ドクターエックスの見ろよ、てめえら! -4ページ目

ジュリー&ジュリア

1949年当時、外交官ポールの妻として、フランスに渡った一人の女性ジュリアは、優しく理解あるポールのお陰で大きな家に住み基本的には何不自由なくお金にも困ってない訳、彼女は料理を食べる事が大好きで、身長が185cmあり(ポールの方が小さい)、その体躯通りおおらかで前向きかつ明るい女性である。

しかし何か自分でやり遂げたい、やってみたいという願望が芽生える訳よ。

そこでフランス料理を覚えたいと考え、今でも実在するフランス料理の名門校、ル・コルドン・ブルーに入校するが、当時はアメリカ人で女性の生徒は珍しい訳よ。しかも彼女はフランス語がてんで喋れない(笑)

ましてル・コルドン・ブルーの先生は彼女がアメリカ人であるがゆえに何故にフランス料理?と色眼鏡を掛けて見ているせいもあって人一倍、厳しい訳よ。フランス料理を知ってる人ならヌーベルキュイジーヌをご存知だろう。フランス料理でいう新しい料理という意味で、料理の盛り付け方の基本や見せ方の技法なんだが、これを覚えるのはなかなか至難の技なんだよ

ちなみに話しは横道それるが、俺自身、何を隠そう10代の頃、東京に出てきた目的がフランス料理のジェフになるためだった訳よ。まああっという間に挫折したが(苦笑)
まあそれは良いとしてジュリアはその前向きかつ迷いのない、困難にめげない人間性で、ル・コルドンブルーの生徒の男連中にも注目されるほど物覚えが良く、言葉も料理も吸収していく訳。しかも基本的に金銭的に不自由して無いので、我が家のキッチンにはフランス料理を作るための包丁や鍋等、調理器具をごっそり揃え、学校のみならず、家でも正に四六時中、フランス料理を作り、食卓に並べポールに味見をしてもらう。

理解力のあるポールは彼女を微笑ましく思い、全てをバックアップして常に支えとしての存在としてジュリアの背中を後押しする。ポールにとってもジュリアが好きな事を見つけ夢中に打ち込む姿にいつもニコニコして共感してる訳よ。本当に素晴らしい旦那さんである。ポール(スタンリー・トゥッチ。プラダを着た悪魔でもメリル・ストリープと共演、名俳優である)に関して言えば、この映画で主役では無いが、影でジュリアを支えながらも主役並みの存在感に溢れた役柄をこなしている。基本的にこの作品はジュリー&ジュリアと二人の女性が主役だが、見方を変えればジュリアとポールの夫婦の物語とも言える訳よ。

ジュリー&ジュリア

1949年。アメリカ人のジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)は、外交官の夫(ポール(スタンリー・トウッチ)の転勤でパリにやって来る。好奇心旺盛で食べることが大好きなジュリアは、ここでフランス料理に出会い、名門料理学校ル・コルドン・ブルーで学ぶ事を決意。持ち前の負けん気と明るい性格を武器に幾多の困難を乗り越え、夫の愛に支えられながらジュリアは学校を卒業する。その後、家庭で誰でも作る事が出来る524のレシピをまとめた料理本を出版すると、アメリカで大ベストセラーになる。

それをきっかけに料理番組に出演したジュリアは、身長185cmでかん高い声、本番中に失敗しても気にしないおおらかなキャラクター、そして「ボナペティ!(召し上がれ)」という決まり文句で国民的大人気となっていった.....。

50年後の現代ニューヨーク。作家になる夢に破れ、結婚はしたものの派遣社員として働くOLのジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)は冴えない毎日を過ごしていた。ある日、料理が大好きな彼女は幼い頃から憧れていた料理研究家ジュリア・チャイルドの524のレシピを365日で作り、それを毎日ブログに綴る事を思い付く。
それは自らの人生を変えたいという焦りから始めた無謀な挑戦であったが、試行錯誤を繰り返し、悪戦苦闘するジュリーのブログは、いつしか評判になってゆく.....


と、まあ、これは非常にざっくりとしたストーリー紹介であるが、Wikipediaでも内容を詳しく書いてないし他人のブログからストーリーを拝借(結構頂いてるが(笑)するのもなんだしな。一応、MovieWaIkerから拝借(やはりパクりになるか?(笑)した訳だが

では、この作品は何を伝えたいのか?何処が見所なのか?を俺なりに改めて考察してみる事にしよう。

ジュリー&ジュリア

さてとだな。日々忙しい薄給だの、底辺だの、病気だの、泣き言を並べブログを書く事を遠ざけていた訳だが(事実なんだがな)

まあなかなか、始めた事を長続きしない俺が、なるほど!と納得する作品に出会った訳よ。

まあ前回、スピンオフと題して熊本から出てきた好青年、松尾君(仮名)と俺の事を書いた訳だが

でこの間、彼からきた連絡が映画を見てる時で、その作品の内容が割りと今の俺と一致した事もあり、取り上げてみようと思った訳よ。

本当は前々回の作品タイトルは違う映画を取り上げるつもりだったんだが、それは次にしてだな。今、上で述べた理由で急遽、今回の作品に変更した訳よ

まっ、ご託は良いか(笑)

てな訳でな、今回の作品は

2009年度、恋人達の予感、めぐり逢えたら、俺も好きなユー・ガット・メール、(いずれもメグ・ライアン主演)ロマンティック・コメディを得意とし、アカデミー賞候補3回にノミネートされ、2012年惜しくも他界した、女性監督ノーラ・エプロンの作品で名女優メリル・ストリープ。ベテラン。エイミー・アダムスのダブル主演で贈る、1960年代にアメリカ初のフランス料理のレシピ本を出版したジュリア・チャイルドとその全レシピを一年で作る事を目標にし1日1日その作った料理の事をブログで書く現在のジュリー・パウエル。実在の女性二人が時代を越えて交差する。ちょっぴり元気になれる。クッキング・ムービー?


ジュリー&ジュリア

である。

ちなみにノーラ・エフロン監督とメリル・ストリープは80年代の恋愛ムービー。シルクウッド、心みだれてと、この作品で3度タッグを組んでおり、このジュリー&ジュリアのメリル・ストリープはゴールデングローブ主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞している。


さて、一通りざっくりと作品を紹介したが、何を伝えたい作品で?どう俺に繋がったか?(そこは自己満足なだけだが(笑)など、まずはストーリー紹介の後に考察してみよう。