【岡城跡】想像を超えた圧巻の石垣が凄すぎる | 仮装ランナー★ボバランナー

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かねてから訪ねようと思っていた、
大分県竹田市の岡城跡に行ってきました。

 

 

この城は、壮大な石垣で有名ですが、

 

想像の5倍!

 

くらいとんでもないほどの石垣だらけの城でした。

まずは入場料300円を支払います。

 

ちなみに城下町からここまで、

車で数分かかるくらいの山の中腹です。

城の大手門まで数百メートルほど歩きますが、

早くも石垣が姿を現します。

かなりの高さの石垣で、期待感が高まります。

ここが大手門跡です。
 

右に見える石垣が、
中世ヨーロッパの城に似ていると言われていると、
(城マニアの間で)話題になっているようです。

ここからの眺めです。

ほぼ山しか見えません。

城のマップです。

 

城内は本当に広くて、

現在地から右端までは、1キロくらいあります。

 

1周1時間半となっていますが、
これは歩いて移動するだけの時間で、
 

丹念に見学すると、
当然その倍くらいかかります。

 

驚くことに、このマップのほぼすべてが石垣で囲まれていました。

これは井戸の跡でしょうか?

ここにもしっかりと石が組まれています。

これから本丸の方に向かいますが、

ここから見るだけでも、

とんでもないほどの石垣があるのが分かります。

石垣の石の積み方にも色々違いがみられて、
興味深いです。

 

この石垣は、
左端がきれいな算木積みで、中央が打ち込みハギ

右端がまた算木積みとなっています。

この石垣の高い事。

登ってくる敵を側面から狙う、
横矢掛かりという張り出しがあります。

この石垣は、大きさや形がまちまちの石をぴったり合わせた、

切り込みハギとなっています。

この辺りは三の丸です。

ここは休憩所です。

キレイなトイレがあります。

ピアノや自販機もあり、くつろげる空間となっています。

滝廉太郎の銅像がありました。

 

まあ、この城跡に来て景色を眺めていれば、

創作意欲が沸いて作曲したくなるのも分ります。

二の丸跡です。

石垣は高いですが、柵は無いので注意が必要です。

二の丸には、風呂屋敷跡という、

殿様のお風呂があったとの事です。

 

二階建ての立派なお風呂だったようです。

そして本丸跡です。

かなりの広さがあります。

これは天満神社つまり菅原道真が祀られている神社です。

石垣には、所々に水を抜くための排水溝である樋が見られます。

この道を進んでいくと、反対側の門跡です。

まだかなりの距離があります。

途中、バス乗り場がありました。

広いので歩いて回るのも大変です。

 

歩くのや階段を上るのが好きな人にとっては、

この上なく楽しめる場所ですw

この石垣は、また積み方が違います。

 

両端は、算木積みでその間は、
粗目の打ち込みハギとなっています。

これは横の並びをそろえる布積みです。

 

石垣の担当者によって、

積み方が変わるのだと思われます。

かなり歩いていると、到着しました。

下原御門と言う、門の跡です。

 

最初は、ここが正門だったが、加藤清正公の指示により、

反対側に移したらしいです。

ここに大きな門があったようです。

門がハマっていた穴が開いている礎石が残っています。

一通り確認して、戻ります。

 

ちなみにここまで来る人は、ほとんどいません。

よほどの城好きや歩くのが好きな人しか来ないようです。

ここは賄方跡です。

 

賄方(まかないかた)とは、

城の客人の接待をする場所との事です。

 

城を訪ねてきた人は、いったんここに留め置かれて、

案内人が目的の場所まで連れて行ったそうです。

 

城の中をみだりに歩き回られないようにするためですね。

ここには、こんな蔵のようなトイレがあります。

これは井戸の跡です。

ここは屋敷跡です。

中川覚左衛門の屋敷という事です。

相当立派な屋敷です。

と言うわけで大手門に戻ってきました。

 

端から端まで隅から隅まで、見学しました。

何キロ歩いたのかと言うほど歩いて、

4時間くらいはウロウロしていたと思います。

 

それほど広くて見所が多く、

城好きには、たまらない城跡です。

 

ここまで石垣に囲まれている城は、

そう多くは無いと思います。

 

島津が攻めた時には、

ここまでの石垣は無かったと言っても、

周りが断崖絶壁では、落とせないでしょう。

 

しかしこの山の上まで、

これほどの石を運ぶのにどれほどの労力を要したのか?

 

ピラミッドより大変じゃないか?

 

と言うのは言い過ぎですが、

本当に驚きです。

駐車場に停められている車のナンバーを見ると、

全国各地から来ていました。

 

最近城の番組が頻繁に放送されていたり、

本や雑誌も多いので、

 

関心が高まっているようです。

 

この後、城下町にも行くつもりでしたが、

あまりに長く城跡散策をしてしまったので、

 

疲れてしまい、今回は断念しました。

 

城下町は、また次回です。

 

とにかく石垣が凄いので、

城に興味がある人は、絶対に来た方がいい城跡です。