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BoBokoとNekoとNY→メイン→ダラス?

前略 お元気ですか。 BoBokoは元気です。 Nekosも元気です。 BoBokoとKuroNekoの味のある(はずの)NY→メイン→ダラス生活のお話です。

 

皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。BObOkoです。

そう言えば今月末、引っ越しをするのです。

またですよ、また。

車で10分~15分程離れたアパートに引っ越しです。

買ったわけじゃなく、また賃貸です。

今のアパート、アパートそのものは大好きなのですがね、

管理会社が良くない上、

ここ最近、敷地内の空き巣被害が増えてきたり

問題が色々と出てきたので、

もっと安心して暮らせるところにお引っ越しです。

非常に面倒ですが、仕方がないですね。

 

 

さて、前回の続き、Pさんのお話です。

ある夏学期(翌々考えたら去年の話)に

同じレベル3の文法クラスを教えることになったPさんと私。

 

毎日のように言葉を交わし

レッスンのお話を良くしていたが、

何だか私の教え方や教材に対してチクチク発言が多い。

ニコニコしながら言うところがまた痛かった。

 

 

 

私の文法クラスでは良くゲームをしている。

 

その夏学期もそうだった。

 

ゲームをするとどうしても煩くなってしまうので

お隣さん、つまりPさんのクラスに迷惑をかけるのではないかと

いつも気になってはいた。

 

ある時、ゲームで大盛り上がり真っ最中にPさんが

扉を開けて教室を覗きに来た。

 

「あ、ごめんなさい。煩い?」

 

「いえいえ、いいのよ!楽しそうね!構わず続けて。」

 

ただ様子を見に来ただけのようで彼女はニコニコして

時折ケタケタと声を出して笑いながらしばらく眺めていたが

そのうち消えて行った。

 

授業が終わり、

ゲームも無事終わり

勝ち組に賞品のお菓子の詰め合わせを渡しているところで

またPさんは現れた。

 

お菓子の詰め合わせと言っても

そんな大層なものではなく、

茶色の紙袋にチョコや飴を3,4個入れる程度。

でも中が見えない袋に入っている分、

何か特別感が出て学生は盛り上がってくれる。

 

負け組には「おまけ」としてお菓子を一個ずつあげていた。

 

「何それ?」

とPさんは興味津々であった。

 

「ただのお菓子です。今日のゲームは賞品付きにしたんです。」

 

 

「ああ、ワイロね(bribe)」 

 

 

。。。。

 

 

え。。。?Bribe。。。?

 

 

学生をお菓子で釣っているってこと?

 

 

初めて言われた時は

あまりにもニコニコして言ってくるから

一瞬、え?と思ったが

冗談で言っているのだと思うことにした。

 

 

 

ところがね

 

それからと言うもの

 

Pさんは何度も

お菓子や食べ物を教室に持っていくことについて

機会があれば

突っついてくるようになったのである。

 

Bribe

 

Bribe

 

とニコニコしているが

やたらとうるさい。

 

授業中にお菓子を持って行ったり

ちょっとしたパーティーをしたりするのは

私のクラスだけではなく

 

珍しいことではない。

 

教え初めの時から私はやっていた。

まぁ、確かに学生のご機嫌取りのような意図もあるが

まぁ、これくらいのことで

学生のテンションが上がったり

授業が盛り上がってくれるのなら

別にいいことだと思うし、

 

Food for Solidarity(結束)

 

を信じている私は

お菓子や食べ物って

人を繋げてくれるものだと思っているので

しょっちゅう持って行くものではないと思うが

意図的であれば

 

授業中のお菓子/食べ物推進派

 

の私である。

 

レベル3は他のレベルと比べてその傾向が強いのは

先生も学生もとても大変なレベルだからと言うのがあると思う。

 

これぐらいのちょっとした楽しみを織り交ぜていかないと

やってられないわというくらい。

 

とあるレベル3の先生は朝のクラスに

ベーグルをクラス分持ってきて

学生にもコーヒーとかクリームチーズとか持ってこさせて

皆で朝ごはん食べながら授業とかする時もある。

 

私も朝教えていたら絶対やりたいことだ。

 

食べ物の力はすごい。本当にクラスが仲が良くなるのだから。

 

私のレベル3チームは皆そこのところ、意見は一致している。

 

ところがPさんはそうじゃない。

 

 

「私はね、自分のメンター(先輩?指導者?)に強く言われていたの。

 お菓子で学生を釣るな、と。

 本当の教育者というのはワイロで自分の力を胡麻化したりしない、と。

 人気取りの為に教えてはいけない、と。」

 

 

どのタイミングでそう言われたのか覚えてないのだが

恐らくまた何か食べ物かお菓子をクラスに持っていた時とかだったと思う。

 

ムッとした。

 

それを言われた時、

彼女に突き付けたい学術論文や記事が4つ位思いついた。

どれも「食べ物を授業中に配る教育効果」について語っている。

 

彼女の言いたいところは要するに

私は学生の人気を取るためにお菓子で釣っている、

ということ。

 

何かムッとしたね。

ムッとしたから

 

「お菓子をワイロって思って学生に配ったら確かにワイロになりますね。

 でも私はワイロと思って配ってないから。」

 

くらいのことは言ったけれど、

それ以上のことは言えなかった。

 

私はムッとしたり怒ったりしても

その瞬間はなかなか達者なことが言えない人である。

ダンマリとするタイプ。

後でジワジワと怒りが増してきて、

ああ言えば良かったとか、今度チャンスがあったらこう言おうとか

ブツブツとする。

 

なぜか授業中は怒れるのだけどね。(慣れか)

 

このお菓子云々はナント

 

その夏学期が過ぎて、Pさんがレベル4に戻ってからも続くのである。

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。ボボコです。

今日は月曜日。

やることは結構あるのに、

ああ、やっぱり教えてないと仕事に何か気合いが入らないです。

まだ10時半だけどん、昼寝でもしてしまおうか。

 

さて、前回の続き、

同僚Pさんのお話です。

 

レベル3のライティングのクラスは

その昔Pさんが作ったからPさんのモノだったらしい。

 

でもPさんがレベル3からレベル4に移ったことで

誰のものでもなくなり

 

そのタイミングで新しく私がレベル3に加わり

私を含めたレベル3の先生達は頭を寄せ合い

 

色々とライティングのクラスの内容を変えていった。

 

Pさんには内緒だったというわけではないけれど、

何となくしばらくレベル3の話を

Pさんとするのは避けていたような気はする。

 

ところがね、

 

まだ色々と変えている真っ最中、

皆で「変えよう!」と決めて半年経った夏学期

 

 

 

Pさんがレベル3に戻ってきたのだ。

 

 

それも

 

Pさん、「またレベル3で教えたい。」

と上司に希望を出したらしい。

 

救いだったのは、

夏学期限定ということ。

 

そしてレベル3のライティングのクラスではなく

グラマー、文法のクラスを希望したこと。

レベル3グラマーは彼女が作ったクラスではない。

 

レベル3のグラマーを選んだ理由は、

レベル4でグラマーを教えているが

レベル3でグラマーをどうやって教えていたのかを思い出したい。

レベル4の学生がレベル3でどんな文法を学んで上がってくるのかを知りたい。

 

と言ったようなことであった。

 

 

多分、噂でレベル3のライティングが随分変わったということを

聞いてたんじゃないかな、と。

気になってちょっと覗いてみたくなったんじゃないか。

 

そんな気がしてならないのは、

「何か変えた?」と

レベル3に戻ってきてから執拗に聞いてきたから。

 

私は細かいことは避けてザックリと説明しただけだが

他の先生は彼女にどこまで話したか知らない。

これと言って傷付いている様子でもなかったが、

1つだけ気になった発言が

 

「やっぱり新しい人が入ると、活気が出ていいね!」

 

 

この発言を良く捉えていいのか、

どうか私には分からなかった。

「新しい人」というのは勿論私のこと。

 

私がレベル3に参加したことによって、

レベル3が変わったと

彼女が思っているのは間違いないことはそれで分かった。

 

その夏学期は実は私はライティングを教えていなかった。

Pさんと同じでレベル3のグラマーを教えていたのである。

時間帯も一緒、教室は隣り合わせ。

 

というわけで、

 

それまでは言葉をちょっと交わす程度だったのだが、

同じクラスを教えることになったことで、

Pさんと私の関係が始まったのである。

 

 

これがね。。。

 

 

何とも言えない感じでね。。。

 

 

表向きはとてもいいんだけどね。。。

 

 

何か、やっぱり

いきなり現れて「私のベイビー」を壊した人、という具合に

根に持たれてるのかなぁー。

私に対して、とても複雑な気持ちを持っているのかなぁー。

 

そんな気がした。

 

私と友好を深めようとしてくれているのは良く伝わってきていた。

 

同じ時間帯に同じ授業を隣の教室で週3回教えていたので、

毎回授業の前と後、

そして休憩中も度々、

彼女は私の教室にやってきていたのである。

 

授業の前はお互い何のレッスンするか

授業の後はその日の授業の感想や

次の授業のレッスンの話し合い。

 

ほとんど毎回のように

○○のパワーポイントある?

どんなテストを出すの?

ハンドアウトは?

と、聞かれていたので、

私はその都度、彼女に希望の教材をあげていた。

 

でね

 

これがね

 

 

レッスンをシェアした後

 

Pさん

 

全くもって

 

 

反応が薄いのよ。

 

 

全然褒めてくれないのよ。

 

むしろ、

 

チクチクしてくるのよ。

 

「有難う。でも私には使えなかったわ。」

とピシャリと切られるのよ。

 

パワーポイント何か、

「細かすぎて、学生が寝ちゃいそうね。」

と言われた。

 

確かに自分の教え方に合うように全てのものを作成しているので、

私のを見て「自分には使えない。」と思うのは分かる。

特に私のパワーポイントは授業中に使っているのをイメージしながら作成している。

そして授業の後に学生が持って帰って、

自分達でおさらいが出来るようにもしているので、

細かいところはある。

 

だから、私も人に自分のパワーポイントを渡す時は、

私のを材料にして、自分のパワーポイント作ってねという意味で

シェアしているつもりである。

 

それが、「使えない」でピシャリと切られた。

 

ええ、そうか。

ま、好みってあるからな。

それにしても何を渡しても

1つも良いこと言ってくれないよね、Pさん。

 

いつもそんな具合であった。

 

私はちゃんと彼女の作るもの褒めてたよ。

何かありーーー?と思うことあっても何も言わないようにしていた。

他の先生だったら意見を求めてくるから自分の思ったことを

正直に言ってたけれど、

Pさんのレッスンに関しては例え「どう思う?」と聞かれても

あ、意見を求めているわけではないなというのが伝わってきていた。

だから褒めてたさ。

勿論、嘘つかずにちゃんといいところ見つけて、そこを褒めてたさ。

 

でも私のは1つも褒めてくれた記憶がない。

褒められるのを期待する私も何なのだが。。。

でも、ねぇ。。。

ほら、このプログラムでは結構褒める文化が出来上がってるから。

何か1つでも時々でも良いこと言ってくれてもいいのになって

思っちゃうわけよ。

 

逆に間違いの指摘はどんどんしてくるわけ。

それはとても助かるのだけどね。

 

嫌だったのが、

授業の休憩中に

白板やパワーポイントに書いてあるちょっとした間違いを

学生の前で指摘してきていたこと。

 

1回とかだったらいいのだけど

それが2回続くと「あ、間違いを探しに来ている。」と思ってしまう。

まぁ、お陰で間違いなくなったけどね。

 

授業前、授業中、授業後、白板に書いてあるものは

必ず覗きにきていた。

「お、○○をやってるんだね!」と

先輩風を吹かせて私の教室に登場して

私のクラスの学生とお喋り。

最後の方は何となく監視されている気分になった。


「このレッスンはどうやって進めているの?」とか

「こういう時、どうしてる?」という感じに

ちょっとした「相談」を彼女はしてきていたのだが

それも何となく、

私を試しているような気がしてならなかった。

 

 

 

 

「何か、多分、Pさんにそんなに私好かれてないと思う。」

と、当時のオフィスメイトに

私はそう言っていた。

 

 

それを益々強く感じるようになるのにそんなに時間はかからなかった。

 

続きます。

 

ちなみに一度だけPさん、

自分が作ったパワーポイントをシェアしてきたのですが、

そのあまりもの酷さに私は驚いたのなんのって。

最初のタイトルのスライドから間違っていて

そもそも彼女はパワーポイントの基本的な作り方や使い方を

知らないんだというレベルでした。

 

あの私への酷評は何だったんだと思いますが

ま、こっちではそういうの良くある話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さま、お元気にお過ごしでしょうか。

ボボコです。

昨日、久々にESLの先生用のワークショップをしました。

同僚、皆優しいから、沢山良いコメント頂きましたが、

もう反省点盛り沢山。 何か恥ずかしかったな。

当たり前だけど、教える相手が学生と先生じゃ全然違う。

油断してました。

再来週に第2回目があるので引き締めて行こうと思います。

こういう夏学期も悪くない。

 

さて、本日は前回の続き。

 

Pさんのお話しです。

 

Pさんが時間をかけて作り上げたレベル3ライティングのクラス

彼女がレベル4に移り、私がレベル3に参加したのを機に

内容を変えていくことになったお話し。

 

先に行っておくが

私は新人がしゃしゃり出て、

色々と意見するのは良くないと思っている。

新しく入った人は、まず指示通りに動き、とりあえず様子を伺うべき。

変だなと思うことがあってもすぐに口には出さず、

まずなぜそうなったのか、その経緯や背景を理解し

職場やプログラムの文化を知ることが大事だと思っている。

 

変だったり大変だったりするのは、

ひょっとして自分が慣れていなかったり

力不足だけなのかもしれないし、

何も分かっていないうちに

すぐに文句垂れるのは良くない。

本当に改善を目指したいのならまず「お勉強」してからだ、と。

 

と、言いながら、

前回の話

 

私、新人の分際で何か随分と偉そうにブー垂れていたわけ何だけど、

まぁ、大分早送りしてお話をしたから

余計にそう聞こえたかもしれない。

 

確かに私にしては結構早くにブーさんしてましたがね、

一応立場をわきまえて気を付けてはいたつもり。

でも、周りがとても乗り気になってくれたのよ。

 

そう。分かってほしいのは、

周りのレベル3の同僚は

私みたいにハッキリ言う人を待っていたということ。

そして言葉にして何がどうしておかしいのか、

具体的にどう変えて行ったらいいのか

皆の気持ちを代弁するように論理的に説明してくれる人が現れて

とても嬉しそうにしてくれていた。

 

レベル3のライティングの授業を何セッションか教えて見て

改めて私や皆の意見をまとめ、

チームリーダーを筆頭に(リーダーは私じゃない)

授業内容を変えていった。

 

カリキュラムを変えると上司を通さないといけない。

だからとりあえずカリキュラムはそのままにしながら、

課題の内容や量を減らすとか

採点の仕方を変えるとか

もっと効率よく教えられるように少しずつ変えていった。

 

例えば学生は毎クラス何パラグラフ(段落)か書かないといけないのだが

その上更に、毎週ジャーナルという日記のようなものも書かないといけない。

その量が3ページと結構多い。

ESLの学生にとっては非常に苦痛な量である。

 

8週間プログラムだから最初の週はなしとしても、合計7つは書かせていた。

しかし、カリキュラムにはどこにも7つとは書かれていない。3ページともない。

ジャーナルを書かせるとしかない。

 

んじゃ、いいじゃん。減らせば。

 

そんなに沢山やらせても、ただこなすだけになって意味がない。

あまりにも面倒だからどこかからかコピーしたりする学生がいて、

何かと問題が絶えない。

ジャーナル自体は私は大賛成だったが、

本来のジャーナルの目的と反したことをやっていると思っていた。

 

今では、ジャーナルは5つまで減り、

そのうち一つはボーナス課題なので、

実際は4つだけになった。

ページ数の制限も字数制限に変えて減らした。

トピックも、どこかからコピー出来ないように

もっと個人的なことを書かせることになった。

 

色々と減った分、私にも余裕が出てきたので、

丁寧な返事が出来るようになり、

交換日記風になったことで、

私のクラスでは学生が一番楽しんでいる課題である。

 

という具合に、

 

表向きは同じカリキュラムだが

中身は変わっていったレベル3ライティングの授業。

 

結構賢いやり方だと思っていた。

まだまだ変える余地はあるが、

最初の頃と比べたら遥かにやりやすくなった。

 

改めて前のレベル3ライティングの授業を振り返ると

結局は世代の違いなのだということが分かる。

 

Pさんが作ったライティングの授業は

かなり昔のやり方に基づいて出来上がっている。

結果(Product)重視のそれなりの理論に基づいてはいるのだが、

それはもう20年以上も前に騒がれていた理論で、

どちらかと言ったら過程(Process)重視とされている現代にはなかなか通用せず

学生も付いていくのに苦労していた。

 

それによりレベル3をパス出来ない学生がクラス半分以上、時には90%と、

あまりにも多くてプログラムの悩みの1つでもあったのだが

内容を変えてからは、そこまでではなくなった。

 

教員もその時代に合った教え方をすること

その為にはやはりちゃんと色々と学術誌や専門書読んだり、

学会やセミナーに参加したり、他所の教員とネットワークしたり

常に勉強を続けるべきだと私は思っている。

まぁ、ただ読むだけでもいいんだよ。

 

Pさんが作ったライティングの授業は

15年以上前のある教科書に基づいて作られていることが分かった。

その教科書自体は授業で使っていなかったので

私は気付かなかった。

 

どうりで。。。何か古いと思った。。。

Pさんはレベル3のライティングのクラスを

「私のベイビー」と呼んでいた。

つまり、「赤ちゃん」のままで、

あまり育てていなかったということ何だろう。

 

 

 

これは、

 

確かに、

 

ちょっとやっかいかもね、

 

 

これだけ変えたということ、彼女が分かったら。

 

彼女、大分傷つくかもしれない。

 

彼女のことを

 

古い

 

と大声で言っているようなものである。

 

彼女、とても敏感だからなぁ。。。

 

彼女が気付いてしまう日、

出来るだけもっと先であってほしいと思っていたのだが

その日は割とすぐにやってきた。

 

Pさんがレベル3に戻ってきたのです。

ひぇ~~~~~