自力でニュートラルポジションをとれること

こんにちは。インストラクターまゆこです。

先月から受講している大阪でのリフォーマーのコース、3〜4日目が終了しました。

もうね、毎回充実しすぎてて、楽し過ぎます

今回は割と運動強度が高かったり、難易度の高いエクササイズが盛り沢山でしたが、みなさんにご指導頂きながら正しく動いていけると、勝手にカラダが整っていくんですよね

とはいえ、

インストラクター養成コースなので、もちろん、自分がエクササイズを正しくできることも大切だけど、

それ以上に、

ピラティス受けに来るお客様へ、適切なエクササイズを処方して適切に動きをみて修正する、という技術を学んでいる、というのがコースの本題です。

なので、学んだことをしっかり皆さんに還元していけるように、復習と刷り込みに励んでいきますね。

こちらは敦子インストラクターが、イブズランジに回旋加えたバリエーションを桑原先生に教わってる図。

エクササイズ後は、

すいすい歩ける〜！

とものすごい高速で室内を歩き回ってました。

なんでこのエクササイズがすいすい歩けることに繋がるのか分かりますか？ちょっと想像してみてください。

わかる方は、おめでとうございます

日常生活でもどう歩いたら身体にとって快適か、理解できてる、ってことですね^ ^

ご自分で理解できている、ということは重要なんですよ。

桑原先生も仰ってましたが、

受けに来るみなさんが、ニュートラルポジションを自力でとれるようになることはとても大切で、

一度ニュートラルの感覚を手に入れたら、それは一生もの。いつでもご自身で再現できるようになる、と。

例えで仰ってたのが、一度、自転車に乗れるようになったら、自転車に乗れない人の真似が逆にすごく難しいし、

しばらく乗ってなかったとしても、すぐ思い出して乗れますよね。

それと同じこと。

レッスン中にニュートラルポジションが自力で取れないとしたら、日常生活でもおそらく、骨盤落ちたまま座ってるでしょうし

レッスン中にニュートラルポジションが自力で取れる方は、お仕事中もご自分でいい感じの座り方にもっていけてるはずです。

↓このエクササイズを正しくやったら、驚異的に肩の可動域が広がった

ほかに分かりやすい例だと、

立った状態でバンザイするエクササイズをしようとするとき、

猫背のままバンザイしようとしたって、腕は途中までしかあがりませんから、正しいエクササイズになりません。

でも「いい姿勢（ニュートラルポジション）」で立っていると、あなたの現時点でのベストな腕の上がり方が出来ます。

（筋バランスによっては、そんなに上がらないかもしれないけど、それが今のあなたにとってのベスト）

できないから受けにきてるんだ、教えてよ、と思われるかもしれませんが、もちろんレッスン中にお伝えしてますし、取れてない方には、修正しています。

が、レッスン終わると忘れてしまう方が多い。泣

とはいえ、いやいや、大抵の方はそんなものですので、がっかりしないでください。

（余談ですが、わたしもバレエの先生にいつも同じ注意をされてしまいます。でも同じ注意をされずに済むようにならないと上達は見込めないのも分かってますし、一度された注意を次には改善できてるようになる人が上達する人だ、ともある先生に言われました(･_･;）

忘れてしまっても、繰り返し繰り返しレッスン受けていただくことで、私たちも毎回しつこくお伝えし続けますから、その繰り返しでそのうちカラダで覚えていただくことができるはず。

でも自力でスムーズにニュートラル取れるようになった方には、そこから先の修正点をお伝えできるし、さらにコントロールの難しいエクササイズにチャレンジして体幹強化！みたいなエクササイズにもチャレンジしていただけますが

自力で取れるようになってない方には、まずニュートラルポジションを取ってエクササイズのスタートポジションになるだけで時間を取られてしまうので、60分のレッスンでお伝えできることも減ってしまい、もったいない。

なので、ぜひレッスンで学んだことをご自分の頭で考えて咀嚼してインプットしていただき、次のステップに進んでいけるようにしていただきたいなーなんて思います。

そうでないと、せっかくレッスンに何度も受けにきていただいても、毎回「ふりだしに戻る」になってしまいかねません