今年はサロマを断念したので、
なんとなく気が抜けていたら、
あのウルトラから案内状が来ました。
突然ですが、みなさんは日本で一番高い山はご存知ですね。
では、2番目に高い山は?
わかりませんよね?
正解は・・・
1番:富士山(3776m)
2番:北岳(3193m)
たまにクイズに出たりするので、知っている人も(少しは)いるかもしれません。
次に、日本で一番大きなダムは?
ご存じ黒四ダムですね。
では、2番目に大きいダムは?
はい、
温井(ぬくい)ダムですね。
知らねーよそんなダム!
と言う声が聞こえてきますねw
知っている人は、地元の人と一部マニアだけだと思います。
1番と2番では、知名度が全く違いますね。
その日本で2番目に大きなダムがある、
広島県の安芸太田町名物”しわいマラソン”の案内状です。
(温井ダムは、惜しい広島という広島の自虐ネタキャンペーンにも使われています)
”しわい”とは、当地の方言で、”キツイ”と言う意味です。
このしわいマラソンは、山間部に位置する安芸太田町内の、
超アップダウンコースを走るウルトラマラソンで、
現在88キロコースと、100キロコースがあります。
参加者500名規模のそんなに大きな大会ではないですが、
2013年・14年・15年と3年連続で参加して、
なんとか完走はしています。(88キロコース)
なぜこのしわいマラソンに参加したのか?
それは、翌年サロマウルトラにチャレンジする事を決めた年
(2013年)に、サロマの練習になるかも?とか思って、
ちょうどエントリー期間でもあったので、
深く考えずにポチッと押してしまいましたw
距離も100キロより短い88キロだし制限時間も
13時間と長めだったので、
多少の不安を感じながらも大丈夫・・だろう・・
と、参加したら・・・
これマジで、マラソンのコースかよ!
と、思わず口から出てしまうほどの激坂アップダウンの連続が続くわ、
後半暑いわで苦しめられながらもなんとか完走できたので、
自信にはなったものの、サロ魔にはかないませんw
しかしこの大会の魅力は、その激坂と途中の 井仁の棚田 の景色と、
町の人の温かい応援と、
何と言っても日本で2番目のダムの階段を登る事です。
ゴール1キロ前に現れる巨大ダムの大きさに圧倒され、
戻ってこれた達成感を味わい、ダムの481段(しわい階段)を登って、
ゴールするという演出は、最強です。
(この大会の時だけ特別に登れます)
この達成感を味わいたくて、その後連続で参加してしまいました。
ちなみに100キロコースが2014年から追加されましたが、
制限時間13時間と88キロコースと同じな上に、
88キロコースを10時間以内で完走した人という条件があります。
(その後、自信がある人はこの条件を満たしていなくても参加可能となっています)
つまりツワモノ以外には、無理ですw
私もこのコースで、100キロ13時間なんてとても無理です。
普通の人?には、88キロでも十分すぎるほど堪能できると思いますw
そのしわいマラソンですが、なんと悪天候により2016年・17年と、
2年連続で中止となってしまいました。
案内状の”今年こそは、晴れるぞ!”の言葉に、
2年間の思いが込められています。
前夜祭では、余るほどの料理が食べられたり、
エイドでの給食も豊富で、コーラも大量に用意されている、
いい大会なので、
今年は、しわいマラソンに参加したい気もしますが・・・
今のところ参加できるかちょっとわかりません。
それはそうと、今日も寒波で寒すぎる中、
やっぱり走ってどこかへ行きたい気持ちを抑えられずw
外に出ました。
写真では、分からないと思いますが雪が舞ってます。
途中にあった、小学校あとの石碑。
こんなところに小学校があったとは知らなかった。
その先には、古い石碑があります。
案内板によると、戦国時代に大友宗麟のとの戦いで、
戦死した兵を供養するため建てられた石碑らしいです。
この龍蔵寺隆信が大友宗麟の大群を破った戦いは、
九州の桶狭間と言われていて、
信長の桶狭間と同じく、今山の大友軍本陣を奇襲して、
大将を討ち取っています。(今山の戦い)
でもあまり知られてないですねw
この道をまっすぐ走っていくと、
先日自衛隊のヘリが墜落した地区があります。
そこまで行ってみようかと思っていたら、
雪が本降りになって来たので、しばらくこのローカルスーパーで、
様子を見つつやっぱりやめておきました。
こんな感じで、マラニック的にどこかへ走っていくのが、
一番性に合っていて楽しいですねw