毎日インタラクティブに下記の記事が掲載されています。
「従軍慰安婦問題:安倍発言に批判社説 NYタイムズなど」
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20070307k0000e030022000c.html
この発言がなされた時、日本のマスメディアからは批判が聞こえて来ませんでした。
官からの圧力なのか、それともマスメディアの自己統制なのか、どちらにしても酷く恐ろしい状況だと思いました。
 安倍首相は「従軍慰安婦問題に狭義の強制はなかったが、広義の強制はあった。」と訳の分らない詭弁を弄していましたが、間に業者が入ろうが入るまいが、軍の依頼に代わりはないわけで、それを否定することは国際社会における信用を著しく傷つける愚行だと考えます。
 以前マレーシアの要人が小泉首相の靖国参拝の折に「日本政府はなぜ古傷を裂いて塩を塗るようなことをするのか。」と私に聞きました。私はただ「愚行だ。日本国民の中には反対している人も多い。」と応えました。
 最近「従軍慰安婦は強制ではなかった。」と言う人が結構多くいます。しかし、事実は一つです。河野談話を蒸し返せば今回のような米国の反応になるのは分りきった話でした。それが如何に危険なことか、米国追従の方でも良くわかるはずです。今、米国は民主党が力を増しています。そんな時に負の外交カードを切ることが、如何に国民の利益を害するのかを為政者はもう一度良く考えなければなりません。


山口実

毎日インタラクティブに下記の記事が掲載されています。

「従軍慰安婦問題:『強制性』の定義使い分け、首相板挟み」
自民党の中川昭一政調会長は「河野談話に限らず不磨の大典はない」と言っているそうですが、真実は一つだと思います。時間が経って変わる事はありません。
蒸し返せば、蒸し返すほど恥をかくことになります。過去の間違いを間違いと認めず、詭弁を弄することは日本の孤立を深めると危惧します。

山口実

行ってきました。「誰かがどこかで歌ってる 中村八大とその仲間たち」と銘打たれた、永六輔さん企画総合司会の久留米音楽の祭典。

 今日の北九州でのWifeの生徒さんたちの発表会の仕事は、隆一君が頑張ってくれると言う事で、急遽久留米へ。

 まず、行きの西鉄電車で米国人らしき若者と行き会い話していたら、「ロードアイランドから来た。西新に住んでいる。」と言う。もしやと思い、「僕はS学院の子会社でアドバイザーをしているんだよ。」と言ったら、「僕はS学院大学の学生です。What a coincidence!」と言う。いつもの話ですが、連絡を取り合うことにしました。

 さて、久留米音楽の祭典はチケットを買っていなかったので、開演1時間半前に会場の石橋文化ホールへ行き、当日券を買いました。チケットを手に入れ安心したところで、会場の係りの人に出演者でmy mixiのさがゆきちゃんにメッセージを頼んだら、何んと公演前と言うのに、楽屋に連れて行ってくれました。楽屋ではまず親友のバークリー音楽院の准教授の教え子のMAMIちゃんに会ってビックリ。それから、ゆきちゃんにも会えて思ったよりずっと元気そうなので、安心しました。初対面なのに、十年来の友達のように感じました。Performance前なのでちょっとお話して、今度は坂本スミ子さんの楽屋へ。楽屋の入り口でお知り合いの方と親しく話されているところに出くわし、Lucky! おスミさんも直ぐに会ってくれました。彼女と彼女の親友のホキ・徳田さんと一緒に世を徹して飲んだのはもう27年話、さすがに記憶は定かではなかったですが、直ぐ打ち解けて「ホキさんに会いに行って!」

 とても満足して、まだ時間があったので、近くのピエトロでピザを食べました。

それから会場に行くとまだ開演15分前と言うのに、永さんがサービスで八大さんのピアノ演奏の解説をしてくれていました。

 さあ、開演。まず、おスミさんの「夢で会いましょう」やあ懐かしい!

そしてMAMIちゃんのジャズと言うより、ソウルな2曲。「ルート66」と「明日にかける橋」。(因みにこれはNGO BOADの主題曲)

 そして、さがゆきちゃんとピアニストの渋谷毅さんの演奏。

「黄昏のビギン」は、ちあきなおみさんの歌でwifeも大好きな歌。

「上を向いて歩こう」は、学生時代イスラエル・ヨーロッパのステージで何度も歌った歌。

「雨の遊園地」。題名は知らなかったけれど、中学時代大好きな女の子と良くデュエットしました。

最後は「一人ぼっちの二人」。良い感じ!

ゆきちゃん、可愛いー!「雨の遊園地」は彼女のイメージにぴったりでした。

 この後出てきた女性3人のコントグループ、だるま食堂(永さんに因ると「ダイアナのダ、ルーシーのル、マリリンのマを取ってダルマ。そしていろいろな出し物があるので食堂。」だそうです。)は面白かったです。もう、満場笑いの渦。

さて、雰囲気がガラッと変わって、今度はおスミの番。最近は熊本で幼稚園の園長さんをされているそうです。(遊びに行きますよ!)

「エルクンバンチェロ」(懐かしいラテン・ナンバー)

「アドロ」(ラテンと言うと、27年前に聴いたおスミのアドロと言うくらい大好きな歌。久しぶりに聴いて、泣きました。)

そしてアンコール曲は、おスミがカンヌ音楽祭で主演女優賞を獲得した映画「楢山節考」のテーマ曲「親を眠らす子守唄」をしっとりと。

そして、最後はご存知デューク・エイセス。もう、70歳を越えておられるだろうに、美しい声とハーモニー。

ジェリコの闘い

夢であいましょうメドレー(夢であいましょう~いつもの小道で~こんにちは赤ちゃん~ふるさとのように~帰ろかな~目を閉じて~遠くへ行きたい~おさななじみ~どこかで~歌え!君のうたを)

おさななじみ~その後

女ひとり(大好きな歌です.)

筑波山麓合唱団(歌った後結構苦しそうでした。笑)

Dry Bones

Memory(キャッツのテーマ。素晴らしい歌です。)

会場に来られた方々の平均年齢は多分70歳を越えていたでしょう。若い人々にもこんな良い歌をどんどん聴いて平和で穏やかな気持ちになってほしいと思いました。福岡でも、どこかでプロモート出来たら良いと考えました。吉田市長に直訴してみようかな。

「銃弾百万発、銃器多数を隠匿の男摘発、『トンネル』も」
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200703030021.html
掲題の記事が、CNN.co.jpに掲載されています。
 これは極端な例ですが、米国では市民が平気で武器を持っています。2002年マイケル・ムーア監督のBowling for Columbineがオスカーを受賞し話題になりましたが、銃規制が一向に進みません。この銃社会が、イラクやアフガンで平然と武力を行使する米国政府の政策に影を落としていると言えるでしょう。
 日本も、武器の輸出を解禁したり、平和憲法を放棄したり、歴史認識を誤ったりしているといつこんな銃社会になるやも知れません。
 「すべての武器を楽器に」と喜納昌吉さんが唱えられているように、日本は武装を進めるのではなく、武器の放棄を唱える国でありたいと考えます。


山口実

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20070302/20070302_017.shtml

今日の西日本新聞夕刊に掲題の記事を見付けました。
 以前から女性の社会進出に就いて書いてきましたが、この記事によれば、「下院(日本は衆院)または1院制議会に限れば、女性議員の比率が最も高かったのは前年と同じくルワンダで48・8%。次いでスウェーデン(47・3%)、コスタリカ(38・6%)と続いた。日本は前年の105位から6つ順位を上げ99位(9・4%)、中国は49位(20・3%)、米国は67位(16・3%)だった。」と言うことです。
 日本は189ヵ国中99位、米国も67位ですから、余り好位置にいるとは言えません。日米共にもっともっと女性が政界に進出すれば、戦争や対立がずっと減るのではないでしょうか。


山口実

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070301k0000e040099000c.html

 「遮断機が下りているのに気付き、慌ててブレーキをかけたが止まりきれなかった」トレーラーに普通列車が衝突、脱線して51人が怪我をすると言う信じられないような事故です。トレーラーの運転手は居眠りでもしていたのでしょうか。
 先日のバス事故と言い、運転手が過酷な条件で労働を強いられているのではないかと思われる事故が続いています。安全と過当競争や金儲けは両立しないようです。
 こんな悲惨な事故が起きる中で、負傷者がお互いに助け合ったと言うニュースに救いを感じます。特に高校生たちの助け合いは、他の生徒達の模範となるでしょう。
 事故や天災の時だけでなく、日頃からお互い助け合うことを心がけたいですね。


山口実

 皆さんも気づいておられると思いますが、インターネットでプライスコレクション「若冲と江戸絵画」の100以上の画像を見ることが出来ます。因みに、僕が特に気に入ったのは下記の絵です。まあ、皆さん公開されている全ての絵をチェックしてどれが気に入ったか教えて下さいな。そして、出来れば本物を観に行ってください。 平和な世の中では、こんな素晴らしいArtsが生まれるのですね。

紫陽花双鶏図 伊藤若冲
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060511172337
(何んと綺麗な色)
鳥獣花木図屏風 伊藤若冲
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060511101214
(想像力の世界。何んと、斬新な!)
竹梅双鶴図 伊藤若冲
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060517101504
(鶴が生きていて、飛んで出てきそうです。)
柳に白鷺図屏風 鈴木其一
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060630113018
(シロ君が白鷺になったような、詐欺に会ったような)
十二ヶ月花鳥図 酒井抱一
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060630113022
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060630113023
(右から左へ1月~12月、僕の好きな白鷺は11月。12ヶ月がただただ美しい。)
達磨図 河鍋暁斎
http://f.hatena.ne.jp/jakuchu/20060605085541
(ど迫力の達磨さん、明海和尚もびっくり!)

P.S.ところで、株式会社△□○をインターネットで見つけましたぞ!株式会社ミヨマルというそうな。ちょっと下らないけど、まあ良いか!
http://nttbj.itp.ne.jp/0828483400/index.html


若冲と江戸絵画

九州国立博物館

楠木
行って来ましたぞ。大宰府天満宮の九州国立博物館。しかも、若葉マークのWifeの運転で。(笑)
 素晴らしい絵画を観ることが出来て、とても感動しました。近県にお住みの皆さんは是非お出かけ下さい。3月11日まで開催されています。 
 http://www.jakuchu.jp/message/index.html
 「江戸の先端、今も先端。」と副題がついている通り、若冲の「紫陽花双鶏図」や「鳥獣花木づ屏風」の色使いや想像力は、正に先端を走っていると思います。
 僕は、若冲の「竹梅双鶴図」も好きだし、鈴木其一の「柳に白鷺図屏風」、その師酒井泡一の「十二ヶ月花鳥図」も素晴らしく感動しました。
 一方で、ジョー・プライスの慧眼もさることながら、これらの素晴らしい絵画が海外に流出していることを大変残念に思いました。

 ところで、Wifeの運転もかなり上手くなって、安心して乗っていられたので、僕は余裕のよっちゃん。往路で株式会社△□○(どう読むのだろう)の車や乙金病院(ちょっとおっかねぇ)。
 今回は博物館に裏口から入りました。お蔭で梅の木と楠木に迎えて貰いました。

山口実

CNN.co.jpに掲題の記事が掲載されています。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200702260004.html

凛子ちゃんも「硫黄島からの手紙」も惜しかったですが、

マーチン・スコセッシ監督がオスカー初受賞とは驚きました。

それから「クィーン」のヘレン・ミレンが賭け屋の予想通り

主演女優賞、フォレスト・ウィテカーが主演男優賞('88年

「バード」でカンヌ映画祭最優秀男優賞)、いぶし銀の

ような二人が主演女優・男優賞と言うのも何かとても

嬉しいですね。


山口実

毎日インタラクテイブに「余録:クラスター爆弾」と言う記事が掲載されています。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070225k0000m070100000c.html
 「爆弾をつくるのは神ではなく人間なのだから、人間が製造・使用を禁じればいい。その簡単なことが難しいのは、安く効率的な殺傷兵器が良い兵器という発想の非人道性に鈍感だからだろう。」
 一方で、チェイニー米国副大統領はオーストラリアで「イランのような国が核保有国になるのは重大な誤りだ」として、軍事行動も含めて「あらゆる選択肢を引き続き検討している」と言う。
http://www.asahi.com/international/update/0224/022.html
 暴力を排除するのに、暴力を使うということが間違っているのはパレスチナやアフガンやイラクを見れば明らかなことです。核兵器も、クラスター爆弾も、劣化ウラン弾もまず米国自らが廃止に動くべきでしょう。そうでなければ、説得力はありません。
 多分イスラム諸国の多くの人々が、米国のような国が核兵器やクラスター爆弾や劣化ウラン弾を保有するのは重大な誤りだ」と考えているのではないでしょうか


山口実