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北村一輝さんに浮気しつつも堂本光一さんに心酔する女のつぶやき

北村一輝さん出演!アップセルテクノロジィーズ新WEBCMが完成 

NEWS TV 2018-12-03 16:00
 
アップセルテクノロジィーズ株式会社は、北村一輝さんを起用した新WEBCMを公開した。 同社は、アップセルに特化したコールセンターサービス「RYO-CALL」の他、チャットボットおよび有人チャット代行をパッケージで提供する「RYO-TALK」、月間300万件以上の通話データをもとにAIが獲得シミュレーションや将来収益の予測、トークスクリプトの自動生成をおこなう「RYO-DATA」等、多数の事業展開をおこなっている。 
 
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ちょっと何言ってるかわからないんですけど。
 
いやあ、びっくりしました。
あまりにも胡散臭くて逆に感心しちゃいました。
 
失礼を承知で言ってしまうと、まるでドラマの中に出てくる、架空の詐欺会社のCMを見ているような。
もしくは自己啓発セミナーのような。
 
ここで何が胡散臭いのが紐解いていきましょう。
ひとつひとつ確認すると、そんなに胡散臭くもないような気もしなくもなくなってきました。(結局どうなんだ(笑))
 
まずは会社名。「アップセルテクノロジィーズ 」。
ひとこと言わせてください。「テクノロジー」じゃダメなんですか!?「ジィー」じゃないとダメなんですか!?
この社名、インターネットで検索してもほとんど出てきません。
それもそのはず、今年の10月に社名を変更したところなのです。
元は「サウザンドクレイン」。千羽鶴?という社名で、これだとちゃんとWikipediaにも出てきます。
 
ちなみに「アップセル(upsell)」とは、
「顧客の単価を向上させるための営業手法の一つで、現在ある商品を検討している顧客や以前商品を購入した顧客に対しより高額な上位モデルに乗り換えてもらうことです。たとえば、10万円のPCユーザーに高機能な分単価の高い15万円のPCを購入してもらうことや、年会費無料のクレジットカードから、ゴールドカードに変更してもらうことがアップセルにあたります。」
EmotionTechより
 
業務内容そのまんまかい!?ていう。
 
その業務内容、上記説明を見てもカタカナばかりでサッパリわからないと思うのですが、ようはコールセンターですね。そこにプラスアルファの付加価値をつけました、といったところでしょうか。
業務自体はいたってシンプルなので、胡散臭くはないですね。
 
創業は2003年。創業者は大学4年生でした。
 
ベトナムやフィリピンにもコールセンターを持っているということで、「そんなアメリカみたいなこと、日本の企業もしていたんだ」と、ここでもちょっと感心しました。
電話したらカタコトの日本語で出てくれたりするのでしょうか?
 
そんな会社が、2018年12月、
「俳優:北村一輝氏を起用した当社プロモーションの開始 AIによるマニュアルの自動生成および将来収益シミュレーションを実現する「RYODATA」の開発および提供開始」
と、バッチリホームページの沿革に書かれてるんですけど、いいのでしょうか?
そんな、北村一輝ありきの改革みたいな感じで、本当にいいのでしょうか!?
 
と言うわけで、上記ウェブサイトにCMそのものとメイキング(?)、2本の動画が上がっておりますので、ぜひご覧くださいませ。
 
また北村さんが胡散臭いんだ。
そして冒頭から「顧客データ」とか苦手なカ行が並ぶから、ぎこちないんだ。
コールセンターの宣伝なのにカタコトでどうする?
俳優なのになんでこんなに原稿読むのが下手なんだ?
だいたいITだのAIだの、北村さん自身が理解しているはずがないじゃないか!
 
安っぽいセットも、さらに胡散臭さを助長しています。
 
本気で宣伝したいなら、なんで採用したんだろう?この演出とこの俳優。
信用が売りの商売でCMが胡散臭くてどうする?
ちゃんと広告代理店にコンペさせて決めたのだろうか?
 
そしてなんで北村さんは引き受けてしまったんだろう?
 
むしろ胡散臭さを最大限に伝えたいCMだとしたら、大成功です!
そんな需要があるのかどうかよくわかりませんが。
 
 
・・・アップセルテクノロジィーズさん、そしてCM制作に関わったみなさん、いろいろとひどいことを言ってすみません。深くお詫び申し上げます。。。