母が、息子のことでパパと私に話したいことがあると下記のことを話してくれました。
母はときどき気の向いた時に、家にひとりでいる息子に食事を作って持ってきてくれているのですが、その日は帰ろうとしたら息子から「もう帰るの?」と引き止められたという事でした。
今まで、ゲームに夢中でそんなことを言われたことがなかったことと、不登校からひと山超えてスッキリした顔でいたけど、今は少し何かに悩んでる様子が伺えるということを話してくれました。
実は、パパも私も、ときどきそのような様子を感じていました。
3学期が始まり、間もなく4月になれば、みんなが進級しいよいよ本格的に進学へと動いていく中、自分のいる環境を考えたら心中穏やかではないんじゃないかと思っていました。
自分の将来をなんとかなるさと開き直っていれるほど、まだ世界を知らないし、それほど経験値も高くありません。
不安になって当たり前だと思っています。
母が、パパにどう思ってる?と聞いたら
ひとこと
「もう、学校には行かなくてもいいと思ってる」
と、キッパリ言いました。
私
「えええっ 変わったねぇーーー
」
不登校を一番引きずっていたパパから、こんな言葉が飛び出すなんて
パパ
「学校に行かないのなら、その時間を学校に行っていたらできないことをすればいい。学校にはない世界を見ればいいと思ってる」
なんか、カンドーだよ パパ
今まで、ちょこちょこバイクを修理してたけど、GWに息子を乗せてパパの実家に行くプランを立てているらしく、それは息子も了承済みとか。←いつの間に!
義両親に不登校の事実を話すか話さないか、息子の好きなようにすればいい。
私も腹は括っている。
私の方は私の方で。
私
「なにか考えてるの? ママやパパに話せないことなら、そういう相談に乗ってくれる人を知ってるよ。ママなんかより、ずっと聞きたいことに答えてくれる人だと思う」
先月、お話しを伺った通信制高校の心理療法カウンセラーでキャンパス長さんがそういう相談に乗ってくれます。
そのときの記事は コチラ
今までの息子なら、すぐに「そういうのいいから」って言っていたけど、「うーん」と考えていました。
また様子をみて、息子が必要なタイミングで声を掛けられたらいいなと思います。
そんなことを話していて、母が「あんた達、大変だったと思うけどよくやってきたよ」って労ってくれました。
そういう言葉が一番嬉しい。
なにより、パパにその言葉を掛けてくれたことが嬉しいです。
まだまだ、先はこれからだけど、本当の意味で息子の力になれるよう周りの人の力も借りながらやっていきたいと思います。
ちなみに、息子が不登校になる以前に購入していた本。
今朝、何気に思い出して本棚から探し出しました。
学校には通わずに、自宅学習、または好きな人や関心を持っている人のセミナーに参加したり、会いに行ったりして学んでいる当時10歳の男の子です。
息子の1つ年下なので、4月から中2になりますね。
現在は、その日の朝に学校へ行くか行かないかを決めているそうです。
なんという自己肯定感。
息子にも、不登校するという決断を出来るという『才能』があって現在に至ります。
ここまで自覚して肯定してはいないと思うけど。
だから、いつか伝えたい。
それは、『自分を信頼できるという才能なんだよ』って。
中島芭旺くんに関心のある方はこの記事はいかかでしょう コチラ
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