ってる感じも出てきそうですね。
「前鋸筋」「外腹斜筋」の意識については、
「どう力をいれたらいいか分からない」
と最初おっしゃってました。
何もないところでソコに力を入れろ、意識しろ、と言われても、確かにわかりにくいかもしれません。
そこで、それを感覚として掴むためによく使うのは、
前へならえ、で手のひらを正面に向けた状態にしておき、押し寄せてくる大きな壁をその手のひらで押し返すようにしていただくこと。
壁がイメージつかなければ、インストラクターがその手のひらを実際に押してみて、それを押し返すようにしていただくと、否応無く、肩甲骨のあたりに力が入ります。
あぐらなどで壁に張り付いて座ってやると、よりわかりやすいです。
(ちょっと自己流入ってるかもしれませんが、これはPHIピラティスの養成コースで習うやり方です^^)
あと、腕を左右に広げた時に肩が上がりやすい方や、腕の力が抜けにくい方は
その腕を、インストラクターの手で下から押し上げるんです。で、その押し上げる力に負けないようにご自身でインストラクターの手を押し返していただくのです。
そうすると、やはり否応無く、肩は下がって肩甲骨のあたりに力が入ります。
文章で書いてもわかりにくいかもしれませんが、ご家族にインストラクター役をやってもらって、押してもらってください。
ぎゅうぎゅうと大きな力を込める必要はないですよ。押し合う感じができれば
お試しください
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