ビクトリーウォーク橋と吉野ヶ里遺跡の再発掘が始まった件 | 仮装ランナー★ボバランナー

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さが桜マラソンの募集が締め切られました。

締め切り最終日まで3週間ほど募集していましたが、

どうやら定員割れではないかと思われます。

 

ヤフーニュースにも、全国のマラソン大会が、

軒並み定員割れとなっている記事が上がっていましたが、

 

コメントを読むと、やはり参加料の値上がりと、

3年間の大会中止で熱が冷めた人が多いようです。

 

それはそうと、

 

さが桜マラソンのスタート・ゴール地点である、

SAGAサンライズパークの工事が進んでいて、

 

サンライズアリーナという巨大施設の建設が進んでいます。

ここは室内競技場となるらしいです。

 

近くで見るとかなりの大きさです。

 

佐賀にこんな大きな施設がいるのか?

と言う意見もあるようですが、

何とも言えませんw

完成想像図です。

さが桜マラソンは、3月19日なので、

マラソン開催日にはまだ建設中みたいですね。

現場の壁には、こんなニュースが貼られていて、

定期的に更新されています。

どうやら親子見学会があったようですね。

壺にゃんゲート。

こんなゆるキャラがいるとは知りませんでしたw

トラキチ君って誰だよw

そしてこれが国道を跨いで掛けられた、

 

ビクトリーウォーク栄光橋です。

 

よくもまあこんな大仰な名前にしたものです。

 

トラキチくんブリッジくらいが良かった気がしますが、

どうでしょうかw

 

と言うわけで、

前回2019年の大会の時と、

スタート地点の風景が大分変わる事になるので、

ご期待?ください。

 

話変わって、吉野ヶ里遺跡です。

 

さが桜マラソンでは、

公園内の西の広場を1.3キロほど走ります。

吉野ヶ里歴史公園西口へと続く直線です。

大会時には、コースとなります。

吉野ケ里歴史公園西口です。

ここから入って、広場を一周して、

ここから出てきます。

西口広場は、遺跡エリアではなく、

こんなファミリーBBQなどが出来るエリアとなっています。

外周が1.3キロあるのでかなりの広さです。

ここは大会最大のエイドとなります。

この広場の北の端からさらに先に進むと、

今回の目的地である、新たに始まった発掘場所があります。

 

ここは一般公開もされているので、

見学に行ってきました。

 

吉野ヶ里遺跡へは、公園化される以前から度々訪れているので、

もう何十回来たかわからないほどです。

このゲート内が発掘現場です。

ちなみに通常の入場料(420円)だけで見学できます。

ここは最近まで神社が建っていたため、調査が出来なかったのですが、

神社移転に伴い、今回発掘が出来るようになったとの事です。

 

この場所は、北墳丘墓という歴代の王が眠る墓の近くなので、

大きな発掘成果が出るのではないかと期待されています。

手を挙げているのは、発掘をしている調査員の方です。

手前の穴から甕棺が出土しています。

 

甕棺とは北九州地方(福岡と佐賀)にみられる墓制で、

大きな甕の中に遺体を入れて、土に埋められています。

発掘現場全体は、これくらいの規模でかなり広いです。

調査員の方が、発掘のやり方など詳しく説明してくれました。

 

これがまた嬉々として話してくれて、

新たな発掘への喜びと期待感で満ち溢れているのが、

こちらまで伝わるようでした。

 

この場所は吉野ヶ里の中でも重要な区画だった可能性が高く、

何か貴重な物の発見が期待できそうです。

というか、期待しています。

公園内は広いので、こんなバスが巡回しています。

先ほどの発掘現場近くには、北墳丘墓があるので、

(いつものように)中を見学します。

歴代の王の墓が、発掘当時のまま保存されています。

温度・湿度も管理されていて、常時20度?くらい、

ややジメジメした湿度に保たれています。

ここに来ると、このクニが何百年にもわたって栄えていた事がよくわかります。

ここから南側には、最重要施設である楼閣があります。

その間には、甕棺墓列があり、

一部再現されています。

穴を掘って、甕棺に入れて葬るのは、

かなり大変な作業だったようです。

これが楼閣です。

当時最大級の建物だったらしいです。

16本もの太い柱で支えれています。

内部には、クニの有力者が集まって会議を行っている様子や、

(クニで最重要な、収穫の時期を決める会議を想定しているようです)

巫女が占いを行っている様子が、再現されています。

(収穫の時期を占っているところです)

ちなみに、あの卑弥呼は、日の巫女の事だという説もあります。

発掘時のこの楼閣の場所ですが、柱の跡や堀の跡など、

はっきりとわかります。

吉野ヶ里と言えば、環濠です。

一部環濠内に下りれる場所があります。

この状態でも登るのは難しそうですが、

当時は水が溜まっていたり、ヌルヌルしていて、

落ちたらまず這い上がる事はムリだったと思われます。

物見櫓にも登ります。

かなり遠くまで見渡せます。

古代人もこの風景を見ていたのだろうか。

近くの展示館に、あのヤバイ物を見に行きます。

おなじみの?首無し遺体です。

 

敵に戦利品として持ち去られてしまったのでしょうか。

どれだけ激しい戦いが繰り広げられていたかを物語っていますね。

 

他にも、矢じりが10個(以上?)刺さっていた遺体もあります。

環濠の一部には、さらにこんな逆茂木まであったようです。

ここは容易には攻められませんね。

 

吉野ヶ里が魏志倭人伝の邪馬台国とは(今のところ)言えませんが、

これだけの規模と楼閣がある遺跡は、(今のところ)ここだけです。

 

ここが邪馬台国では無いとしても、

魏志倭人伝に出て来るどのクニなのか?

 

邪馬台国と卑弥呼の謎が解明される日が来るのか?

 

生きている内に解明されてほしいものです。

発掘現場と、北墳丘墓、楼閣、資料館、物見櫓を見学したので、

今日の所は終わりにして

東のメインゲートへ向かいます。

 

何度来ても飽きません。

ここほど古代史への興味をそそられる場所は、

無いですね。

 

吉野ケ里歴史公園を端から端まで全部回ろうとすると、

最近北のエリアが追加されたので、3時間くらいはかかります。

 

丹念に見学しながら回ると、半日くらいにはなります。

 

全体を回ろうとする人は、まあほとんどいませんが、

みなさんのような走る事が好きな人は、

いい運動になるので、南の端から北の端まで回る事をお勧めします。

 

が、真夏と真冬は遮蔽物がないため、暑過ぎ寒過ぎなので、

ちょうど今くらいの季節が見学に最適です。

 

ここにはお土産屋があって、いろいろなご当地品があります。

どんなものがあるのか、ちょっと紹介します。

各種ご当地焼酎

のんのこ、山の香、むつごろう、魔界、古陶里(ことり)

なぜ北斗の拳芋焼酎が?と思ったら、
佐賀の光武酒造場とのコラボ商品でした。

佐賀の名産品であるマルボーロの佐賀藩バージョン。

佐賀黒毛和牛ビーフカレー

佐賀牛煎餅

 

いずれも食べた事はありません。

 

元々お土産なんてほとんど買わない上に、

地元のお土産なんて気にした事もありませんでしたが。

 

今回初めてじっくりと確認した気がしますw

レストランもあります。

もちろん一回も利用した事はありません。

こんなご当地メニューだらけだったとは・・

しかも弥生鴨御膳は売り切れですよw

 

売り切れとなると、なんか気になりますね。

今度試しに食べてみる・・かも。