腰痛にはフッキンすればいいのか? | 千葉船橋・心も体も好きな私になるピラティス【PILATES body&mind】

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こんにちは。高根公団駅前ピラティスヨガ教室の高橋まゆこです。

日々レッスンで多くの方のお話をお伺いしていると、腰痛を訴える方がほんとーうに多いな、と感じます。

立ち仕事の方、デスクワークの方、移動の多い営業の方、育児中の専業主婦ママさん、背景はいろいろ。

で、よく「腹筋つけなきゃいけないんですよね?」という感じのことを仰る方も多く、実際にWebで腰痛対策みたいなサイトを見ると、安易に腹筋つけましょう、と書いてあったりします。

(↑こんなエクササイズもオススメ~)

ココで問題!
「腹筋」という筋肉は、ないんです叫び

お腹周りにある筋肉は、
一番表層にあるいわゆるアウターマッスルの腹直筋、その下に外腹斜筋、内腹斜筋、そして、一番深いところにあるのがインナーマッスルな腹横筋。

腹筋つけなきゃ、という場合、はて、どの筋肉でしょうか?

日常生活を過ごす上で、ある動作をするときにはまずココの筋肉が働いてほしい、という原理原則みたいなものがあります。

「腹筋」の鍛え方を間違えて、上記4つのうちの、1つだけをモリモリっと強くするだけにしてしまうと、かえって腰痛悪化にもなりかねません!

腹筋つけなきゃ、と思って、いわゆる「フッキン」運動、仰向けで膝たてて頭を持ち上げる運動をするとしたら、やり方には大いに注意が必要です

じゃあ、どうすればいいのか、というと
それがまさにピラティスそのもの!
ニュートラルポジションを保って「フッキン」運動をするのです。

(私の所属するPHIピラティスでのエクササイズ名は「カールアップ」、団体により言い回しが違うこともあります)

とはいえ、この「カールアップ」もやり方を間違えると、首が痛くなります。

なので、まず第一歩は

1.ニュートラルポジションを保って、仰向け・膝を立てて、呼吸をしてみる。上記の腹横筋のほか、骨盤底筋群も働かせます。

2.1の体勢のまま、片脚ずつ膝を伸ばしてみる。(PHIピラティスでは「シングル・レッグ・ストレッチ修正」)

3.1の体勢のまま、ニュートラルポジションを保って、片脚ずつテーブルトップ→元の位置に降ろす、を繰り返す。(同じく「シザーズ修正」)

コレを厳密にやると、それだけで、かーなーりープルプルしてきます。

(意識せずともこれらの動きがスムーズにできる段階に入ると、いちいちプルプルしません)

月曜日の個人レッスン2枠目の方が、まさにこんな感じでしたので、インスピレーション頂き、記事にしてみましたニコニコありがとうございます!

単に脚を動かせばいいわけじゃなく、これらの動きしてるときに、

肩が力んでないか
骨盤の高さ、位置が変わってないか
脚があらぬ方向へ出てないか
股関節がきちんと動いているか、腰椎で代償してないか
お腹がモリモリしてないか   等々

目を皿のようにして見させて頂いてます。

運動初心者の方こそ、ぜひピラティス個人レッスンをお試しあれ~クラッカー