宮古島旅行、3日目。
今日は宮古島での観光ポイントの
伊良部島まで行きました。
とは言っても、橋を通っただけですが。
今回もタクシーの運転手さんから
色々と宮古島の状況を伺いました。
繁盛しているお店の8割が
本土から来た会社や個人が経営、
昔からあるお店は人手不足で
締めているので寂しい、など
人気観光地ならではの現状を
お聞きしました。
とはいえ、
人が来ると街も栄え、
便利になるので良いのではないですか?
と伺ったところ、
今は便利すぎるんだよ、と笑顔で
言われました。
コンビニもファミリーマートしかなく、
内地に行くにも飛行機がないと行けないのに
便利すぎる??
と疑問に思ったところ、
運転手さん(70代前半と思われる)は
かつて、学校を卒業した際、
集団就職で神戸まで行く際、
船しか移動手段がなく、
本数もあまりなかったため、
神戸まで6日かかったそうです、、。
しかも当時は、
米国の統治下にあったため
内地に行くのに、パスポートが必要で
お金はドルが流通していたそうです。
まさに沖縄の歴史を感じるお話でした。
ちなみに宮古島の
タクシーの運転手さんたちは
年齢層が高い印象があるので、
それも伺ったところ、
若者はタクシーの仕事だけでは
食べていけないから、やらないんだよ、
と言われ、この運転手さんご自身も
農業の仕事とタクシー運転手と
1日交代で仕事をされているそうです。
そして宮古島の運転手さんは、
そんな人がほとんどだそうです。
ちなみに朝8時〜翌2時までの仕事で1日休み、
その休みの日に農業の仕事、そのルーティーンだそうです、、。
なかなか厳しい状況です。
地方の方は資産運用なんて別世界の
ことなのかもしれませんが、
本当は労働以外の収入を得る手段を
考えて欲しいと心から思います。
宮古島最終日の夜は鉄板焼きを。
旅行先での鉄板焼き率高いです。




