下記の通り、ご案内申し上げます。 山口実


                                   記


(2006.11.27)
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国際協力シンポジウム「教育協力の世界的潮流と現場からのメッセージ」開催
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九州大学国際交流推進室・アジア総合政策センター主催の国際協力
シンポジウムが下記のとおり開催されます。
開発途上国が持続的成長をなしえるためには、発展を支える人材の育成が緊急の課題となっています。しかし、教育アクセスや質の問題など、途上国の教育を取り巻く課題は山積している状況にあります。
これらの問題を克服するため、我が国の政府はどのような政策を打ち出しているのか、NGO・コンサルタント・大学は各々の立場でどのような協力を行っているのか、マスメディアはこれらの現状をどのような目で見つめているのか。このシンポジウムでは、様々な角度から「教育協力」を考察し、次世代の国際協力を担う若者へメッセージを贈ります。

(内容)
 タイトル:国際協力シンポジウム
     「教育協力の世界的潮流と現場からのメッセージ」
 日  時:平成18年12月6日(水) 15:30~18:15
 場  所:九州大学医学部百年講堂 中ホール1,2
 パネリスト:
 ・大山 真未 文部科学省大臣官房国際課国際協力政策室 室長
 ・荒木 光弥 (株)国際開発ジャーナル社 代表取締役・主幹
 ・片山 信彦 特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン 常務理事・事務局長・教育協力NGOネットワーク 代表
 ・相馬 敬 (株)パデコ コンサルタント
 ・小松 太郎 九州大学大学院言語文化研究院 助教授 
 司 会:小川 玲子 九州大学アジア総合政策センター助教授
 参 加 費:無料 ※途中入場も可能です
 定  員:120名程度
 参加申込:参加を希望される方は、事前に登録していただく必要がありますので、氏名、所属(九大生の場合は学部と学年)、連絡先(FAX、e-mail)を下記FAX又はe-mailアドレスにご連絡ください。
お申込み・お問合せ先:
   九州大学国際交流推進室
   FAX 092-642-4273
   e-mail intlrsenryaku@jimu.kyushu-u.ac.jp

今週のサンデー毎日、岩見隆夫のサンデー時評に秀明大学教授、マークス寿子さんの新著『日本はなぜここまで壊れたのか』の内容が紹介されています。ここは私のコメントなしに下記を読んで頂き、皆さん一人一人が考えて頂きたいと考えます。

 〈通常は、個人の場合でも民族の場合でも、自分が幸福ならば、あるいは希望を持って生活しているならば、「恨みや怨み」は完全に消えてしまわないまでも、人々を過激な行動につき動かすほど強くはならないものである。

 ところが、私たちの常識での理解を超えた犯罪は間違いなく増加している。それは、いかに将来に希望がない若い人、自分はダメな人間だと考えている少年及び大人が多いかということを示していると考えるべきであろう。ダメだダメだと思いつめていき、ダメな理由を遠い過去の中に探ったり、他人の幸福をねたんだり、あるいは、せめて悪いことをすることで有名になりたい、テレビに出たいなどと考え、それを心の中で生きるための炎とするのかもしれない。・・・・・〉

 〈「平和で豊かな国」という日本のキャッチフレーズ、イメージがここにきて急速にかわってしまった。・・・・イラクに派遣されていた自衛隊員に万一死傷者が出ないようにと慎重に準備し、他国の軍隊に守ってもらう手続きをした政府や政治家たちが、自分たちの足元で起こる殺人や自殺には大した対策も取らないでいるのはなぜだろう。

 皮肉に言えば、国や政府のために一人には一人でも死んではいけないが、市民生活で死んだりするのは、政府や政治家の問題ではないと言っているみたいである〉

「それも確かだろう。政府が頼りにならない。隣の人がだれだかわからない。家庭もこわれている。不安がつのるのが当たり前の社会になってしまった。
 かつて存在した安心社会は簡単に取り戻せそうにない。それでも、私たちは自分の足元でできることを直ちにやらなければ、状況はますます悪くなる、とマークスさんは警鐘を鳴らしているのである。」

「直ちにやる、ということで、思い出される一つの情景がある。六年前、毎日新聞が企画した〈お徒歩ニッポン再発見〉という旅シリーズで、宮崎県下を三日間あるいたときのことだ。
 朝、町でも、行き交う子供たちが、例外なく、「おはようございます」と声を掛けてくる。なんのてらいもなく、ごく自然体で。『やあ、おはよう』とおうじながら、こんないい気分を味わうのはいつ依頼だろうか、と思ったものだ。
 旅の途次、当時八十二歳の老知事、松形祐尭さんの話を聞くことができた。
 『二千年の歴史と文化、人情があるから、だれしも人見知りしないんです。外国のお客さんもほっとする。朝起きて散歩してみてください。子供たちもみんなあいさつしますから、自然にね。いま失なわれつつある日本人の心が、日向には残っている。おおらかですよ、宮崎は』と松形さんはとつとつと郷土のほまれを語った。
 日向に学ぼう、と私は声を大にして言いたい。これなら直ちにできる。」(岩見隆夫さんのコメント)」

山口実

「イラク:バグダッド連続テロ 死者215人、負傷257人」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20061125k0000m030097000c.html
 

 今のイラクの問題は、複雑になり過ぎて、簡単には解決できません。もつれた糸を一つ一つほぐすように、現存する多くの問題を解決していくしか方法がありません。
 

1)想像力の欠如
 一番の問題は、シーア派とスンニー派、それにクルド族(トルコのと関係も含む)、そして石油の利権、軍需産業の暗躍など、宗教、部族、利権問題が複雑に絡みあった国のたがを安易に外せばどうなるか、容易に想像出来たにも拘わらず、太平洋戦争後の日本の占領パターンを模範として占領政策を進めようとした、超大国の指導者の想像力の欠如がこの悲劇を生んだ一番の原因と思われます。それを支持した日本を含めた有志連合国やその国民にも大きな責任があると考えます。また、それが石油や軍需産業の利権のために意図的に行われたのであれば、最悪と言わざるを得ません。
 イラク問題を解決するためには、やはり「これを行えば、どんな結果が出るのか」という想像力が不可欠ですし、その想像力に基づいたVisionの再構築が不可欠だと考えます。
2)大国のエゴと石油利権
 イラク攻撃の大義名分たる独裁者サダム・フセインや大量破壊兵器の存在を創り出したのは何かと言うと私はイランのイスラム原理主義革命による湾岸の石油利権の喪失を恐れた大国(フセインを祭り上げたのは、米国であることは否定できない事実です)のエゴに因るところが大きいと考えます。この問題は大国のエゴを取り除かないと解決しません。
 大国のエゴは、まさとま君も指摘されるように、歴史的な問題でもあります。
3)軍需産業の利権
 石油利権の他に軍需産業の利権もこの戦争に大きく関わっています。今回の戦争と混乱でイラクは、所謂核兵器を除く、その他のあらゆる兵器(劣化ウラン兵器を含む)の実験場と化しています。儲けているのは、各国の軍需産業であり、指導者達はその資金に頼っているのが実情です。現時点では難しいでしょうが、武装解除と武器使用の禁止の努力が重要だろうと考えます。(今更言っても仕方がないのですが、これは湾岸戦争終了の際に可能だったのではないかと思量します。)
4)宗教対立
キリスト教とイスラム教の宗教対立、シーア派とスンニー派の対立が上記の利権問題を含めて複雑に絡まっています。それぞれの原理主義者が決めツケを行い、対立を深めそれぞれの国民や国際社会が、それに乗せられています。
お互い宗教の本来あるべき姿を冷静に考え、対立による武力の使用は憎しみと破壊しか生まないことを肝に銘じるべきです。
5)民族対立
 この地域では、クルド族の問題があります。また、歴史的に部族社会ですから部族間の対立多くありました。これが、利権と絡んでいるのですから、解決は容易ではありません。(私は、部族間の対立を収めるためにも、預言者モハメッドが生活の規範をコーランの書き記したのであろうと考えています。)
 民族対立を解消するためには、連邦国家の建設しか方法がないように思われます。
6)憎しみ
 イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イラク戦争とその後の占領により、多くの人々が死にました。それに因る憎しみは増大しており、その憎しみは占領軍、特に米国軍に対するものとなっており、その鬱憤を晴らすために弱いものが犠牲になっている面が大きいと考えます。所謂プロのテロリストと憎しみに因り報復や抵抗を試みるものの区別がなくなっているのが、問題解決をより難しくさせているのです。
 私は、有志軍は一旦撤退すべきだと考えています。その上で、状況を見て国連軍の派遣を考えるべきだと思量します。手遅れの感も強いのですが、イラクの人々の手に国の行方を任せるべきです。
7)格差と貧困
 貧困が暴力を助長しているところがあります。イラン・イラク戦争前は中東で最高の外貨準備高を誇っていたイラクの人々が貧困に喘いでいます。その主たる原因は度重なる戦争です。莫大な戦費と再建費用が、本来富んでいるべき国民を貧困で苦しめているのです。

 ご存知の方も多いと考えますが、私は上記のことをイラク戦争の開戦前から考え、戦争回避を訴えていました。実際には、湾岸戦争以降同じ考えを持っており、世の中の人々に色々な形で訴えていました。
 対立が憎しみを生むことは容易に想像できます。武力の行使が破壊や憎しみの増幅を生みます。また、それに因る浪費が貧困を生み、紛争に輪をかけます。この地球に住む人間一人一人が、もう一度互助の精神に立ち戻って、非暴力平和主義を貫くべきだと考えます。その実現を難しくしているのは、私達の想像力の欠如と意志の弱さであることを肝に銘じるべきだと考えます。
 現状の責任の多くは、利権や権力に執着する一部の指導者達にありますが、その指導者たちを頂く私達にも十分責任はあります。イラクの現状が他人事でないことをしっかり認識することがこの問題の解決には不可欠です。


山口実

昨夜の「プロフェッショナル超豪華3人トークスペシャル」にイタリアで活躍するカーデザイナーの奥山清行さんが出演していました。NHKホームページの番組紹介が良くまとまっているので下記の通り紹介します。

 「アメリカ・ドイツ・イタリアと渡り歩き、世界を相手に闘い続けてきた奥山さんが、世界で通用する日本人になるためのヒントを語った。
 まず指摘したのは、コミュニケーションの努力を惜しむなということ。
『コミュニケーションって、思っているうちの3分の1とか4分の1しか伝わっていない。実は、4倍話さないと100%伝わらない』と話す奥山さん。憶せずにコミュニケーションをとり、どんどん恥をかけと檄を飛ばした。『小さな間違いを繰り返し、どんどん恥をかく。そうすれば、結局は大きな間違いをおかさなくて済む』という。
 さらに、奥山さんが口にしたのは、“日本人にしかない独自の感覚”が確かにあるということ。一例として出したのが、「切り捨ての美学」だ。余計なものを切り捨てて、シンプルさを追求しようという考え方は、外国人にはなかなか理解できないのだという。日本人であることに自負を持つことも、世界とわたりあうための条件なのだ。」
 
 私は国際ビジネスマンを20数年間やってきたので、同じ考えを持っています。講義でも良く話すのですが、国際社会では「沈黙は金なり」とか「以心伝心」とかは通用しません。しっかりとした意思を持って自己を表現することにより、対話が進みコミュニケーションが図れます。そして言語はそのための道具であることを認識することが肝要です。
 また、間違いを恐れると何もやれなくなりますから、小さな間違いを気にしないことです。たとえば、言葉についても文法的な間違いを気にし過ぎると話せなくなります。
 もう一つ私見を付け加えると、コミュニケーションを上手く図るためには、まず同じテーブルに着くことが肝要です。つまり、文化や宗教や民族に違いはあっても、お互いに敬意を表しながら、対等の立場で話せる関係を構築することです。
 それは、ユダヤ人、華僑やアラブ人など仲間意識の強い人々の場合でも同じです。
 そして、このことは外交関係でも同様です。概して日本人はコミュニケーションべたですので、そのことを意識して努力するかしないかが、国際人足りうるかどうかの分かれ目だと考えます。
 奥山清行さんの精悍な面構えは、私が世界を駆け巡っていた頃を思い出させました。

山口実

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061124k0000m040080000c.html

私の大好きな作家の灰谷健次郎さんが亡くなられました。合掌。
 僕は灰谷さんの「海に涙はいらない」と言う作品が一番好きです。何時だったか、インドへの出張の航空機の中で読んでいて泣いてしまって、Flight Attendantに心配された記憶があります。
 いじめによる悲しい事件が頻発している昨今、彼の心優しい作品が出来るだけ多くの人々に読まれることを切望します。
 それだけに、彼の死は象徴的で、とても惜しい気持ちがします。再度、合掌。

 「2008年の米大統領選挙における民主党候補の最新世論調査で、元大統領夫人で先の中間選挙で再選したヒラリー・クリントン上院議員が33%と最高の支持率を集めたことが分かった。CNNが実施した。 」「一方で、クリントン議員が大統領候補にふさわしくないと回答したのは27%。」

 前途多難かも知れませんが、ヒラリー・クリントン女史には頑張って欲しいですね。


山口実



掲題の記事が毎日インタラクティブに掲載されています。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061122k0000m040131000c.html

女性がもっと活躍できる社会を作ることが、日本が生き残る為の主要な命題の一つだと考えます。

その為のシステム作りが緊急且つ不可欠だと思量します。

それにして、世界で79位とは情けないですね。

山口実

掲題の記事が毎日インタラクティブに掲載されています。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061122k0000m040131000c.html

女性がもっと活躍できる社会を作ることが、日本が生き残る為の主要な命題の一つだと考えます。

その為のシステム作りが緊急且つ不可欠だと思量します。

それにして、世界で79位とは情けないですね。

山口実

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sha/20061119/col_____sha_____001.shtml

Chunichi Web Pressに上記の社説が掲載されていました。

「君たちに今、目を凝らし、耳を傾けるいとまがあれば、道ばたや空や海にも、あなたを見守り、あなたとともにあろうと願う無数のいのちが生きています。君たちは、決して一人ではありません。」


私は何度も生と死の間をさまよう体験をして、その度に決して自分が一人でないことを身をもって感じました。
 それからはどんなに厳しい状況でも、「自分は一人ではないから必ず生きて行ける。」と思えるようになりました。「死ぬよりマシ」と思うとどんな苦労も乗り越えることが出来ました。お蔭でたくさんの人々を助けることもできます。
 誰も一人ではないから、ベストを尽くしてしっかり生きて行きましょうね。

山口実


 福岡市長選挙は民主推薦社民支持の吉田宏氏の当選が確実となり、一方沖縄県知事選挙は自民公明」が推す仲井真弘多氏の当選が確実となりました。

 福岡市長選挙選で、市の財政が健全と強調していた山崎氏の当選はあまりに悲しいと思っていたので、吉田氏の当選は順当なところだと思います。前途多難とは思うものの私の投票も死票とならず、ご同慶の至りです。

 しかし、仲井真弘多氏の早々の当選確実は意外に感じます。詳細を分析しなければ分りませんが、沖縄の人々は基地の問題よりも雇用や政府の補助金を選んだのでしょうか。地方の国政とは違う投票行動を期待していたので残念です。ウーン。


山口実